保育現場の「ことばの支援」の悩みに専門家がオンラインで伴走。ことばサポートネット、11/20-21開催の「保育博 2025 東京」に出展

保育現場や自治体の相談の場での“ことば”の支援に関する悩みに対し、専門家である言語聴覚士がリモートで園や保健センターなどとつながる『オンラインことばの教室』をご紹介します。

 

 多くのお子さんは、小学校入学の頃までには日本語のほとんどの音を発音できるようになります

が、中には、

  • いわゆる“赤ちゃん言葉”(「〇〇です」➡「〇〇でちゅ」、「さかな」➡「たかな」など)が長く残ってしまう方

  • 日本語の音にはない発音の癖(異常構音)をもつ方

  • 生まれつきのお口の形(口唇口蓋裂や舌小帯短縮症など)や外傷、口腔がんの治療の影響等で、発音の獲得に援助が必要な方

  • 発音・滑舌の違和感を抱えたまま大人になった方

もいらっしゃいます。

 発音がはっきりしない場合には、その背景に「構音障害」がある場合があります。 「構音」とは、

声や言葉の「音」を作ることを指します。構音障害とは、構音器官(口唇・舌・口蓋などの発語器

官)そのものや、動かし方に問題があり正しく構音できない状態のことです。

 「構音障害」は、病気が原因で起こることもあり、構音障害をきっかけに隠れている病気が見つ

かる、という場合もあります。また、原因がはっきりしない場合もあり、どんなお子さんにも起こり得

るものです。

 お子さんに起こる構音障害の多くは、言語聴覚士などの専門職の適切な介入により改善しま

す。そのため、必要な時期に専門職とつながることが重要と言えます。

■ 保育の現場での現状  

  • ”ことば”の発達が気になるけれど支援が必要か判断できない

  • 気づいたことを保護者の方へどう伝えたらいいだろう?

  • 保護者の方から”ことば”の相談を受けたけれど、どう答えればよいかわからない

  • 自分の対応はこれでよいのか不安

  • 指摘することで傷つけてしまわないか...

 ことばの専門職である私たち言語聴覚士は、日々お子さんに接している保育士・幼稚園教諭など園の先生方から上記のようなお声を頂くことがしばしばあります。

 また、園にお子さんを通わせている保護者からは「子どもの発音が気になるが、相談先が分から

ない」「保育園では“様子見”といわれたけれど、本当に大丈夫だろうか」といった声を頂くこともあり

ます。

 

 園等にかかわりを持つ言語聴覚士が現状として不足している地域があることも、その原因の一

つと考えられます。

 

 そうした現状を改善するために、当法人では、地域や自治体と連携しながら、園や保健センター

などに「オンラインことばの教室」を設置する取り組みを行っています。

 「オンラインことばの教室」が園にあることにより、お子さんと保護者の方は、いつもの慣れた環

境の中、お迎えなどのついでに言語聴覚士による支援を受けることができます。園の先生方は、

ちょっとした疑問や心配事が出てきたときに担当の言語聴覚士にすぐに相談をすることができま

す。

 この取り組みを、多くの方に広く知っていただき、たくさんの園・自治体で取り入れていただきた

く、今回「保育博2025 東京」に出展いたします。

■「オンラインことばの教室」は、こんな心配事に対応ができます

  • 赤ちゃんことばが長引いている

    例)「さかな」⇒「しゃかな」 、「たいこ」⇒「かいこ」 、「キリン」⇒「チリン」

  • ことばの一部が歪んだ音に聞こえる

    例)「こんにちは」→「こんには」、「あし」→「あ」に似た日本語にはない音

  • ことばに関する心配事がある

    例)ことばがなかなか出ない

    例)ことばが増えなくて心配

    例)ことばが何となくはっきりしない

■ 「オンラインことばの教室」導入のメリット

  • 保育園・幼稚園・自治体など

疑問をすぐに解決できる“職員支援”ツールにも

園や地域の特色、ブランディングになる

  • 保護者

早期発見・早期支援につながる

園に支援体制があることで気軽に相談できる

トレーニングのための送迎などの負担減に

【利用者(園の先生)の声 】

対応方法を専門家に相談できることで安心できる。

言い直させるのか、気づかぬふりをするのかなやんでいたが自分の対応が間違っていないと

感じた。

【利用者(保護者)の声 】

仕事をしているので、お迎えの時にできるので、こちらの負担が少ないと感じました。

付いてくださる先生も知っている先生なので、子どもも楽しそうに利用していました。

パソコンまたはタブレットと空き教室などの場所、インターネット環境があれば開設可能です(※実

際のご利用可否は、テスト接続後にご相談となります)。

■ 「保育博 2025 東京」出展概要

当日はブースにて、『オンラインことばの教室』について、直接ご相談いただくことが可能です。こと

ばの支援に関してお悩みの保育施設関係者の皆様、ぜひお気軽に当法人のブースへお立ち寄り

ください。

イベント名: 保育博 2025 東京

  開催日時: 2025年11月20日(木)~21日(金) 10:00 – 17:00

  会場:   東京都立産業貿易センター 浜松町館

  公式サイト: https://hoikuhaku.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html

【団体概要】

団体名:  一般社団法人ことばサポートネット

代表理事: 埜藤 奈美

所在地:  岐阜県可児市光陽台1丁目39番地

Webサイト: https://www.kotoba-support-net.org/

【本件に関するお問い合わせ先】

担当:中井

E-mail: info@kotoba-support-net.org

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会社概要

URL
https://www.kotoba-support-net.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
岐阜県可児市光陽台1丁目39番地
電話番号
-
代表者名
埜藤奈美
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年04月