製造業の競争力向上につながる流通体験を実現 オープンSCMソリューション「skylaa」提供開始

〜ERP・OMS・WMSデータを短期間で統合し、計画から物流実行までを一気通貫で最適化〜

Geek+

株式会社ギークプラス(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:加藤 大和、以下「ギークプラス」)は、製造業の競争力向上につながる流通体験を実現する、オープンSCMソリューション「skylaa」の提供を開始しました。ERP※1・OMS※2・WMS※3など社内に点在するシステムのデータを短期間で統合し、AIが需要予測から配送計画、物流実行までを一気通貫で最適化します。製造業ならではの複雑化した流通の非効率や課題点を「見える化」し、データに基づいた精緻な需給計画をもとに、在庫ロスや輸送コストの圧縮を通じて競争力向上を推進します。

※1 Enterprise Resources Planning:基幹システム

※2 Order management system:複数の販売チャネルの在庫状況を一元的に把握・調整するシステム

※3 Warehouse Management System:物流倉庫内の出入庫管理や在庫管理の機能を搭載した倉庫管理システム

■オープンSCMソリューション「skylaa」の特徴

「skylaa」は、複雑化する製造業の流通を効率化するオープンSCMソリューションです。企業の事業戦略と物流現場の実行をつなぐ、流通上の計画業務を包括的に支援します。ERP・OMS・WMSなど社内に点在するシステムのデータを短期間で統合・一元管理し、勘と経験に頼らないデータドリブンな計画業務支援と、AIが需要予測から配送計画、物流現場への指示出しまでを一気通貫で最適化します。これにより需給のミスマッチを解消し、在庫ロスや輸送コストを削減するとともに、競争力向上にも貢献します。

<「skylaa」の主な機能>

1. 需給バランスのシミュレーション

需要予測、現在の在庫、リードタイムなどの要素を統合し、将来の特定の期間(例:週単位)における在庫の推移や需給バランスをシミュレーションします。これにより、潜在的な欠品リスクや過剰在庫を早期に特定し、戦略的な意思決定を支援します。

2. 最適な発注量の自動計算

複数の商品(SKU)の発注を、サプライヤー側の様々な制約条件(MOQ、納品先、リードタイムなど)を考慮し、最適な発注量を生成する機能です。

3. ダッシュボード

流通におけるパフォーマンスをリアルタイムで可視化し、データに基づいた迅速な意思決定を支援するための強力なツールです。出荷数の推移や、上位回転率SKU※4リストなど現在の状況を一元的に表示することで、課題を特定し、改善の機会を見出すことを可能にします。

※4 Stock keeping Unit:在庫管理における最小の管理単位

オープンSCMソリューション「skylaa」の詳細はこちら:

https://service.geekplus.jp/service/skylaa

■オープンSCMソリューション「skylaa」開発の背景

ギークプラスはこれまで、自動搬送ロボットやフルフィルメントを通じて物流現場の実行力を支えてきました。しかし流通全体を俯瞰すると、経営側が掲げる事業戦略を現場実行へとつなぐ計画段階の複雑さに大きなボトルネックがあると感じてきました。「何を」「どれくらい」「どこに流通させるのか」といった意思決定に必要なデータは業務フローごとに最適化されており、相互の連携が取れていないため全体最適が現実的には難しい実態があります。その結果、一定勘と経験に頼った計画にとどまり、結果的に実行段階では大きな乖離が生じています。

例えば、製造業が成長戦略を描く際、多くはSKUや販売チャネルの拡大を目指します。事業戦略上は売上成長が見込まれる一方で、SKU×販売チャネル×倉庫などの組み合わせにより流通オペレーションはより一層複雑化します。その結果、ECはEC、卸は卸、店舗直販は店舗といった業務フロー単位で流通が部分最適化してしまいます。横断的にデータとして可視化する場合、多くの企業は人力でのデータ繋ぎ込みや属人的判断に依存せざるを得ず、発注・補充・引当といった計画業務の難易度は高まっています。仮に流通を横断したデータ基盤とシステムを構築する場合、高額な投資が必要となり、多くの企業が改善に踏み出せずにいるのが実情です。

そこで当社は、この課題を解決するため、ERP・OMS・WMSといった既存システムを置き換えることなく、低コストかつ短期間で各業務データを統合できるオープンSCMソリューション「skylaa」を開発しました。本プロダクトは、実データに基づく計画業務から現場への指示出しまでを一気通貫で支援し、柔軟かつリアルタイムな流通体験を実現します。

■ギークプラスについて

ギークプラスは2017年に創業。深刻化する人手不足と急拡大する物流需要の解決を図るため、自動化ロボット販売事業、ソフトウェア事業、フルフィルメント事業を展開しており、ハードウェアであるロボットとソフトウェアを組み合わせた次世代ロボティクス技術を活用し、新たな物流スタンダードの共創を目指しています。複数拠点間のデータ連携を可能にするソフトウェアを活かした、自動化ロボットのパフォーマンスを最大化するオペレーション構築を強みにしており、日本国内におけるロボット販売実績は4,000台強で業界トップクラスを誇ります。フルフィルメント事業においては、相模原と常総にLaaSセンターを開設し、最新の自動化ロボットを活用したフルフィルメントサービスを従量課金制で提供しています。

会社名:株式会社ギークプラス

所在地:東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー26F

代表者:代表取締役CEO 加藤大和

事業内容:自動搬送ロボット(EVE)の販売・導入・保守サービス、

     物流関連のシステムソリューション提供

ウェブサイト:https://www.geekplus.jp/?lan=JP

<サービス導入に関するお問い合わせ先>

電話番号:03-5422-1422

メールアドレス:info@geekplus.jp

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
物流・倉庫・貨物
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ギークプラス

4フォロワー

RSS
URL
https://www.geekplus.jp/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー26F
電話番号
03-5422-1420
代表者名
加藤 大和
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年08月