ロイヤルエンフィールド、EICMA 2025において伝統と革新を融合させたエキサイティングな新ラインナップで、ピュア・モーターサイクリングの125周年を祝う。

2025年11月4日イタリア・ミラノ:
世界でもっとも長い歴史を持つ、現存するモーターサイクルブランドであるロイヤルエンフィールドは、その輝かしい歴史の中で、ピュアモーターサイクリングの125周年を祝うにあたり、新たな節目を迎えました。イタリアで開催されているEICMAミラノモーターサイクルショーの出展では、この記念すべき年を祝いながら、ブランドの功績や足跡を振り返り、伝説的な過去と躍動する現在、そして未来を結びつける展示を行います。
1901年以来、ロイヤルエンフィールドは、インド・チェンナイから英国ロンドンへ、アマゾンの密林からヒマラヤの峠道に至るまで、世界中でモーターサイクル文化を生み出し、育み、そして形づくってきました。
このEICMA、そして同月にインド・ゴアで開催するイベント/Motoverse2025(モトバース)を皮切りに、ロイヤルエンフィールドは1年を通じて記念イベントを展開し、ブランドにとって新たな章の幕開けを告げます。
ロイヤルエンフィールドの親会社である、インドのトラック大手 Eicher Motors Limited(アイシャーモーターズ‧リミテッド)のマネージング・ディレクター兼CEOであるSiddhartha Lal(シッダールタ・ラル)は、EICMAの会場で次のように述べています。
「125年間、ロイヤルエンフィールドは信頼性とクラフトマンシップ、そしてピュアモーターサイクリングの象徴であり続けてきました。美しく、モーターサイクルらしい製品をつくるというシンプルな追求から始まった私たちの歩みは、いまや“探求”“コミュニティ”“自己表現”を称える世界的なカルチャーへと発展しました。この驚くべき節目は、私たちのレガシーを振り返るだけでなく、未来に向けた明確なビジョンと確信をもって進むことを意味します。今年のEICMAではロイヤルエンフィールドが掲げる、時代を超えたデザイン、優れたエンジニアリング、そしてモーターサイクルの可能性を再定義するという革新的な取り組みを余すことなく紹介しています。Electric Himalayan Testbed(エレクトリック・ヒマラヤ・テストベッド)とFlying Flea city+ concept(フライングフリー・シティプラス・コンセプト)は、この進化を象徴するモデルであり、私たちの伝統を未来志向のアイデアと融合させたものです。次の125年を見据え、私たちの使命は変わりません。魂を持つモーターサイクルをつくり、ピュアモーターサイクリングを世界中のライダーに届け続けることです」
EICMAでこの物語を具現化するため、ロイヤルエンフィールドは数多くの新型バイクを発表し、間もなく発売を予定するモデルやプラットフォームを一部公開するとともに、世界中の各コミュニティで人気のモデルの数々と、その特別仕様車を披露しました。
続いて、Eicher Motors Limitedのマネージング・ディレクターであり、ロイヤルエンフィールドのCEOのB Govindarajan(B・ゴビンダラヤン)はこう語ります。
「EICMA 2025は、ロイヤルエンフィールド125年の歴史を称える場であると同時に、私たちの進化を示す舞台でもあります。ここで発表するモーターサイクルの数々は、時代を超越したデザイン、本質を見据えた革新、ピュアモーターサイクリングの精神という我々が掲げるブランド哲学への、私たちの揺るぎないコミットメントを体現しています。私たちは、伝統と現代の革新を融合させたCLASSIC 650 125周年記念スペシャルエディションを発表します。またすぐれたアドベンチャー性能を備えたHIMALAYAN Mana Black Edition、世代を超えて愛されてきたアイコンに新たな命を吹き込むBULLET 650も同時に発表します。さらに電動化の未来を見据え、FLYING FLEA FF.S6を新たにラインナップにくわえ、2026年の発売に向けて準備を進めています。今後もロイヤルエンフィールドのDNAを継承しつつ、正統と革新、そしてピュアモーターサイクリングの体験を世界中のライダーに提供し続けます。」
新たに発表したラインナップの中心を飾るのは、威厳に満ちた新型「BULLET 650(ブリット・ロクゴーマル)です。BULLET は長きにわたりブランドの鼓動そのものであり、世代を超えてライダーや愛好家たちに受け継がれる宝物のような存在です。過去90年以上にわたり、ロイヤルエンフィールドは世界でもっとも長く生産が続くモーターサイクルの血統を磨き続けてきました。そして2025年、BULLETはその歴史の中でもっとも力強い進化を遂げます。それが「BULLET 650」であり、伝統を極めた一台です。
また「CLASSIC 650」の特別仕様車も発表しました。これはロイヤルエンフィールド創業125周年を記念して特別にデザインしたモデルであり、CLASSICシリーズが持つ伝統的なシルエットとモダンな美学を融合。伝統と革新のバランスというロイヤルエンフィールドの理念を体現しています。
さらに、人気のアドベンチャーモデル HIMALAYANの新バージョンとして、HIMALAYAN Mana Black Edition が登場しました。このモデルは、世界でも屈指の過酷な高地ルートとして知られるMana Pass(マナ・パス)からインスピレーションを得て、HIMALAYANの持つ無骨でストイックなキャラクターをより一層際立たせています。
また、SHOTGUN 650 × Rough Crafts のコラボレーションモデルも初披露しました。これはカスタムバイクからインスピレーションを得た特別限定モデルで、ロイヤルエンフィールドのネオレトロなデザイン哲学と、台湾のカスタムファクトリーであるRough Crafts (ラフクラフツ)の独自の美学を融合させた唯一無二の一台です。個性、クラフトマンシップ、そして創造性という、カスタムモーターサイクル文化を象徴するスピリットを称えています。

さらに EICMA では、FLYING FLEAのスクランブラースタイル 新型EVモデル「FF.S6」もデビューしました。都市での冒険を楽しむために開発した FF.S6 は、モダンさ、多用途性、そして機動力の新たな基準を打ち立てる、EVカテゴリーにおける次世代モデルです。
BULLET 650 – OLD SCHOOL FOREVER!

1932年以来、BULLET(ブリット)は耐久性と信頼性の象徴であり、常にその魂を失うことなく進化を重ねてきました。2025年、その伝説は、世界的に高い評価を受ける排気量650cc 並列2気筒エンジンを搭載することで、かつてないほどの力強さと個性を備え、新たな章を刻みます。
93年もの間、BULLETは「飾らない本物のモーターサイクリング」の象徴として、世代や国境を越え、ライダーたちを結びつけてきました。それはまるで心臓の鼓動のように、時代を超えて脈打ち続けています。あらたに誕生したBULLET 650は、世の中がめまぐるしく変化するなかでも決してそのルーツを忘れたことはありません。シンプルで美しいライン、そして豊かな伝統を受け継ぐディテール。すべてがこのモーターサイクルの本質です。
2025年、BULLETはそのもっとも力強い姿として蘇ります。高性能な排気量650cc並列2気筒エンジン、スチール製チューブラー・スパインフレーム、手描きのピンストライプ、象徴的なタイガーランプ、ヴィンテージ調の3Dウイングバッジ、そして堂々たるライディングポジション。そのすべてが、世代を超えて愛されてきた伝説のDNAを継承しています。エンジンは滑らかな加速と力強さを両立し、6速ギアボックスとスリッパークラッチにより、リラックスしたクルージングからスポーティな走りまで自在にこなします。
そのフォルムと性能が完璧に調和し、真の“オールドスクール”モーターサイクルとしての存在感を放っています。
CLASSIC 650 125周年記念スペシャルエディション

1901年に誕生した最初のロイヤルエンフィールドから続く125年の系譜を祝し、ブランドの象徴ともいえるCLASSICシリーズに特別モデルが登場します。
ティアドロップタンクとヘッドライトナセルという、約1世紀にわたってロイヤルエンフィールドのモーターサイクルのデザインを定義してきたフォルムを受け継ぎながら、ブランドとCLASSICシリーズ双方の遺産に敬意を表したデザインを採用しました。
タンクには金のエンブレム「125 YEARS」をあしらい、クラシックレッドの上にハイパーシフト塗装を施しました。この塗装は光の角度によって赤から金、明から暗へと流れるように変化し、見る角度によって印象が変わるダイナミックな仕上がりとなっています。
このカレイドスコープのような独特な塗装は、ロイヤルエンフィールドが持つ「伝統と進化の融合」を象徴する美しい表現です。
HIMALAYAN MANA BLACK

世界的に高く評価されているアドベンチャーモデル「HIMALAYAN」に、力強く精悍な新仕様Mana Black Edition(マナ・ブラック・エディション)が登場。世界で最も過酷な高地ルートのひとつMana Pass(マナ峠)」をインスパイアし、その名を冠しました。深みのあるステルスブラック仕上げとマットディテールを特徴とするデザインは、ミニマリズムと実用性、そして冒険そのものを表現しました。
この特別仕様の特徴は、純正アクセサリーを標準装備していることです。ブラックラリーハンドガード、グリップ性と快適性を高めたラリーシート、オフロード仕様のマッドガード、そしてチューブレスタイプのスポークホイールなど、すぐにでもトレイルに出かけられる仕様で提供します。
SHOTGUN 650 × ROUGH CRAFTS コラボレーションモデル

SHOTGUN 650は単なるモーターサイクルではなく、個性を表現するステートメントです。カスタムシーンをインスピレーション源とし、モジュラー設計を採用することで、自由なカスタマイズのベースとして高く評価されています。この理念をさらに発展させ、ロイヤルエンフィールドは、台湾を拠点に活動する世界的なカスタムファクトリーであるRough Crafts(ラフクラフツ)とのコラボレーションによる限定モデル「SHOTGUN 650 x Rough Crafts Drop」を発表しました。
このモデルは、Rough Craftsの新作カスタムバイク「Caliber Royale(キャリバー・ロイヤル)」から着想を得たもので、リアルゴールドリーフのストライプをグレイシャドウで縁取り、艶やかなジェットブラックとマットステルスブラックを組み合わせた贅沢な仕上げが特徴です。タンクにはハンドメイドの真鍮製キャスティングバッジを装備し、Caliber Royaleのデザインを忠実に再現。さらにキルティングレザーのシート、ゴールドのフロントフォークインナーチューブ、コントラストカットのホイール、バーエンドミラーなど、プレミアムなディテールを多数採用しています。
この限定モデルは世界限定100台。インド、ヨーロッパ、北米、アジア太平洋地域で展開し、カスタムカルチャーとクラフトマンシップ、パーソナライゼーションへの深い敬意を体現するコレクターズアイテムとして登場します。
<ロイヤルエンフィールドについて>
1901年の創業以来、ロイヤルエンフィールドは美しいオートバイを作り続けてきた二輪車ブランドです。そのルーツは英国にあり、1955年にマドラス(現チェンナイ)に製造工場を設立。以来ロイヤルエンフィールドは、インドのミッドサイズ・モーターサイクルセグメントの成長を牽引してきました。ロイヤルエンフィールドのモーターサイクルは、美しく、シンプルで親しみやすく、ライディングする楽しさに溢れた乗り物である。それは我々ロイヤルエンフィールドが、自らを『Pure Motorcycling/ピュア・モーターサイクリング』と呼ぶ由縁です。
ロイヤルエンフィールドのプレミアムラインナップには、クルーザーの「METEOR 350(メテオ・サンゴーマル)」、650パラレルツインモーターサイクルの「CLASSIC 650(クラシック・ロクゴーマル)」「SUPER METEOR 650(スーパー・メテオ・ロクゴーマル)」、「INT650(アイエヌティ・ロクゴーマル)」、「CONTINENTAL GT650(コンチネンタル・ジーティー・ロクゴーマル)」、アドベンチャー・モーターサイクルでは「HIMALAYAN 450(ヒマラヤ・ヨンゴーマル)」、アイコニックな「GOAN CLASSIC 350(ゴアン クラシック・サンゴーマル)」「BULLET 350(ブリット・サンゴーマル)」、「CLASSIC 350(クラシック・サンゴーマル)」があります。また我々は2024年に、新しいシティ&電動モーターサイクルブランド『FLYNG FLEA(フライング・フリー)』を発表しました。それはモダンなデザインと先進技術を融合させた、都市型モビリティカテゴリーにおける我々の新たなチャレンジでもあります。
また我々ロイヤルエンフィールドは、世界各地でモーターサイクルイベントを企画しています。とくに、毎年11月にインド西海岸のリゾート地ゴアの美しいビーチに、世界中からロイヤルエンフィールド・ライダーが集まるイベント「Motoverse(モトバース)」や、ヒマラヤ山脈の高地を走る「Himalayan Odyssey(ヒマラヤン・オデッセイ)」が有名です。また世界中の人々がロイヤルエンフィールドを走らせる世界同日開催のライディングイベント「One Ride(ワンライド)」も実施しています。
インドのトラック大手Eicher Motors Limited(アイシャーモーターズ・リミテッド)の一部門であるロイヤルエンフィールドは、インドの主要都市に2000以上の店舗を構え、世界60カ国以上に850近い店舗を展開しています。また、ロイヤルエンフィールドは、英国のブランティングソープとインドのチェンナイに2つのテクニカルセンターを有し、インドの都市チェンナイ近郊のオラガダムとヴァラムヴァダガルに2つの最新鋭の生産施設を運用しているほか、バングラデシュ、ネパール、ブラジル、タイ、アルゼンチン、コロンビアの6ヶ所に近代的なCKD(コンプリート・ノック・ダウン)組立工場も有しています。
報道関係者向け画像ダウンロードサイト
https://www.royalenfield.co.jp/download/
ロイヤルエンフィールドのブランドや製品に関する詳細は下記公式ウェブサイトをご覧ください
https://www.royalenfield.co.jp
全国のROYAL ENFIELD正規販売店は下記よりご確認いただけます
https://www.royalenfield.co.jp/dealers/
本件に関するお問い合わせ先:ロイヤルエンフィールドジャパン(総輸入発売元:ピーシーアイ株式会社) https://www.royalenfield.co.jp
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