NFTデジタルメディアプロトコルVWBL、XRP Ledgerに対応開始
合同会社暗号屋(本社:福岡県福岡市、代表:紫竹佑騎)が開発するデジタルメディアプロトコル・VWBL Protocol(以下:VWBL)は、XRP Ledger(以下:XRPL)へのインテグレートを完了し、XRPL上でのサービス提供を開始しました。XRPL上でのNFTエコシステムの発展とユースケースの創出に貢献します。
NFTデジタルメディアプロトコル「VWBL(ビュアブル)」は、XRPLへのインテグレートを完了し、XRPL対応のSDKをリリースしました。これにより、XRPL上のサービスは、SDKを組み込むことで、NFTを通じてコンテンツの所有者だけが閲覧できるVWBLのアクセスコントロール機能を利用できるようになります。XRPLは、Rippleのエンタープライズブロックチェーンおよびクリプトソリューションの基盤として活用され、近年ではサプライチェーンファイナンス、NFT、DeFiなど、さまざまなユースケースに利用されています。VWBLのXRPL対応により、デジタルコンテンツ流通のさらなる発展を目指し、革新的なエコシステムの構築に取り組んでいきます。
▼XRPL対応のSDKに関しては、以下よりアクセスできます:
GitHub: https://github.com/VWBL/VWBL-SDK/tree/master/packages/xrpl
ドキュメント: https://docs.vwbl-protocol.org/sdk/sdk_8.html
VWBLは今年5月にXRPL Grants Wave 7に日本法人で初めて選出されました。この選出により、XRPL上のプロジェクトをさらに推進し、コミュニティとの連携を強化してまいります。XRPLのエコシステムの中で、NFTやデジタルコンテンツの新たな活用方法を探求し、グローバルな市場での成長を目指します。
XRPLでの取り組み
VWBLがXRPLに対応したことにより、NFTマーケットプレイスでの販売コンテンツの多様化やクリエイターやパブリッシャーがより多くの選択肢を持つことが可能になります。さらに、センシティブな個人情報をユーザーが自己主権的に管理できるDID(分散型ID)の領域でもユースケースが拡大することが期待されています。VWBLは、この分野でもXRPLの技術を活用し、新たなユースケースの開拓に寄与します。
VWBLは現在EVM系のサイドチェーンとXRPLに対応しています。今後もさまざまなチェーンとの連携を進め、より多くのブロックチェーンエコシステムでのデジタルコンテンツ流通を実現し、クリエイターやユーザーに新たな価値を提供してまいります。
VWBL(ビュアブル)Protocolについて
VWBL(ビュアブル)はweb3市場でデジタルコンテンツ流通を行えるNFTデジタルメディアプロトコルです。
従来、NFTは所有者以外もメタデータに紐づいたコンテンツを閲覧することが可能でしたが、VWBLは分散型鍵管理技術により、分散型アクセスコントロールを行うことで、NFTの所有者のみが暗号化されたコンテンツを復号し閲覧できる機能を実装しています。これによってコンテンツ事業者がweb3上でCDやDVDなどのメディアと同じようにNFTをメディアとして利用したデジタルコンテンツ流通を実現することが可能になります。
これによりコンテンツ事業者はプラットフォーム手数料削減や二次流通からの収益化など、デジタルコンテンツの価値を向上させることでクリエイターやパブリッシャーのビジネスを加速させることができます。
また、VWBLは手紙を封筒に入れて情報を保護するように、デジタルコンテンツに限らずweb3上で医療や教育など様々な分野の個人データを管理することができるインフラとしても活用できます。
関連プレスリリース:日本法人初!暗号屋によるVWBL ProtocolがXRPL Grants Wave 7に選出
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000062107.html
■合同会社暗号屋について
暗号屋は福岡と東京をベースに、ブロックチェーン技術が拓く、新しい経済活動を産み出し社会実装する為に創られた技術組織です。当社はブロックチェーン技術が普及する事による「あたらしいインターネット時代」の到来に熱狂し、様々な問題解決を行うことに注力しています。ブロックチェーンのメリットを最大限活用したプロダクトを創るにはその思想の理解と幅広い技術選定の知識が必要不可欠です。当社はその課題に対して仮説を立て、実験を行いながら新しい価値の創造に取り組んでいます。
【会社概要】
会社名:合同会社暗号屋
所在地:福岡県福岡市中央区
代表者:紫竹佑騎
設立:2019年2月
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