アーティゾン美術館の所蔵作品をモチーフにした「PENON タッチミー！アートマグネット」が同館ミュージアムショップにて限定発売

㈱ぺノン

2024年7月29日 10時00分

地球や社会の課題解決に繋がるものづくりを行う株式会社ペノン（本社：東京都千代田区）は、アーティゾン美術館（東京都・中央区）に所蔵されている3作品をモチーフにしたオリジナルアートグッズ「PENON タッチミー！アートマグネット」を制作しました。このアートマグネットは、アーティゾン美術館の館内ミュージアムショップとオンラインショップ限定で発売されます。

私たちPENONは、森林認証木材の活用、脱プラスチックの推進、リサイクルによる資源循環の取り組みを通して、持続可能な社会の実現を目指すサステナブルブランドです。独自開発したプリント技術でリアルな凹凸をつけて立体化することで、指先から作品の世界観に没入することができる新しい形のアートグッズを展開しています。

アーティゾン美術館ミュージアムショップ限定商品

◾️ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年

ルノワールと親交の深かったシャルパンティエ家の一人娘、ジョルジェットの姿を描いた肖像画です。青色のドレスを着た少女のやわらかい表情やふっくらとした肌の質感を表現するために、輪郭線をぼかすように緩やかな起伏をつけており、背景の凹凸も控えめにすることで少女の存在感を際立たせています。モデルのくつろいでいる雰囲気をそのままマグネットに閉じ込めました。

◾️クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》1908年頃

モネが晩年に訪れたヴェネツィアの美しい夕暮れの風景を描いた作品です。水面や建物に反射している美しい黄昏のグラデーションを再現するため、うねるように表現された空と、波の動きを感じる水面の描写には異なるテクスチャの凹凸をつけて、原画の溶け込むような美しいグラデーションを再現しています。モネらしい豊かな色彩の重なりを指先で感じていただけます。

■ピエール・ボナール《ヴェルノン付近の風景》1929年

モネと親交のあったボナールが、フランスの自宅の近くで見た風景を描いた作品です。ユニークな画面構成を強調するため、遠景に広がる空とセーヌ川の水面はあえてフラットにしており、四辺を縁取るように描かれている手前の植物たちには高低差のある凹凸をつけてメリハリを出しています。まるで絵の中に入り込んだような錯覚を覚える、ボナールの世界に没入できるアイテムです。

【商品情報】

PENON タッチミー！アートマグネット　各660円（税込）

販売場所：アーティゾン美術館　ミュージアムショップ（ミュージアムショップのみの利用可）

アーティゾン美術館オンラインショップ　https://shop.artizon.museum/

【展覧会情報】空間と作品

美術館の展示室に整然とならぶ美術品、それらは、今日誰もが鑑賞することのできる公共的なものとなっています。ですが、その美術品が生まれた時のことを振り返ると、それは邸宅の建具として作られたり、プライベートな部屋を飾るためにえがかれたりと、それを所有する人との関係によって生み出されたものであることが分かります。また、時を経る間に、何人もの手を渡り、受け継がれてきたものもあります。この展覧会では、モネ、セザンヌ、藤田嗣治、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品からなる石橋財団コレクション約130点によって、美術品がどのような状況で生まれ、どのように扱われ、受け継いでこられたのか、その時々の場を想像し体感してみます。