アドバンテックと日本ラッド、インダストリアルIoT分野での業務資本提携を発表

~ アドバンテックが日本ラッド株の19%を保持、IoTシステム インテグレータの「共創」戦略を実現へ ~

アドバンテック株式会社

産業用コンピュータの分野で世界トップシェアを誇り、グローバル インテリジェント システムのリーディング カンパニーであるAdvantech Co., Ltd. (本社:台湾台北市、台湾証券取引所上場、代表取締役会長:KC Liu / 日本法人:東京都台東区 以下 「アドバンテック」)と、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム インテグレーションに定評のある日本ラッド株式会社(JASDAQ上場、本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役社長:須澤通雅、以下 「日本ラッド」)は、本日、アドバンテックが日本ラッド株の新株及び自社株を第三者割当増資引き受けとして取得、議決権付き総株式の19%を保持することに合意したことを発表致します。

昨年8月の協業発表以来、インダストリアルIoT分野での新規開拓を積極的に行ってきた両社は、この戦略的提携を通じて、日本ラッドとアドバンテックがグローバルに展開する「Co-Creation(共創)」モデルの日本におけるプライム ソリューション セールス パートナーになることにより、IIoT分野の新規開拓において、アドバンテックのプラットフォームと日本ラッドのインテグレーションの強力な組み合わせを推進することで、IIoTやM2Iのビジネス範囲を飛躍的に拡大することを目指しています。アドバンテックは、製品、および技術サポートに加えて、WISE-PaaSおよびSRP(Solution Ready Platform)ソリューションを共創する日本ラッドとさらなる協力体制に入ります。日本ラッドは、日本のWISE-PaaSコンピテンス センターとなり、スマート ファクトリーやインダストリー4.0アプリケーション市場を中心に、国内のプロジェクトや市場の要求を満たすアドバンテックIIoT製品、WISE-PaaS、SRPを採用する予定です。

アドバンテックの会長 KC Liuは、「日本は、アドバンテックのIoTビジネスの戦略的市場であり、強く先進的な産業需要を受けて、産業用、およびIoT市場に大きなチャンスがあると考えております。日本ラッドは数少ない産業システム インテグレータ企業の1社ですので、この共創により、アドバンテックは日本のIIoT市場におけるビジネスの可能性を高めると考えています。」と述べています。

また、日本ラッドの代表取締役会長 大塚隆一は以下のようにコメントをしています。「当社は、日本でのシステム インテグレータの草分け的存在として、ハード・ソフト両面において高い技術的チャレンジを必要とするビジネス分野を開拓し、先駆的に取り組んでまいりました。IoTとM2I分野を新たなる軸として独自に活動しつつ、良好なパートナーシップを築ける企業との踏み込んだ関係性構築を模索しておりました。昨年の協業開始以来、短期間で多くの成果をあげているアドバンテックを、日本のIIoT市場における素晴らしいパートナーとして信頼し、当社のインテグレーションとアドバンテックのソリューションを資本・業務双方から組み合わせる事で、この強力な共創パートナーシップを飛躍的に成長させマーケットにおける成功を目指します。」



■ アドバンテック株式会社について - インテリジェント プラネットの実現が我々の使命です –
台湾 Advantech Co., Ltd. (TAIDEX:2395)は、1983年の創業以来eプラットフォームのリーディング プロバイダとして、産業用コンピューティングやオートメーション市場における高品質でハイパフォーマンスな製品の開発・製造および販売に携わっており、現在では世界23カ国95都市に拠点を構えるグローバル企業です。得意とする組込み用ボードコンピュータや産業用マザーボードの販売に加え、お客様のニーズにきめ細かくお応えする産業用コンピュータのBTOサービスや、お客様の要求仕様に合わせて製品の設計から生産までを請け負うDMSビジネスも行なっています。また、グローバルな物流IT市場で確固たる存在感を持つ独DLoG社や、カジノ向けゲーム機器の分野で実績のある英Innocore社をグループに取り込むなど、積極的なビジネス拡大にも取り組んでいます。

また、近年コーポレート ビジョンである「インテリジェント プラネットの実現」を具現化するスマートシティ&IoTソリューション ビジネスの開拓に注力する当社は、積極的な製品およびソリューション開発に務めるとともに、インテル社ならびにマイクロソフト社をはじめ、さまざまなエコパートナー企業とのパートナーシップの強化を図っています。このようなエコパートナー企業との緊密な協力関係、および自らの研究開発投資によって、インテリジェント・システムを様々な産業に普及させ、地球上のあらゆる労働環境と生活環境をより豊かでスマートなものにしていくこと、- インテリジェント プラネットの実現 - が、我々アドバンテックの使命です。
(アドバンテック株式会社 ウェブサイト http://www.advantech.co.jp


 ■日本ラッド株式会社について  - 顧客企業のホームドクターとして-

 所在地:東京都港区虎ノ門 2-2-5 共同通信会館ビル
代表取締役社長:須澤通雅
JASDAQ 上場(コード番号 4736)

創業 46 周年を迎える、ソフトウェアの受託開発、ハード・ソフトを組み合わせたシステムインテグレーションを主業務とした1999 年公開の JASDAQ 上場企業です。革新的なコア技術によるソリューション提供、フルターンキーのシステム構築・運用サービス等を展開しています。近年はテクノロジーカンパニーとしてAI、IoT、セキュリティ等最先端の技術領域でのプロダクト・ソリューション開発を積極的に展開しつつ、ビッグデータ、クラウド、医療、動画解析等既存領域での更なる高付加価値サービスの開発に取り組んでいます。
(日本ラッド株式会社 ウェブサイトhttp://www.nippon-rad.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
●アドバンテック株式会社
電話 :0800-500-1055(フリーコール)
Email:ajp.ifactory@advantech.com

●日本ラッド株式会社
電話 : 03-5574-7806
Email:iot-sales@nippon-rad.co.jp
 

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会社概要

アドバンテック株式会社

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URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都台東区浅草6-16-3
電話番号
03-6802-1021
代表者名
劉 克振
上場
未上場
資本金
-
設立
1997年05月