企業・産業を横断し全体最適を実現する「技術共創室」を新設
株式会社グリッド(本社:東京都港区、代表取締役社長:曽我部 完、以下「グリッド」)は、多産業の知を横断・集約しAIと最適化技術を核に、社会実装を加速する組織「技術共創室」を新設しました。技術共創室は、単一企業・単一部門の「部分最適」にとどまらず、産業や企業の境界を越えて「全体最適」を追求し、未来の社会システムをともにデザインします。

■背景
国内需要の減少が進む中、産業競争力を高めるには企業や業界の枠を越えた連携が不可欠です。例えば、物流や製造分野では、複数社による共同配送や巨大設備の共同運営など、同一業界内で企業同士が手を取り合う動きが加速しています。さらに、この連携は産業の壁も越え始めています。例えば自動車と電力の融合です。EVを「電気を貯め、移動させる装置」と捉え直すことで、業界を横断した柔軟な最適化が可能になります。 このように、最適化の領域は「業界内の企業間」から「異業種間」へと拡大しています。従来の単独最適から脱却し、組織や産業をまたいで共に全体をデザインする「共創」の実装こそが、これからの社会に新たな価値を生み出します。
■概要
技術共創室は、産業横断で次世代の社会基盤を構築する先端組織です。グリッドの核心である「意思決定の最適化」を、個社内から複数の企業・産業間へと拡張し、組織の枠を越えた「全体最適」を実現します。 さらに、AIによる経営判断とロボティクス等の現場運用を統合し、あらゆる産業での社会実装を推進します。一見異なる業界の課題も「数理モデル」という共通言語で結び付け、既存の枠組みにない解決策を創出。「個別の課題解決」を超え、企業や産業を有機的に繋ぎ、社会全体の競争力を底上げします。
◼︎責任者コメントCTO /技術共創室室長 梅田 龍介
日本には世界屈指の技術と人材があるのに、非効率な社会構造ゆえにその可能性が活かされきっていません。インフラは全産業を支える『土台』です。ここを最適化し、コスト低減や効率化を実現すれば、その上に立つ全ての産業が活気づきます。私たちはインフラの変革を通じて日本の産業全体を元気にし、経済と人材が共に豊かになる好循環を、この国に取り戻します。
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