ギャラクシー・エンターテインメント・グループ 2021年第3四半期監査前主要財務データを発表
効果的なコスト管理を継続 健全で流動性のあるバランスシートを維持 コタイ地区ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズへの投資を継続
【2021年11月11日、東京発】 ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(略称:GEG、香港証券取引所証券コード:27)は、本日、2021年9月30日までの3か月の業績を発表いたしました。(金額は特に明記がない限りすべて香港ドル建て)
ギャラクシー・エンターテインメント・グループ会長による公式ステートメント
この機会をお借りして、2021年第3四半期のマカオの状況およびGEGの業績をお知らせしたいと思います。第3四半期には、広く報道されたとおり、中国本土、マカオにおいて新型コロナウイルスの周期的な感染拡大が確認されました。その結果、感染拡大期には一部旅行制限が行われ、マカオへの訪問客数とグロスゲーミングレベニュー(GGR)に大きな影響を及ぼしました。しかしながら、旅行制限の解除後は、喜ばしいことに訪問客数が急速に回復を見せ、中国本土にレジャーや観光、旅行への需要が潜在していることを確信させてくれました。マカオ住民への大規模集団検査など、新型コロナウイルスの直近の感染拡大の封じ込めに決然として対処したマカオ政府に改めて感謝いたします。GEGは、リゾート内に検査施設やワクチン接種会場を設置し、政府のワクチン接種プログラムに協力してきました。GEGチームメンバーのワクチン接種率は92%を達成し、近い将来にも95%を達成できるよう努めております。
今期の大きなニュースは、マカオ政府がマカオのゲーミング法改正案に関する45日間の諮問プログラムを立ち上げたことです。諮問書類に列記された主要なポイントは、マカオをよく知る人たちにとっては特段驚くものではありませんでしたが、提案が実施に移されれば、業界の規制監督の改善やセクターの透明性の向上を実現し、マカオの最も重要な経済の柱を長期的に保証するものになると考えています。
2021年第3四半期の業績の話に移らせていただきますが、グループの純売上高は43億香港ドル(2020年第3四半期は16億香港ドル、2021年第2四半期は56億香港ドル)でした。グループの調整後EBITDAは5億300万香港ドル(2020年第3四半期はマイナス9億4,300万香港ドル、2021年第2四半期は11億香港ドル)でした。さらに、グループ全体での徹底したコスト管理も業績を支えました。また、ワールドクラスのブランドを追加することで購買体験を向上させるなど、施設の改善も継続して行っており、小売部門は今回も堅調な業績を達成しました。当社のバランスシートは、十分な流動性があり健全性を維持しています。2021年9月30日時点での現金および流動性のある投資は384億香港ドル、ネットキャッシュは278億香港ドルでした。2021年9月30日時点での負債総額は、利回り向上プログラムに関連した102億香港ドルと負債4億香港ドルを含み、106億香港ドルでした。これにより、事業管理に価値のある柔軟性が実現し、現在進めている開発構想の支えとなっています。
当社の開発に関する最新情報ですが、コタイ地区ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズへの投資を継続しており、MICE市場、特にギャラクシー・インターナショナル・コンベンション・センターの開業を含む継続中のマカオの経済開発や産業の多様化を支えております。第3フェーズには、約450の全室スイートルームからなるタワーをメインとするラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオが含まれており、開業時期については2022年の市況を観察しながら調整したいと考えております。これに続き、MICEおよびエンターテインメント市場の回復を予測し、ギャラクシー・インターナショナル・コンベンション・センターとアンダーズ マカオの開業を予定しています。また、次世代統合型リゾート、コタイ第4フェーズの建設も引き続き進めており、これにより当社のコタイのエコシステムは完成いたします。コタイ地区ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズ構想を土台とし、私たちは、マカオの観光やレジャーの国際的な中心地になるという将来に、これまで同様自信を持ち続けております。
2021年9月に、中央政府が横琴島における広東州およびマカオの集中協力区開発マスタープランを発表したことを嬉しく思います。マカオに加えグレーターベイエリアとその長期的な成長の可能性に対する中央政府からの強い支援を確かなものにするこのマスタープランにより、ゲーミングや観光業界は、大きなメリットを得るものと考えており、マカオと横琴島の間の入管の今後の緩和がさらなる経済の活性化を促すと信じております。さらに、私たちは横琴島やマカオだけでなく、急速に拡大を続けているグレーターベイエリアでのチャンスも視野にいれています。当社はモナコ公国のモンテカルロSBMと共に、日本の長期的な見通しに今までと変わらず関心を持ち続けており、新型コロナの感染拡大にもうまく対処できると確信しております。
さらに、第3四半期の間、GEGは中国初の生物多様性をテーマにしたグリーンボンドに1億人民元(約18億円)を投資することで、社会的責任プログラムへの参加も継続しております。当社の投資への取り組みは、マカオの経済的多様性と金融市場発展へGEGが継続的に支援を行っていることの表れです。
また、第3四半期におけるインフラの顕著な改善も喜ばしいことです。2021年9月8日、青茂検問所がオープンしました。この自動化された検問所では、入境・出境それぞれに50の検問ゲートがあり、最大で1日20万人が通関できるよう設計されています。これは、マカオへの長期的な恩恵を象徴する前向きな動きです。
最後になりますが、マカオの安全確保のために尽力してくださっている医療関係者や緊急対応を行っている方々、特に今期新型コロナの強制検査プログラムを支援してくださったボランティアの方々に、改めて感謝申し上げます。また、この困難な時期にあって、様々な経費削減プログラムに自発的に貢献し、会社を支えてくれている当社の従業員や管理チーム、取締役会にも感謝します。皆さま、本当にありがとうございます。
ギャラクシー・エンターテインメント・グループ会長
Dr. ルイ・チェ・ウー
2021年第3四半期業績のハイライト
GEG:新型コロナウイルスと旅行制限による影響が継続
ギャラクシー・マカオ:新型コロナウイルスと旅行制限による影響が継続
スターワールド・マカオ:新型コロナウイルスと旅行制限による影響が継続
ブロードウェイ・マカオ:独自の家族向けリゾート。マカオの中小企業(SME)による強力な支援
バランスシート:健全で流動性のあるバランスシートを維持
開発に関する最新情報:コタイ地区ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズの開発が進行中
この機会をお借りして、2021年第3四半期のマカオの状況およびGEGの業績をお知らせしたいと思います。第3四半期には、広く報道されたとおり、中国本土、マカオにおいて新型コロナウイルスの周期的な感染拡大が確認されました。その結果、感染拡大期には一部旅行制限が行われ、マカオへの訪問客数とグロスゲーミングレベニュー(GGR)に大きな影響を及ぼしました。しかしながら、旅行制限の解除後は、喜ばしいことに訪問客数が急速に回復を見せ、中国本土にレジャーや観光、旅行への需要が潜在していることを確信させてくれました。マカオ住民への大規模集団検査など、新型コロナウイルスの直近の感染拡大の封じ込めに決然として対処したマカオ政府に改めて感謝いたします。GEGは、リゾート内に検査施設やワクチン接種会場を設置し、政府のワクチン接種プログラムに協力してきました。GEGチームメンバーのワクチン接種率は92%を達成し、近い将来にも95%を達成できるよう努めております。
今期の大きなニュースは、マカオ政府がマカオのゲーミング法改正案に関する45日間の諮問プログラムを立ち上げたことです。諮問書類に列記された主要なポイントは、マカオをよく知る人たちにとっては特段驚くものではありませんでしたが、提案が実施に移されれば、業界の規制監督の改善やセクターの透明性の向上を実現し、マカオの最も重要な経済の柱を長期的に保証するものになると考えています。
2021年第3四半期の業績の話に移らせていただきますが、グループの純売上高は43億香港ドル(2020年第3四半期は16億香港ドル、2021年第2四半期は56億香港ドル)でした。グループの調整後EBITDAは5億300万香港ドル(2020年第3四半期はマイナス9億4,300万香港ドル、2021年第2四半期は11億香港ドル)でした。さらに、グループ全体での徹底したコスト管理も業績を支えました。また、ワールドクラスのブランドを追加することで購買体験を向上させるなど、施設の改善も継続して行っており、小売部門は今回も堅調な業績を達成しました。当社のバランスシートは、十分な流動性があり健全性を維持しています。2021年9月30日時点での現金および流動性のある投資は384億香港ドル、ネットキャッシュは278億香港ドルでした。2021年9月30日時点での負債総額は、利回り向上プログラムに関連した102億香港ドルと負債4億香港ドルを含み、106億香港ドルでした。これにより、事業管理に価値のある柔軟性が実現し、現在進めている開発構想の支えとなっています。
当社の開発に関する最新情報ですが、コタイ地区ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズへの投資を継続しており、MICE市場、特にギャラクシー・インターナショナル・コンベンション・センターの開業を含む継続中のマカオの経済開発や産業の多様化を支えております。第3フェーズには、約450の全室スイートルームからなるタワーをメインとするラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオが含まれており、開業時期については2022年の市況を観察しながら調整したいと考えております。これに続き、MICEおよびエンターテインメント市場の回復を予測し、ギャラクシー・インターナショナル・コンベンション・センターとアンダーズ マカオの開業を予定しています。また、次世代統合型リゾート、コタイ第4フェーズの建設も引き続き進めており、これにより当社のコタイのエコシステムは完成いたします。コタイ地区ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズ構想を土台とし、私たちは、マカオの観光やレジャーの国際的な中心地になるという将来に、これまで同様自信を持ち続けております。
2021年9月に、中央政府が横琴島における広東州およびマカオの集中協力区開発マスタープランを発表したことを嬉しく思います。マカオに加えグレーターベイエリアとその長期的な成長の可能性に対する中央政府からの強い支援を確かなものにするこのマスタープランにより、ゲーミングや観光業界は、大きなメリットを得るものと考えており、マカオと横琴島の間の入管の今後の緩和がさらなる経済の活性化を促すと信じております。さらに、私たちは横琴島やマカオだけでなく、急速に拡大を続けているグレーターベイエリアでのチャンスも視野にいれています。当社はモナコ公国のモンテカルロSBMと共に、日本の長期的な見通しに今までと変わらず関心を持ち続けており、新型コロナの感染拡大にもうまく対処できると確信しております。
さらに、第3四半期の間、GEGは中国初の生物多様性をテーマにしたグリーンボンドに1億人民元(約18億円)を投資することで、社会的責任プログラムへの参加も継続しております。当社の投資への取り組みは、マカオの経済的多様性と金融市場発展へGEGが継続的に支援を行っていることの表れです。
また、第3四半期におけるインフラの顕著な改善も喜ばしいことです。2021年9月8日、青茂検問所がオープンしました。この自動化された検問所では、入境・出境それぞれに50の検問ゲートがあり、最大で1日20万人が通関できるよう設計されています。これは、マカオへの長期的な恩恵を象徴する前向きな動きです。
最後になりますが、マカオの安全確保のために尽力してくださっている医療関係者や緊急対応を行っている方々、特に今期新型コロナの強制検査プログラムを支援してくださったボランティアの方々に、改めて感謝申し上げます。また、この困難な時期にあって、様々な経費削減プログラムに自発的に貢献し、会社を支えてくれている当社の従業員や管理チーム、取締役会にも感謝します。皆さま、本当にありがとうございます。
ギャラクシー・エンターテインメント・グループ会長
Dr. ルイ・チェ・ウー
2021年第3四半期業績のハイライト
GEG:新型コロナウイルスと旅行制限による影響が継続
- 第3四半期のグループの純売上高は43億香港ドル(前年同期比176%増、前四半期比23%減)
- 第3四半期のグループの調整後EBITDAは5億300万香港ドル(2020年第3四半期はマイナス9億4,300万香港ドル、2021年第2四半期は11億香港ドル)でした
- マイナス要因により、第3四半期の調整後EBITDAは約4,700万香港ドル減少、平準化調整後EBITDAは5億5,000万香港ドル(2020年第3四半期はマイナス9億4,000万香港ドル、2021年第2四半期は11億香港ドル)
- 直近12か月の調整後EBITDAは35億ドル香港ドル(前年同期比73%増、前四半期比70%増)
ギャラクシー・マカオ:新型コロナウイルスと旅行制限による影響が継続
- 第3四半期の純売上高は28億香港ドル(前年同期比353%増、前四半期比26%減)
- 第3四半期の調整後EBITDAは4億5,400万香港ドル(2020年第3四半期はマイナス7億8,800万香港ドル、2021年第2四半期は9億2,400万香港ドル)でした
- マイナス要因により、第3四半期の調整後EBITDAは約3,100万香港ドル減少、平準化調整後EBITDAは4億8,500万香港ドル(2020年第3四半期はマイナス7億8,700万香港ドル、2021年第2四半期は8億3,800万香港ドル)
- 第3四半期の5か所のホテルの客室稼働率は45%
スターワールド・マカオ:新型コロナウイルスと旅行制限による影響が継続
- 第3四半期の純売上高は6億6,400万香港ドル(前年同期比234%増、前四半期比29%減)
- 第3四半期の調整後EBITDAは2,500万香港ドル(2020年第3四半期はマイナス2億2,300万香港ドル、2021年第2四半期は1億3,500万香港ドル)でした
- マイナス要因により、第3四半期の調整後EBITDAは約1,600万香港ドル減少、平準化調整後EBITDAは4,100万香港ドル(2020年第3四半期はマイナス2億2,100万香港ドル、2021年第2四半期は1億4,700万香港ドル)
- 第3四半期のホテルの客室稼働率は56%
ブロードウェイ・マカオ:独自の家族向けリゾート。マカオの中小企業(SME)による強力な支援
- 第3四半期の純売上高は1,400万香港ドル(2020年第3四半期は1,300万香港ドル、2021年第2四半期は1,400万香港ドル)
- 第3四半期の調整後EBITDAはマイナス1,900万香港ドル(2020年第3四半期はマイナス3,700万香港ドル、2021年第2四半期はマイナス2,000万香港ドル)でした
- 第3四半期の調整後EBITDAにはプラス要因はありませんでした
- 2021年第3四半期のホテルの稼働は停止していました
バランスシート:健全で流動性のあるバランスシートを維持
- 2021年9月30日時点での現金および流動性のある投資は全体で384億香港ドル、ネットキャッシュは278億香港ドルになりました
- 2021年9月30日時点での負債は106億香港ドル(主に利回り向上プログラムに関連したもので、負債は最小となっている)
開発に関する最新情報:コタイ地区ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズの開発が進行中
- 現在行っているリゾートの段階的な強化を続け、競争力とお客様への訴求力を維持
- コタイ地区ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズ - ノンゲーミング事業のMICEやエンターテインメント、家族向け施設を中心に、ゲーミングも含めて開発を進行中。コロナウイルスの状況の推移によりスケジュールに影響を受ける可能性あり
- コタイ、フェーズ3の一部として、450全室スイートルームからなるタワーを持った高級ホテルのラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオの開業時期については、2022年の市況を観察しながら調整。また、これに続くギャラクシー・インターナショナル・コンベンション・センターとアンダーズ マカオの開業およびフェーズ4の建設を進める。
- グレーターベイエリアと横琴島 - 横琴島プロジェクトの推進の継続と、急速に拡大が続いているグレーターベイエリアでの潜在的な機会を探ることで焦点を拡大
- 国際事業の展開 - 日本を含む海外市場での機会を引き続き探索
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