【Earth hacks×三井不動産”&mog”】、花王 キュキュットと協業を開始
「サステナブルな食の”後片付け”」に焦点を当て、新しい価値体験を発信
生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す生活者共創型プラットフォームを展開するEarth hacks株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根澄人、以下「Earth hacks」)は、自身も参画する三井不動産株式会社による「&mog by Mitsui Fudosan」(以下、「&mog」)を通じて、花王株式会社 「キュキュット」との協業を開始いたしました。
より多くの生活者が食を通じた脱炭素アクションへの気づきや理解を得るための試みとして、2024年6月から①日本橋エリアにおける「食卓体験イベント」、②料理にまつわる脱炭素アクションのアンケート調査を実施いたしました。
<取り組み①:日本橋エリアにおける「食卓体験イベント」>
2024年6月29日(土)から30日(日)の2日間にかけて、“未来の食”をテーマとした「食卓体験」イベントを、日本橋室町カドチ1にて開催いたしました。本イベントは、「『いただきます』から『ごちそうさま』まで」をコンセプトに、“未来の食”にまつわる様々な企画をご用意し、訪問された多くのお客様に食卓体験をお届けしました。
体験ブースでは、Earth hacksのデカボスコア*1を導入した環境に配慮したつめかえ容器、キュキュット「未来にecoペコボトル(つめかえ用 特大サイズ)」(花王株式会社)をご紹介しました。「未来にecoペコボトル」は、従来品からプラスチック使用量を減らすことで、38%のCO2e*2排出量を削減することができる、環境に配慮した新しいつめかえ容器です。ブースでは実際につめかえ容器を「ペコッ」と潰していただき、多くの方に料理の後片付けが脱炭素アクションに繋がることを体感いただきました。
他にも当イベントブースの展示コーナーでは、各ご家庭にある食材を組み合わせてサステナブルな献立づくりをサポートする「うちれぴ」(サッポロホールディングス株式会社)のレシピ紹介や、代替タンパク源となる納豆菌粉末を利用した新しい商品のパネル展示など、環境にやさしい新たな食の選択肢をご紹介しました。
<取り組み②:“料理にまつわる家事”における脱炭素アクションについての調査>
前述のイベント期間中、 “料理にまつわる家事“における脱炭素アクションについてのアンケート調査を行い、結果、日々の家事の中で、多くの方が脱炭素アクション(脱炭素に繋がる行動)を実践に移すことにハードルを感じていることが分かりました。
■アンケート実施概要
実施期間:2024年6月29日(土)~6月30日(日)
調査方法:アンケート方式
回答者数:339件
■調査結果
調査の結果、多くの家事の担い手にとって、脱炭素アクションはなかなか行動に移せるものではなく、またすでに実践できている方にとっても、脱炭素アクションは「取り組むのが大変なもの」という認識があることが明らかになりました。「未来にecoペコボトル(つめかえ用 特大サイズ)」は、そんな家事の担い手が、無理せず取り組める脱炭素アクションの一つの選択肢となります。
・“料理にまつわる家事”で、脱炭素アクションを実践していない割合はおよそ60%
回答者のうち、“料理にまつわる家事”において、「あまり意識して行動していない」「まったく意識して行動していない」と回答した人は全体のおよそ60%にのぼりました。
・“料理にまつわる家事”の中で脱炭素アクションに取り組むこと 「大変だと感じる」およそ80%
脱炭素を実践している人のうちの過半数にあたるおよそ80%の人が、アクションに取り組むことは「非常に大変だと感じる」「やや大変だと感じる」と回答しており、実際にアクションすることにハードルを感じているようです。
・食器用洗剤において最も重視すること「環境に配慮していること」 およそ17%
食器用洗剤において最も重視することを聴取した質問では、一位に「油汚れなどガンコな汚れをしっかりと洗い落とせること」(およそ29%)、二位に「除菌ができること」(およそ20%)が選ばれました。一方で、「環境に配慮していること」が三位(およそ17%)に浮上するという意外な結果に。
脱炭素アクションにハードルを感じていることとは対照的に、家事の担い手の間でも脱炭素意識が浸透しつつある実態が垣間見える結果となりました。
・手軽な脱炭素アクションの選択肢として「未来にecoペコボトル(つめかえ用 特大サイズ)」はいかがですか?
「食卓体験」イベントでも、街行く方々に「未来にecoペコボトル(つめかえ用 特大サイズ)」を「ペコッ」と潰していただきましたが、プラスチック使用量減少によって38%のCO2e*2排出量削減を実現している同商品を選び取ることも、日々の家事において手軽に実践できる脱炭素アクションの一つ。
ご家庭で使う食器用洗剤として、「ペコッ」と潰せて捨てるときもかさばらない、「未来にecoペコボトル(つめかえ用 特大サイズ)」はいかがですか?
<取り組み③:「三井のすまいLOOP」×「食器洗い乾燥機専用キュキュット ウルトラクリーン」サンプリング施策>
三井不動産レジデンシャル株式会社が運営する、三井不動産グループの住宅サービスご利用者様向けのメンバーシップサービス「三井のすまいLOOP」との協業により、食器洗い乾燥機専用キュキュット「ウルトラクリーン」のサンプリングを、2024年5月から9月末頃まで実施いたします。サンプリングは三井不動産が管理するマンション共用部にて行う会員向けイベントや、マンション入居者への鍵の引き渡し会などの生活者接点(およそ1,100戸)において配布することを想定しています。
Earth hacksと「&mog」は、三井不動産が“食”の街づくりに取り組む日本橋~八重洲エリアを起点に、今後一人でも多くの生活者へ脱炭素アクションへの接点を広げることで、脱炭素社会の実現を目指していきます。
*1 デカボスコア:Earth hacks が提供する商品やサービスの排出二酸化炭素削減率をスコア化した指標
*2 CO2e とは、CO2 相当量に換算した値のこと
<三井不動産株式会社 「&mog by Mitsui Fudosan」について>
「&mog by Mitsui Fudosan」は、三井不動産が街づくりに取り組む日本橋~八重洲エリアの「ハード」と、Earth hacksをはじめとしたパートナーと連携した「ソフト」の両面から、「食」の事業開発におけるソリューションを提供するプラットフォームです。「街で育む、未来の食」をキーワードに、食のイノベーション創出を通じて、担い手不足やフードロスなど、食産業が抱える社会課題の解決に貢献し、日本の食産業や食文化を日本橋から世界に向けて発信することを目指します。
<花王 キュキュット「未来にecoペコボトル」特大サイズ について>
商品名:「キュキュット 未来にecoペコボトル」(つめかえ用 特大サイズ)
商品特長:
・プラスチック使用量を約40%削減*3
・環境にやさしい100%再生プラスチック(PET)を採用*4した容器
・容器の生産・廃棄にかかるCO2排出量を削減
※洗剤の処方に変更はありません。
*3 容器の従来品重量比
*4 着色剤、ラベルフィルム、キャップは除く
<共創型プラットフォーム「Earth hacks」について>
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。CO2eを従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチ「デカボスコア」を企業や団体に提供しています。「Earth hacks」サイト内ではデカボスコアと共に環境価値の高い商品を紹介するなど、企業主体ではなく、Z世代をはじめとした生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、実際のビジネス課題を通じて社会課題の解決を考え、企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」も実施し、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネス共創を促進する取り組みも行っています。他にも、行政・地方自治体に向けソリューションとして「Earth hacks for Local」の提供を開始しています。
□ウェブサイト:https://earthhacks.jp/
□Instagramアカウント:https://www.instagram.com/earthhacks
<デカボスコアとは>
デカボスコアとは Earth hacks が提供する商品やサービスの排出二酸化炭素削減率をスコア化した指標です。従来の素材や手法を用いた商品等と比較し、環境に配慮した工夫によって変化する排出二酸化炭素相当量の削減率 を表示します。2022年7月に提供を開始し、2023年11月時点で120以上の企業・ブランドが導入しています。
<代表取締役社長 CEO 関根澄人のプロフィール>
Earth hacks株式会社 代表取締役社長 CEO 関根澄人
2009年東京工業大学院生体システム専攻修了。
環境問題を生活者に伝えていくことを仕事にしたいと思い、博報堂に入社。
様々な企業のブランディングや商品マーケティング業務を担当。
2018年に博報堂従業員組合中央執行委員長を経て、
2020年4月から三井物産に3年間出向。
2022年にEarth hacksを博報堂と三井物産の共同ビジネスとして立ち上げ、
2023年にEarth hacks株式会社を設立。同年5月より現職。
国連気候変動枠組み条約COP28、きさらぎ会、経団連をはじめ、
国内外にて生活者×脱炭素をテーマに多数講演を行うほか、
書籍「答えのない時代の教科書」や日本経済新聞「私見卓見」などでの執筆も行う。
経済産業省 『産業競争力強化及び排出削減の実現に向けた 需要創出に資するGX製品市場に関する研究会』の委員として企業や生活者の環境努力をわかりやすく伝えていくルール作りにも参加。
またJ-WAVE「offの日、どっちっち」では、MCとして日々の無理なく楽しい脱炭素情報を届けている。
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