株式会社日本ピーエス、空間DXツール「Tours」を橋梁工事現場の補助説明ツールとして活用

採用活動で導入したバーチャルツアーを施工現場へ展開。福井県小浜市で、世代を問わず“建設の仕事”に触れる場をつくる

株式会社Tours

株式会社Tours(本社:東京都渋谷区、代表取締役:濵田 祐輔、以下:当社)は、プレストレストコンクリート(PC)橋梁を手がける株式会社日本ピーエス(本社:福井県敦賀市、代表取締役社長:有馬 浩史、以下:日本ピーエス)が、これまで採用活動で活用してきた空間DXツール「Tours」の対象を工事現場へと広げ、2026年7月26日に福井県小浜市で開催されたイベント「おばま探究フェス」において、現場見学バスツアーの案内および補助説明ツールとして活用したことをお知らせします。

日本ピーエスのToursは、以下よりご覧いただけます。

■小浜・西津橋Tours

https://tour.vachanavi.net/tour-b263600d22b44db09c1bb6acda4193d4

■日本ピーエス本社Tours

https://nipponps.co.jp/recruitment/about/office/

導入の背景:建設現場は、身近にありながら「中を見られない」場所

私たちの生活を支える橋やインフラは、日常的に目にしているにもかかわらず、それがどのようにつくられているかを知る機会はほとんどありません。施工中の現場は安全管理上、一般の方が自由に立ち入ることができず、高所や立入制限区域、そして完成後には構造の内側に隠れてしまう部分も少なくありません。

一方で建設業界では、技能労働者の高齢化と担い手不足が長期的な課題となっています。その一因として指摘されるのが、進路や仕事を考える段階で、この業界の実際の姿に触れる機会がほとんどないことです。見る機会がなければ、関心を持つことも、選択肢に入れることもできません。地域社会に対しても同様に、工事の必要性や技術の価値が伝わる接点は限られているのが実情です。

1952年の創業以来、PC技術によって全国の橋梁を手がけてきた日本ピーエスは、こうした課題に対し、まず本社のToursを制作し、採用活動に活用してきました。求職者に「どのような会社で、どのような人たちと働くのか」を、距離の制約なく伝えるための取組みです。

今回はその対象を、同社が実際に「つくっている場所」である工事現場そのものへと広げました。制作した施工現場のToursは、2026年7月26日に開催された「おばま探究フェス」で初めて活用されています。

活用:バスツアーの「前」と「後」を支える

「おばま探究フェス」は、福井テレビジョン放送株式会社が主催する、地域の子どもたちが“探究”をテーマに学ぶイベントです。日本ピーエスは同イベントに協賛し、「小浜・西津橋工事現場バスツアー」を企画。実際の工事現場を見学するプログラムを実施しました。

「Tours」は、このバスツアーを軸に、大きく3つの場面で活用されました。

① ブース来場者への入口として

年配の来場者にはタブレットを用いてモニター越しに案内し、それ以外の層にはQRコードから各自のスマートフォンで自由に操作いただく形をとりました。1つのコンテンツを操作の得手不得手に応じて使い分けることで、幅広い年齢層への接点となりました。

② バスツアーへの誘導ツールとして

現場見学に参加するかどうかを判断する段階で、「これからどこへ行き、何を見るのか」を事前に体感いただく導線として機能しました。

③ バスツアー後の補助説明ツールとして

現場では安全上・構造上お見せしにくい箇所を、バスツアー後にTours上で改めて確認いただくことで、見学体験の理解を補う役割を果たしました。

当社がこれまで想定してきた「Tours」の主用途は、採用活動における“職場の可視化”でした。今回の活用は「現地に行く前の情報提供」だけでなく、「現地で見たものの理解を補う」ツールとしても機能することを示すものであり、当社にとっても新たな発見となりました。

反響:現場から、発注者から、そして採用担当から

イベント当日および実施後、日本ピーエス社内外から次のような反響が寄せられました。

- 発注者様である福井県小浜土木事務所より、参加者へ分かりやすくバーチャルを活用して工法を伝える取組みに対する高い評価をいただいた

- 現場所長より「当該現場が完了するまでコンテンツを残しておいてほしい」との要望が挙がった

- イベントの社内共有を機に、支店の採用担当者から「現場のコンテンツも採用活動に活用したい」との声が上がった

とりわけ示唆的なのは、採用のために始まった可視化の取組みが施工現場へ広がり、その現場コンテンツが再び採用の現場から求められるという循環が生まれている点です。本社という「会社の姿」と、施工現場という「仕事の姿」。その両方が揃うことで、伝えられる範囲は大きく広がります。

空間を一度データ化しておけば、地域広報にも、現場説明にも、採用にも使える。今回の取組みは、空間そのものを資産として蓄積していく空間DXの特性を示す一例だと当社は捉えています。

今後の展望

日本ピーエスでは今後、本社と工事現場のToursを両輪として、採用活動に加え、他の工事現場や地域イベントへの展開についても検討を進めていきます。

当社は、日本ピーエスとともに、建設・インフラという「見えにくいがゆえに伝わりにくい」領域において、空間DXがどのような役割を果たせるかを引き続き模索してまいります。働く場所も、つくっている場所も、そのまま地域と次の世代へ届けるために。

株式会社Toursについて

社名:株式会社Tours

設⽴:2021年1⽉

代表者:代表取締役 CEO 濵田 祐輔

所在地:東京都渋谷区渋谷2-7-12 磯野青山ビル 4F

URL:https://tours360.jp/

サービスについて

Toursは、「行かなくても感じられる」新しい選考を届ける空間DXツールです。コロナ以降、面接も説明会もオンラインが当たり前になり、「会社のリアルな雰囲気がわからないまま内定を受けた」「入社後にギャップを感じた」という声が急増しています。

私たちはこの状況を、「採用における情報格差」だと捉えました。時間や距離の制約を乗り越えて、「雰囲気」や「空気感」といった非言語の情報をオンラインでも伝えることができれば、企業と求職者の間にもっと納得感のある出会いが生まれるはずだと信じています。Toursでは、360度パノラマとインタラクティブUIを活用し、実際にその場にいるかのような「没入感のある採用体験」を提供します。

単なるVRコンテンツではなく、企業文化や働く人の魅力が「感じられる」ことを重視した機能設計が特徴です。「見たからこそ、行きたくなる」「感じたからこそ、選びたくなる」。そんな体験を、もっと多くの人に届けたい。

Toursは、時間と距離にとらわれない自由な仕事探しを実現し、すべての人が「納得して選ぶ」一歩を踏み出せる社会をつくっていきます。

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会社概要

株式会社Tours

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URL
https://www.dinamica.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目7−12 磯野青山ビル4階
電話番号
-
代表者名
濱田祐輔
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2021年01月