シリーズC累計19億円の資金調達を完了
NIPCs 第Ⅲ相臨床試験に向けた開発体制強化と国際展開を加速
世界に先駆けて、臍帯由来間葉系間質細胞(以下「UC-MSCs」)の再生医療等製品としての実用化と普及を目指すヒューマンライフコード株式会社(代表取締役社長:原田 雅充、所在地:東京都中央区、以下「当社」)は、「FUNDINNO PLUS+」での第二次募集と事業会社からの追加出資を経て、シリーズCラウンドの累計調達額が19億円となり、本ラウンドのクロージングを完了いたしました。
■シリーズCラウンド概要(全体サマリー)
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シリーズC累計調達額:約19億円
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引受先:
- ロート製薬株式会社(大阪府大阪市)
- 株式会社エスアールディホールディングス(東京都中央区)
- CafeGroup株式会社(東京都渋谷区)
- 日光ケミカルズ株式会社(東京都中央区)
- 当社経営陣
- FUNDINNO PLUS+特定投資家125名
- 他、事業会社、個人投資家
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主な資金使途:
- 造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症(NIPCs)を対象とした第Ⅲ相臨床試験の準備
- UC-MSCsマスターセル製造体制の強靭化
- UC-MSCsのグローバル製造供給体制(エコシステム)構築の推進
■代表取締役社長 原田 雅充 コメント
「今回のご出資は、当社のビジョンと経営への共感に加え、UC-MSCsが“持続可能な細胞治療の医療実装”に向けて着実に前進していることへの評価だと受け止めています。社会に実質的な価値をもたらすための重要な資金を託していただいたことに、心より感謝申し上げます。当社は、パイプラインの筆頭である造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症(NIPCs)を対象とした第Ⅲ相臨床試験の開始に向け、その実施体制を着実に固めてまいります。この基盤のもと、日米を軸とする“細胞治療のグローバルエコシステム”の構築をさらに加速し、世界中の患者さんに新たな選択肢を届けてまいります。」
当社は今後も、UC-MSCsが持つ可能性を確かな医療として社会に届けるため、研究開発から製造、事業化に至るまでの体制を一層強化してまいります。国内外のパートナーと連携しながら、細胞治療がより身近で持続可能な選択肢となる未来を実現すべく、引き続き取り組みを進めてまいります。
■ヒューマンライフコードについて (https://humanlifecord.com/)
ヒューマンライフコード株式会社は、国産かつ備蓄可能な臍帯(へその緒)(“コード”)からの細胞製品を製造・開発し、現在でも確立した治療のない難病患者さんの生きる希望へつなげ(“コード”)、その先には健康寿命延伸につながる病気の重症化予防を目的とする未来の医療へとつなげる(“コード”)ことで、誰もが心豊かな生活を実現できる社会(“ヒューマンライフ”)を創り出すことをビジョンとしています。2019年「第1回東京ベンチャー企業選手権大会」最優秀賞&東京都知事賞受賞。東京都主催「スタートアップ・エコシステム東京コンソーシアム」が運営する「ディープ・エコシステム」の支援対象企業に選定。2023年内閣府主催「第5回日本オープンイノベーション大賞」厚生労働大臣賞受賞。2023年経済産業省によるスタートアップ支援プログラム「J-Startup」選定企業。2024年東京商工会議所主催「勇気ある経営大賞」スタートアップ部門大賞受賞。
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