船の自動運転技術開発スタートアップ株式会社エイトノット、2025年大阪・関西万博へ出展決定

自律航行技術を通じて、2025年大阪・関西万博で持続可能な海洋社会の実現に向けた新たな一歩を提案

株式会社エイトノット

2024年10月10日 14時00分

海洋における「いのち輝く未来社会」を実現するために

当社の自律航行システムは、AI、ビジョンシステム、センサーフュージョン、ロボティクスなどの先端技術を融合して開発されています。このシステムは、AIが最適なルートを自動的に生成し、周囲の状況をリアルタイムで感知しながら、安全に船を目的地へ導きます。離着岸時の複雑な操船も全自動で行うため、熟練の技術を必要とせず誰でも安全に運航が可能です。

また、当社のシステムは、既存の船舶にも後付け（レトロフィット）できるため、既存の資源を最大限に活用しながら最新の技術を導入することができます。これにより、海上輸送の安全性向上や人手不足の解消に貢献し、持続可能な未来社会の実現を目指します。

今回の万博展示を通じて、普段は海洋や船舶に触れる機会が少ない来場者にも、自律航行技術の可能性を体験していただけるような展示を行います。未来の海上交通がどのように変わるのか、その社会的価値を来場者に実感していただき、海洋の重要性や持続可能な社会の実現に向けた一歩を共に踏み出す機会を提供します。

HeCNOS AWARD（ヘクノス・アワード）について

HeCNOS AWARD （ヘクノス・アワード）とは、世界に先駆け未来社会の実現をめざす大阪・関西において、ヘルスケア分野とカーボンニュートラル分野で業界を牽引する製品やサービスの開発・社会実装をめざすスタートアップ企業・起業家を表彰するアワードです。

アワード受賞者には、大阪・関西万博の地元館である「大阪ヘルスケアパビリオン」への効果的な展示方法についてのアドバイスや社会実装に向けたビジネスサポートなどがあり、本プログラムの参加企業から出展企業を選定します。

大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」について

2025年大阪・関西万博における大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」では、万博に向けて新技術開発などに取り組む、優れた大阪の中小企業・スタートアップを発掘・支援し、その象徴的な成果、活躍を効果的に発信します。

当該ゾーンの企画・運営は、公益財団法人大阪産業局と大阪商工会議所が、共同で「中小・スタートアップ出展企画推進委員会（以下、「推進委員会」という）」（委員長：立野純三・大阪産業局理事長、大阪商工会議所副会頭）を設置し、大阪府、大阪市とも協力して検討を進めています。

両団体では、優れた中小企業・スタートアップを発掘・支援し、大阪パビリオンでその象徴的な成果、活躍を効果的に発信できるように、万博の会期中だけでなく、準備期間や開催後も視野に入れた取り組みを企画・推進します。

展示・出展概要

場所：大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」

期間：2025年7月1日（火）～2025年7月7日（月）

展示企画：『カーボンニュートラルトレジャーハント　～便利な未来を支える技術たち～』

コンセプト：自律航行技術を通じた海洋に対する関心と理解度の向上

エイトノットについて

エイトノットはロボティクスとAIの専門家集団として、小型船舶向け自律航行技術開発を中心に「海のDX」と「船舶のロボット化」を推進し、社会課題の解決と海起点の新たな経済圏の創出を目指しています。自律航行技術の社会実装を通じて、船舶乗組員のサポートや、船舶安全性の向上、運用コストの最適化を実現し、水上輸送をより身近なものにしていきたいと考えております。