上位校22卒学生の8割が「夏インターン参加先の本選考に興味」。コロナ禍における夏までの就活動向を調査。
キャリア教育支援NPO エンカレッジが就活動向アンケートを実施、2521名もの22卒学生が回答
調査レポートでは、全国の学生の「夏インターン事情」や「現在の就職活動内容」、「秋冬インターンへの参加意向」など、22卒学生の最新動向を紹介しています。
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目次
調査概要
調査結果のポイント
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調査概要
■就活動向に関するアンケート速報
調査対象:2022年に卒業予定の大学生・大学院生
調査期間:2020年8月27日(木)~31日(月)
回答方法:WEBにて回答
有効回答数:2521名
■回答者属性
・地域分布は、関東・関西で約6割、それ以外の地方が約4割。
・文系学生と理系学生の比率は、文系が約8割、理系が約2割。
・学部生と大学院生の比率は、学部生が8割超、大学院生が1割。
■回答者の所属大学内訳
東京一工:東京大学/京都大学/一橋大学/東京工業大学
旧帝大:北海道大学/東北大学/名古屋大学/大阪大学/九州大学
早慶上智:早稲田大学/慶應義塾大学/上智大学
GMARCH:学習院大学/明治大学/青山学院大学/立教大学/中央大学/法政大学
関関同立:関西大学/関西学院大学/同志社大学/立命館大学
地方国立大:山形大/新潟大学/埼玉大学/香川大学/長崎大学/鹿児島大学 他多数
有名国立:筑波大学/東京外国語大学/お茶の水女子大/千葉大学/広島大学 他多数
私立上位:国際基督教大学/東京理科大学/南山大学他
調査結果のポイント
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◆「9割以上」の22卒学生が、夏インターンにエントリー
◆夏インターン、7割が「企業名」よりも「プログラムの内容」を重視してエントリー
◆夏インターン参加先の本選考に興味を持った学生は「約8割」
◆秋冬インターンの参加意欲は「99%」
◆秋冬インターンの開催形式(オンライン/対面)に対する希望は、インターン参加有無により異なる
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夏インターン、7割が「企業名」よりも「プログラムの内容」を重視してエントリー
夏インターンエントリー数・参加数について、21卒と22卒を比較しました。
21卒の昨年度夏インターンエントリー数は、「1-5社」にボリュームゾーンがきている(38.2%)のに対し、
22卒で最も多かったのは、「11-20社(25.7%)」という結果に。
2020年夏の傾向として、昨年より多くの夏インターンにエントリーした学生が多いことがわかります。
夏インターン参加率は、21卒が88%であるのに対し、22卒は91.2%と、昨年を上回り、
4人に1人が「6社以上」の夏インターンに参加したと回答しました。
続いて、「夏インターンにエントリーする際の軸」について質問したところ、
7割を超えたのは「志望業界である」ことと、「プログラム内容」への興味の2項目となりました。
同調査で聞いた「2020年8月時点の就活状況(すべて選択)」への回答結果を見ると、
夏時点では、「企業研究(48.2%)」よりも「業界研究(61.1%)」に着手している学生の方が多い結果に。
「イベント/インターンで接点を作っている」...83.9%
「自己分析をしている」 ...73.8%
「業界研究をして志望業界を広げている」 ...61.1%
「企業研究をして志望企業を広げている」 ...48.2%
「本選考を受け始めている」 ...6.0%
「本選考を大方受け、承諾先を考えている」 ...0.1%
「まだ就活らしいことはしてない」 ...7.7%
この結果からも、志望企業の絞り込みは秋以降である学生が、半数以上であることが想定されます。
夏インターン参加時点では、志望企業ではなくても、業界への興味を理由としてエントリーに至った学生が多い結果となりました。
また、業界だけではなく「プログラム内容」も、エントリーの十分な動機となっています。
夏インターンにおいては、企業自体の知名度や訴求力が低くても、プログラム内容を引き合いに、参加者が集まる傾向が見えてきます。
夏インターン参加先の本選考に興味を持った学生は「約8割」
22卒就活において、アンケート回答学生の91.2%が参加した夏インターン。
夏インターンを経験した学生2051名に、「夏インターンに参加したことをきっかけに本選考にエントリーしたいと考えている企業」について聞いたところ、学生の77.6%が、インターンに参加した企業の本選考にエントリーしたいと考えていることが判明しました。
エントリーしたいと思った理由として多かったのは、
「事業内容に魅力を感じた(37.6%)」「企業・社員の雰囲気が合っていた(33.4%)」でした。
インターンエントリー時には、学生が企業のことをよく知らない状態でも、インターンを通して、事業の魅力や、企業風土、社員の雰囲気を適切に伝えることで、本選考のエントリーまで導くことも可能です。
夏インターンだけではなく、今後設計を進める企業も多い秋冬インターンでも、有効な戦略であると言えます。
秋冬インターンの参加意欲は「99%」
21卒学生を対象に、就活終盤時期(2020年5月)に実施したアンケートによると、
「内定承諾先と接点をもったきっかけ」として、3割の学生が挙げたのが「秋冬インターン」でした。
また、22卒学生についても、「秋冬インターンへの参加意欲」を示した学生が99.2%に及ぶなど、
採用活動において「秋冬インターン」は、夏インターンに引けを取らず重要視されています。
秋冬インターンの開催形式(オンライン/対面)に対する希望は、インターン参加有無により異なる
2020年前半は、新型コロナ流行の影響により、インターンやその他イベントのオンライン化を余儀なくされました。
オンラインでの夏インターンを経験し、これから秋冬インターンや本選考を控える22卒に、「秋冬インターンの開催形式」に関する意見を聞きました。
夏インターンの参加有無を問わず、開催形式は「どちらでも良い」という声が4割以上でした。
一方で、「対面形式」を希望する学生の割合は、夏インターンの経験有無によって約10%の差があり、
夏インターンを経験した学生の方が対面での実施を望む結果となりました。
実際にオンライン形式のインターンを経験したことで、オンラインの弊害である、通信のタイムラグやコミュニケーションの取りづらさ、物足りなさを感じている可能性あります。
引き続き対面での実施が制限される情勢は続くため、秋冬インターン以降のイベントでは、いかにオンラインの弱点を排除し、学生の満足度をあげるかの検討が必要です。
本レポートのダウンロード
今回の調査結果は、下記フォームよりダウンロードが可能です。
新卒採用を担当されている方、採用市場の情報収集をしている方など、ぜひお気軽にご覧ください。
■レポート「22卒夏インターンの振り返りと秋冬施策のヒント」ダウンロード
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株式会社RECCOO / キャリア教育支援NPO エンカレッジについて
2014年設立。クライアント企業の人事・採用の課題解決に向き合い、経営戦略、人事戦略、採用の最終成果までワンストップで支援。個と組織の創造性が発揮される採用・組織開発のコンサルテーションを通じ、「知的生産性の高い人材が、創造的なビジネスを行うことで、日本の経済を強くする」ことを目指す。
有料職業紹介事業 厚生労働大臣許可番号13-ユ-308445
●新卒人材に関するコンサルティング
●新卒人材に関するイベント企画・運営
●各種媒体・就活支援団体等を活用した新卒採用支援
●インターン募集企業への候補生斡旋
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2014年に、京都大学の学生たちが「キャリア教育による日本の変革」を掲げて立ち上げたNPO団体「en-courage」。設立6年で全国47都都道府県、72大学に支部を持ち、5万人の学生会員が所属する日本最大級のキャリア教育支援NPOへと成長。
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