医療従事者(医師・看護師・薬剤師)が経験した公的補助の悪用例 「生活保護受給」46.6%、「子ども」17.2% 「過剰な受診」「薬の過剰請求」「コンビニ受診」…中には悪質なケースも
-エス・エム・エス、QLifeによる医師・看護師・薬剤師 横断リサーチ-
不適切な医療機関の利用について、医療従事者の46.6%が「生活保護受給者によるもの」、17.2%が「子どもの医療費補助によるもの※1」を目にした経験が「ある」と回答しています。
不適切な医療機関利用の内容としては、「生活保護受給者によるもの」では「過剰な受診」「必要無い量・種類の薬の請求」「実態とそぐわない入院希望」などの回答が多く、「子どもの医療費補助によるもの」では「コンビニ受診(=緊急性もないのに、夜間や休日に病院の救急外来をコンビニのように利用すること)」「家族間での薬の使いまわし」などの回答が多く見られました。中には、明らかに転売目的で薬を希望するケースや処方を断った医師に対して“何かあったら責任取れるのか”と恫喝する等、悪質な報告もありました。
※1:自治体により内容は異なりますが、子どもには医療費補助があります。その医療費補助を利用し、主に子どもの両親が不適切な医療機関の利用を行うことを意味します
【調査実施概要】
・調査方法 :インターネット調査
・調査対象 :『院長jp』『ナース専科コミュニティ』『ココヤク』会員
・調査期間 :2012年12月23日~2013年1月11日
・有効回答数 :744人(内訳:医師182人、看護師370人、薬剤師192人)
アンケートの詳細につきましては、下記URLをご覧ください。
http://prtimes.jp/a/?f=d4239-20130218-6437.pdf
なお、詳細な結果はそれぞれのサイトで順次掲載されます。
※記事閲覧にはそれぞれ会員登録(無料)が必要です。
■『ナース専科コミュニティ』 :http://nurse-senka.jp
■『ココヤク』 :http://cocoyaku.jp/
■『QLifePro医療ニュース』 :http://www.qlifepro.com/
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【本件に関する問い合わせ先】
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