サイバー大学、社員の大学進学を支援する企業と連携する「授業料マッチングファンド」を開始
～多様な学生の大学進学を支援し、高度IT人材育成を加速～
サイバー大学（学長：川原 洋、所在地：福岡市東区、以下「本学」）は、社員の大学進学を支援する企業と連携し、「授業料マッチングファンド」を開始します。それにあたり、連携を希望する企業からの申込受付を本日から開始しました。本取り組みは、連携する企業の社員が本学へ進学する際、授業料の一部を企業と本学が同額ずつ支援することで、社員個人にかかる経済的負担を軽減するものです。社員は働きながら高度なITスキルとDX推進力を身に付け、大卒資格の取得もめざすことが可能となり、多くの社会人の高等教育の機会創出と企業の人的資産経営戦略に貢献します。
１．取り組みの目的
現在、日本ではDX（デジタルトランスフォーメーション）人材の不足が指摘されていますが、理工系分野に進学する学生が欧米に比べて少なく、将来の担い手の育成が進んでいないのが現状です。また、すでに労働市場にいる社会人のなかには時間的・経済的理由から大学への進学やリカレント教育を断念したケースもあります。
本学が有するフルオンラインの学習環境と、この度開始した授業料マッチングファンドを活用することで、就労社会人が働きながら高等教育を受けられる基盤を構築し、企業経営とともに人材育成を支援します。また、この取り組みが企業の採用活動への好影響を与えることを期待します。
２．授業料マッチングファンドの概要
本プログラムでは、対象となる社員の本学での授業料の一部を企業が負担する場合、それと同額を本学が支援するマッチングファンド方式を採用しています。企業と本学それぞれの授業料の負担率は最大50％とし、双方が合意のうえ決定します。双方の支援額が50％ずつとなった場合、学生本人が支払う授業料は0円となり、学籍管理料等の自己負担のみで先進的な学習環境を利用して学習を進めることが可能です。
（１）授業料マッチングファンドの内容
連携企業の社員で2025年度春学期（4月）以降に入学する者の授業料について
企業の支援割合に応じて本学も同額を支援する
（２）適用条件
社員の一定人数以上が正科生または科目等履修生として同時に入学する場合
※学生は出願時に必要な入学検定料並びに、授業料以外の費用（学籍管理料および
システム利用料）を負担します。（入学金は免除されます。）
※科目等履修生を経て正科生（1年次入学または編入学）へ転籍する場合も授業料
マッチングファンドの対象とします。
※本制度を利用した入学者数は本学の入学定員の範囲内で決定します。
３．今後の展望
本取り組みを通じて、就労社会人の教育機会の拡大と、DX推進や業務へのAI活用に不可欠な高度IT人材の育成を加速させ、企業内のキャリア形成の最適化や産業界全体の競争力向上にも寄与することをめざします。
なお、本学の授業料は、履修単位数に応じた学費を学期ごとに支払う単位制を採用しています。また、入学年次により最長8年間の在籍が可能なため、企業の事業・人材戦略に応じた計画的な人的投資が実現できます。現在、企業との具体的な連携・モデル構築に向けた協議を行っており、今後も参画企業の拡大と取り組み強化を図ります。
【サイバー大学について】
サイバー大学は、福岡市が内閣府から認定を受けた構造改革特区を活用し、文部科学省の認可を受け、2007年4月に開学した株式会社立の通信制大学です。「情報革命で人々に学習の機会を」を理念に掲げ、現代社会に必要なITとビジネスが学べるIT総合学部を設置。独自開発したeラーニングプラットフォーム「Cloud Campus」を活用して、いつでも自分の都合にあわせて学習できるオンデマンド形式の授業を展開しています。その他、学生同士や教員との交流やサポートもすべてWeb上で行うデジタル大学です。
オンライン教育の長年の実績が評価され、2024年12月10日には、世界のオンライン教育ランキング「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」において、日本から唯一ランクインし、ブロンズ評価を獲得しました。学生の履修継続率等の数値や学生のアンケート結果に基づくアウトカムの項目で特に高い評価（5位）を獲得しており、本学の教育内容の質やサポートの高さを証明する結果となりました。
【サイバー大学 公式情報】
【内容に関するお問い合わせ（授業料マッチングファンドのお申込み窓口）】
サイバー大学 産学教育連携部
eメール：cc-service@jcei.co.jp
【報道機関からのお問い合わせ】
サイバー大学 広報メディア開発部
電話：070-1273-7983
eメール：cu-pr@cyber-u.ac.jp
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