オペラ「無人島」が関西初演決定!10月23日(日)ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団定期演奏会において、音楽×芝居×映像が織りなすコンサート・オペラスタイルで公演
今回の定期演奏会で取り上げる演目は、関西初演となるハイドンのオペラ「無人島」。音楽・お芝居・映像を織り交ぜた新しいスタイルのコンサート・オペラとして皆様にお届けすることになりました。
本作は本学出身の演出家である井原広樹氏の独創性のある演出と、様々な舞台で活躍する本学卒業生で固めたハイレベルなキャスト陣、国内で最も多くオペラ指揮をこなす一人である正指揮者・牧村邦彦氏が率いるザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団による華やかな演奏が見どころ。さらに、映像作家の久保田テツ氏による斬新な映像演出が音楽的に優れながらも上演機会に恵まれないこの作品に新たな彩を添えます。
昨今のコロナ禍において、一単科大学がプロフェッショナルなオペラ公演を主催することは経済的にも条件的にも極めて厳しい状況にありますが、過去30数年にわたるオペラ活動の火を灯し続けるため、昨年に続きセミステージ形式で上演することを決定しました。真実の愛と喪失を描き、人との繋がりの温かさをあらためて伝える「無人島」、ぜひこの機会にご鑑賞ください。
■「無人島」あらすじ
ここは絶海の孤島。姉のコスタンツァは夫ジェルナンドに捨てられた絶望を岩に刻み、妹のシルヴィアは島の動物や自然を愛し天真爛漫に生きていた。そこへ、夫ジェルナンドが友人エンリーコを共にやってくる。かつてこの島に新婚旅行で立ち寄った際、妻と離れた隙に海賊に捕らわれたジェルナンドだったが、ついに自由の身となり、13年ぶりにコスタンツァを捜しに戻ってきたのだった。果たして、コスタンツァにジェルナンドの思いは届くのか。共に生き、共に命を全うするために…真の愛の力の物語。
【公演概要】
ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 第61回定期演奏会
Concert’Opera「無人島」
※原語(イタリア語)上演・字幕付
■日時
2022年10月23日(日)13時15分(開場)14時00分(開演)
■場所
大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス
■出演
指揮:牧村邦彦
演出:井原広樹
演奏:ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団
コスタンツァ:大賀真理子
シルヴィア:内藤里美
ジェルナンド:中川正崇
エンリーコ:西村圭市
■料金
一般:4,000円(税込)
高校生以下:無料
▼チケット購入ページはこちら(定員に達し次第、申込受付終了)
https://www.daion.ac.jp/concert-news/180340/
※やむを得ない事情により、曲目・出演者・開演時間・開催日を変更することがあります。
※この演奏会では、未就学児のご入場をお断りいたしております。
【ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団について】
1988年4月「大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス」の専属管弦楽団として設立、ザ・カレッジ・オペラハウス主催オペラ公演の管弦楽を担当。発足当初より学生の研究、学習サポートも行う。第20回音楽クリティック・クラブ賞、第6回・第22回三菱UFJ信託音楽賞、3度の文化庁芸術祭大賞のほか、2015年創立100周年記念オペラ公演、G.ヴェルディ《ファルスタッフ》の公演では文化庁芸術祭優秀賞も受賞。名誉指揮者に飯森範親、山下一史、チャン・ユンスン、正指揮者に牧村邦彦を擁する。公益社団法人日本オーケストラ連盟準会員。
【大阪音楽大学について】
2015年に創立100年を迎えた関西唯一の音楽単科大学。「音楽で、はたらこう。」「ちから強く生きる音楽人を、ここから。」をスローガンに、従来のクラシック音楽家育成にとどまらない、クリエイターやプロデューサーの輩出を掲げた新専攻も次々と設置。大学16専攻・短大12コースを擁する音楽の総合大学として、いち早く時代のニーズに応えている。
【関連URL】
本学公式サイト
https://www.daion.ac.jp/
【本リリースに関するお問合せ】
大阪音楽大学 広報統括事務室
TEL:06-6334-2904(不在の場合はメールでご連絡ください。折り返しお電話いたします)
e-mail:koho@daion.ac.jp
すべての画像