稼いだら貯金する?それとも趣味?投資目的で激変する「利益の使い道」
暗号資産の投資目的を1,221人に調査。暗号資産は「将来への備え」へ

株式会社Clabo(本社:東京都港区、代表取締役:上野 育真)は、暗号資産投資経験者1,221名を対象に「ハードウェアウォレット(HW)の所有実態および購入動機に関する調査」を実施しました。
調査の結果、投資家全体のハードウェアウォレット所有率は55.9%に達し、購入者の最多動機は「セキュリティが不安だった(38.1%)」という漠然としたリスク意識であることが判明しました。
属性別のクロス分析では、保有額50万円を境に所有率が74.5%へ急増する「守る価値がある金額」の心理的閾値が浮き彫りになったほか、20代以下の所有率が78.5%と突出しているのに対し、50代では35.0%に留まるという深刻な世代間格差が明らかになっています。
本レポートでは、短期と長期を併用する「両方派(71.3%)」の高い防衛意識と、本来コールド管理が必須であるはずの「ガチホ派(46.9%)」に潜む取引所放置の矛盾を詳しく解説しています。
投資経験1年未満の層(37.3%)が抱える初期の知識ギャップを解消し、大切な資産を市場の脅威から守り抜くための「HWウォレットを導入すべき判定軸」を提示してまいります。
■ 調査内容
資産形成が最多で投資目的の全体像を公開
投資家の半数が将来への備えを優先する実態

暗号資産投資を行う目的を調査したところ、将来に向けた資産形成を挙げる層が48.9%と約半数に達しました。
かつての投機的なイメージとは異なり、長期的な資産運用の手段として暗号資産を捉える投資家が主流となっている実態が浮き彫りになっています。
次いで多かったのは短期利益の獲得で20.6%となりました。
市場のボラティリティを活かして効率的に利益を上げようとする層も、一定の勢力を保っています。
一方で、人生を変えるような夢を追う層は18.6%に留まり、地に足の着いた投資姿勢が目立つ結果となりました。
学びや経験を目的とする層も約1割存在しており、新技術への関心が投資の動機となっている点も興味深いポイントです。
総じて、現在の暗号資産市場は「一攫千金」を狙う場から、個人のライフプランに基づいた「資産形成」の場へと変容を遂げているといえるでしょう。
夢の実現派は2割で一攫千金狙いも一定数存在
人生を大きく変えるようなリターンを求める「夢の実現」派は18.6%となりました。
この層に「短期利益」派を合わせると約4割に達し、依然として暗号資産に対して爆発的な利益成長を期待する投資家層が厚いことも事実です。
リスクを取ってでも大きなリターンを狙う、暗号資産特有の投資文化が反映されています。
専門的な視点で見れば、この約4割の層が市場の流動性や活気を支える原動力となっている側面は否定できません。
特に強気相場においては、こうした高い期待値を持つ層の参入が価格を押し上げる一因となります。
堅実な資産形成層とは対照的な、攻めの姿勢を持つ投資家たちが市場に厚みをもたらしています。
しかし、こうした利益重視の層は、相場の急変時に動揺しやすい傾向にあるため注意が必要です。
目的が夢の実現であっても、冷静な判断基準を持つことが長期的な成功の鍵となります。
本調査では、夢を追う層と堅実層が共存している市場の多様な構造が明確になりました。
30代は短期利益を求め年代で目的が二極化

年代別に投資目的を分析すると、30代において「短期利益」を求める割合が25.9%と、他の現役世代に比べて高いことが分かりました。
30代は仕事や私生活で資金需要が高まる時期であり、暗号資産を通じて手元の資金を素早く増やしたいという意欲が反映されていると考えられます。
対照的に20代から40代の層では、いずれも「資産形成」が約半数を占めています。
特に20代では52.7%に達しており、若い世代ほど将来への不安から、早期の資産形成に暗号資産を活用している様子が伺えます。
若年層にとって暗号資産は、もはやギャンブルではなく資産運用のスタンダードになりつつあります。
驚くべきは70歳以上の層で、「夢の実現」を目的とする割合が40.9%と突出して高い点です。
サンプル数は限られるものの、高齢層の一部に大きな夢を抱いて暗号資産市場に挑戦する、非常にアクティブな層が存在することを示唆しています。
全世代を通じて、ライフステージに応じた独自の投資目的が存在することが判明しました。
目的で差が出る投資額の傾向と資金配分の実態
資産形成層は100万円以上の投資が過半数で安定

将来を見据えた資産形成を目的とする投資家は、全体の5割以上が100万円から300万円未満のレンジに資金を投入しています。
この層は、一度に大きなリスクを取るよりも、中長期的な成長を期待してまとまった余剰資金を運用する傾向が顕著です。
暗号資産をポートフォリオの一部として組み込み、安定した資産成長を目指す堅実な姿勢が投資額にも表れています。
短期的な目線とは異なり、資産形成層は価格変動に一喜一憂せず、自身のライフプランに基づいた資金配分を行っていると推察されます。
101万円以上の投資を行っている割合を合算すると、他層と比較しても高い水準にあることが本調査から判明しました。
無理のない範囲で、かつ将来の成果を見込めるだけのボリュームを確保しようとする戦略的な動きが読み取れます。
専門的な観点では、資産形成層の投資額の安定性は市場の底堅さを支える要因の一つといえます。
短期的なブームに左右されず、継続的に市場に資金を供給し続ける存在として、この層の重要性は今後も高まっていくでしょう。
投資額の分布からは、暗号資産が単なる投機の対象から、信頼に足る資産クラスへと昇格した証左が見て取れます。
夢の実現派は少額投資が4割を超え逆説的傾向

人生を変えるような一攫千金を狙う「夢の実現」派ですが、その投資額を見ると1万円未満の層が44.0%と最も多いことが分かりました。
「大きな夢」とは裏腹に、実際の投入資金は極めて少額に抑えられているという、非常に興味深い逆説的な実態が浮かび上がっています。
これは、少額から万倍の利益を狙う宝くじのような投資行動が、この層の主流であることを示唆しています。
一方で、501万円以上の高額投資を行っている割合も6.7%存在しており、目的が同じであっても投資スタイルは二極化しています。
しかし、大多数はリスクを極限まで限定しつつ、暗号資産特有の爆発的な上昇益(ムーンショット)に期待を寄せているのが現実です。
「なけなしの資金を夢に託す」という、暗号資産市場黎明期からの熱量が色濃く残るセグメントといえるでしょう。
このような層は、特定のアルトコインや草コインへの集中投資を行っている可能性が高いと考えられます。
元本を抑えつつ、レバレッジや価格の跳ね上がりを狙う手法は、投機性が高く、成功の確率は決して高くありません。
夢を追う姿勢は尊重すべきですが、実数値としての投資額の少なさは、理想と現実のギャップを如実に示しています。
短期利益派は100万円以上が4割で機動力重視

短期間での利益獲得を目指す層は、101万円から300万円未満のレンジに43.0%が集中しており、機動力を重視した配分が目立ちます。
短期売買において利益効率を上げるためには、一定以上の証拠金や取引ボリュームが必要となるため、自然と投資額が引き上げられている形です。
少額すぎず、かつリスク管理が可能な範囲で資金を回転させている実態が見て取れます。
この層は、1万円未満の割合も30.2%存在しており、短期トレードを「練習」や「小遣い稼ぎ」として捉える層も一定数含まれています。
投資金額の多寡に関わらず、時間軸を短く設定することで、複利効果や回転率を意識した運用を行っている点が特徴です。
目的が明確である分、資金の出入りも激しく、市場のボラティリティを歓迎する層といえるでしょう。
短期利益派の投資額分布は、暗号資産市場におけるトレーダー層の厚さを象徴しています。
彼らは市場の流動性を提供し、価格形成に大きな役割を果たしていますが、同時に急激な価格変動を招く要因にもなり得ます。
投資目的によって、これほどまでに資金の「厚み」と「使われ方」に差が出る点は、本調査の特筆すべき発見です。
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投資スタイルと利益の使い道に見る目的別の特徴
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投資目的が映し出すリスク認識と不安要素の違い
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まとめ
上記内容を含め、アンケートの詳細なレポートは記事本文をご確認ください。
■ 調査概要
調査実施日:2026年2月24日
調査方法:インターネット調査
調査対象:国内在住の男女(暗号資産に投資している人、投資したことのある人)
有効回答数:1,221名
実施機関:株式会社Clabo
■ 調査設問項目
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あなたはこれまでに仮想通貨へ投資した経験がありますか?
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現在の仮想通貨投資額はどのくらいですか?
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あなたが仮想通貨投資をする主な目的として、最も近いものを1つ選んでください。
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利益を得た場合、どのように使いたい(または使う予定)ですか?
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仮想通貨投資で不安に感じていることは何ですか?
■ 暗号資産投資に関する免責事項
本レポートは情報提供を目的としており、いかなる投資勧誘や助言を構成するものではありません。暗号資産投資には高いリスクが存在し、投資判断は自己責任で行ってください。本レポートの内容の正確性、完全性、有用性について、いかなる保証も提供いたしません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の判断で行い、必要に応じて専門家の助言を求めてください。
また、株式会社Claboではウォレットの復旧を始めとする、セキュリティ対策、保全手順、暗号資産に対する相談を承っております。
暗号資産に関わるお悩みがお有りの方はぜひ当社の初回無料相談窓口をご活用ください。
詐欺をはじめとするトラブルについてもご相談いただけますが、以下の公的・行政相談窓口のご活用もご検討ください。
■ 専門家・公的機関への相談窓口
Claboへのご相談(初回無料):https://www.clabo-inc.co.jp/contact
警察相談専用電話:#9110
消費者ホットライン:188
詐欺的な投資に関する相談ダイヤル:0570-050-588
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調査主体:株式会社Clabo
公式レポート:https://www.clabo-inc.co.jp/media/articles/crypto-investment-purpose-survey
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000178703.html
Claboへのご相談(初回無料):https://www.clabo-inc.co.jp/contact
■ 会社概要
株式会社Clabo
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木一丁目4番5号 アークヒルズサウスタワー16階
代表取締役:上野 育真
設立:2025年7月
X(旧Twitter):https://x.com/clabo_inc
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