ファーストアセント、慶應義塾大学との共同研究「慶應デジタル小児医学プロジェクト」を開始
ファーストアセントの育児記録アプリ「パパっと育児」のビッグデータを利用し、慶應義塾大学医学部小児科と慶應デジタル小児医学プロジェクト(KDiP)を開始します。
現代の日本社会は核家族化が進み、両親の共働き世帯も増え、働き方やライフスタイルが多様化してきました。子どもたちの生活にも、子どもたちを育てる養育者たちの生活習慣が影響を与えます。子どもたちの成長や発達を促す上で、適切な習慣や環境が重要と考えられますが、子どもたちの生活習慣に関する統計的データがないため、経験にもとづいた養育指導が行われています。
本研究ではこれまで80万人以上の子どもたちの育児に活用されてきた育児記録アプリ「パパっと育児」を運営するファーストアセントと、小児科13領域のスペシャリストを擁する慶應義塾大学医学部小児科が研究チームを結成しました。慶應デジタル小児医学プロジェクト(KDiP)と名づけられたこの共同研究プロジェクトでは、日本の子どもたちのデータを様々な専門性の観点から分析すると同時に、それぞれの発見をまとめあげることで子どもをひとりの人間として総合的に理解することを目指します。従来の小児医学研究では成長であれば成長に、栄養であれば栄養に集中した解析が行われてきました。KDiPでは成長と発達という子どもの長期的な健康を反映されるデータと、栄養、食事、睡眠、排泄、泣き方といった毎日の生活記録をつきあわせて解析できるため「睡眠と発達」「夜泣きと親のストレス」「性別と泣き方」など、これまで検証が難しかったテーマに挑戦することが可能です。ベビーテックのフロントランナー企業であるファーストアセントと小児医療のスペシャリスト集団である慶應義塾大学医学部小児科がタッグを組んだKDiPは、子どもの科学的理解を深化させ、根拠にもとづく「よりよい育児」のあり方を探求してゆきます。
プレスリリースのポイント
既に学術研究での実績(※)がある育児記録アプリ「パパっと育児」を利用した慶應義塾大学医学部との共同研究です。
多項目かつ連続的というアプリデータの特性と、様々な領域のスペシャリストが集う慶應義塾大学医学部小児科の強みを活かし、子どもの生活習慣と長期的な健康(成長、発達)の関連性を総合的に調査します。
子どもへの科学的理解を深め、根拠にもとづく「よりよい育児」のあり方を様々な角度から探求します。
※ファーストアセントでは「パパっと育児」を利用して、国立成育医療研究センターとの共同研究を実施し、0歳児の成長や発達についての研究結果を発表しております。
https://www.ncchd.go.jp/press/2017/sp.html
https://www.ncchd.go.jp/press/2017/sp-0.html
https://www.ncchd.go.jp/press/2022/220302.html
ファーストアセントでは本研究で得た結果、ノウハウを活用して、より適切な赤ちゃんの管理、養育者のメンタルヘルス改善などを「パパっと育児」を始めとしたサービスで実現してまいりたいと思います。
なお、データの研究目的利用を希望されない場合は、パパっと育児内のお知らせ欄より申請を頂くことが可能です。
会社概要
会社名:株式会社ファーストアセント
代表者:代表取締役 服部伴之
設立:2012年10月
所在地:東京都中央区銀座7−13−6サガミビル2階
事業内容:
子育て支援サービス「babycare+(ベビケアプラス)」、子育て支援アプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」、寝かしつけ支援ベッドライト「ainenne」、法人向け子育て支援サービス「ベビケアプラス for Business」の提供
コーポレート:https://first-ascent.jp
パパっと育児:https://papaikuji.info
ainenne:https://ainenne.com
ベビケアプラス:https://babycare-plus.com/contents/lp.html
ベビケアプラス for Business:https://babycare-plus.com/contents/business.html
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