那須塩原市が「第6回日本子育て支援大賞」受賞

栃木県内初の受賞!市独自の「子育て応援券」など、親の"自分時間"を支える柔軟な支援が高評価

那須塩原市役所

那須塩原市は、2025年7月14日(月)、一般社団法人日本子育て支援協会が主催する「第6回日本子育て支援大賞(自治体部門)」を受賞しました。栃木県内の自治体では初の受賞であり、本市の柔軟で実効性の高い子育て支援策が多様な子育て世帯のニーズに応える魅力的な取組として高く評価されました。

「第6回日本子育て支援大賞」表彰式の様子(2025年7月14日/東京都千代田区)

■子育て中の親の"自分時間"を支える ~子育て応援券が高評価~

審査員から特に高く評価されたのが、那須塩原市が独自に発行する「子育て応援券」です。
「子育て応援券」は、チャイルドシート・ベビーカー・絵本などの購入に使えるほか、子どもの預かりや宿泊施設での小旅行にも利用できるのが特長のサービス。

親が安心して子どもを預け、自分の時間を確保できる子育て支援として注目されています。
子育て支援を"子どものため"だけでなく、"親の時間を守る"ことにも広げている点が、共働き世帯やキャリアと育児の両立を目指す世代にとって大きな魅力となっています。

■子育てと移住支援の両輪で、7年連続の転入超過

那須塩原市では、子育て支援策と移住・定住支援を一体的に展開しています。

[子育て・教育分野]

  • 母子手帳アプリの導入

  • 子育て応援券・ファーストブック(絵本)プレゼント

  • ファミリーサポートセンター、子育てサロン(つどいの広場「ま~る」「ほっぺ」)

  • 発達支援システム、ALTの全校配置、ICTを活用した授業展開 

  • オーストリア共和国リンツ市との姉妹都市交流(中学生相互派遣、オリパラレガシー、大阪・関西万博出展)

  • 那須塩原図書館「みるる」 各種建築賞を受賞 

    カフェ併設、親子スペースも充実。幼児向け「こどものもり」、児童向け「まなびのもり」で親子時間を楽しめる「森」のような図書館

那須塩原市図書館「みるる」
幼児向け「こどものもり」
館内は親子で楽しめるスペースが充実

[移住・定住支援]

  • 東京圏からの移住者への家賃補助制度、新幹線定期券補助

  • 移住者交流会、子育て世帯向け移住相談体制の充実

  • 起業支援プログラム「NOBASU」、テレワーカー養成講座

こうした一体的支援により、那須塩原市では7年連続転入超過を実現。

特に、子育て中の世代から「暮らしやすさ」「教育環境」「交通の利便性」が評価され、移住先として注目されています。

■審査委員コメント                                   

自然や温泉に恵まれつつ、乳製品や高原野菜の生産も盛んで、なおかつ東京への交通利便性も高いという土地柄を生かし、6年連続転入超過(エントリー当時)が続いています。

新幹線通勤定期の補助、移住者への家賃補助や子育て世帯への加算もうれしいポイント。

市独自の一時保育や宿泊施設への小旅行に使える子育て応援券も魅力的です。

「子育てガイドブック」は大変見やすく素晴らしいです。

【参考】那須塩原市「子育てガイドブック」
https://www.city.nasushiobara.tochigi.jp/soshikikarasagasu/kosodateshienka/kosodate/4/6086.html

■市長コメント                                                         

私自身も今、子育てをしている一人の親として、子どもとともにこのまちで暮らす価値を実感しています。子育ては一人ではできません。

行政としての支援だけでなく、地域や人とのつながりがあってこそです。

本市が目指すのは、安心して子どもを育てられるだけでなく、「その人らしい暮らし」が編めるまち。今回の受賞を励みに、"好きを、編む。"まちづくりを、さらに推進してまいります。

■パーパス「好きを、編む。」-親子の"これから"を、ともに紡ぐまちへ                                                

那須塩原市では2025年、那須塩原市に関わるすべての人と共有したいコンセプトとして、パーパス「好きを、編む。」を掲げました。

自然・ひと・文化・仕事——さまざまな"好き"が交差するこのまちで、誰もが自分らしく暮らしや子育て、働き方を編んでいける場所でありたい。そんな思いを込めています。

子育て世代の移住者は年々増加し、移住者からは「自然が近く、食が豊か」「仕事も暮らしも無理なく整う」「人とのつながりがある」などの声が寄せられています。

今回の受賞は、そうしたまちの在り方が"子育てもキャリアも大切にしたい"という時代のニーズに応え、本市の取組が広く評価された結果となりました。

これからも那須塩原市は、すべての人が「好きを、編む。」暮らしのなかで、自分らしく家族の未来を描いていけるようなまちをともに築いてまいります。

【那須塩原市について】

栃木県北部に位置し、東京から新幹線で約70分。自然・食・文化・都市機能が調和する"ちょうどいい地方都市"。本州一の生乳生産を誇る酪農やチーズ、高原野菜などの豊かな食と、日光国立公園の自然・温泉・リゾート観光にめぐまれたまちです。パーパス「好きを、編む。」のもと、多様な人と価値観が交わり、自分らしく暮らせる地域社会の実現を目指しています。

[那須塩原市役所]https://www.city.nasushiobara.tochigi.jp/

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保育・幼児教育出産・育児
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会社概要

那須塩原市役所

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URL
https://www.city.nasushiobara.tochigi.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
栃木県那須塩原市共墾社108番地2
電話番号
0287-62-7109
代表者名
渡辺 美知太郎
上場
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資本金
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設立
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