「東京2020 NIPPONフェスティバル」共催プログラム「現代日本画の系譜-タマビDNA展」を多摩美術大学美術館などで開催
加山又造、横山操から今も多摩美に受け継がれる現代日本画の「DNA」を89名の作品から展観する。4月3日(土)から。
多摩美術大学(東京都世田谷区・八王子市 学長:建畠晢)はこのたび、展覧会「現代日本画の系譜-タマビDNA展」を、多摩美術大学美術館および本学八王子キャンパス内アートテークギャラリーにて開催いたします。
前身である帝国美術学校(1929年創立)からはじまる本学の日本画教育は、1963年の加山又造、その2年後に横山操が着任したことにより、因習や伝統に捉われない自由な発想による日本画教育へと大きく転換しました。以降、二人の精神は今日まで継承され、日本画を出自としたさまざまな表現を尊重し、多彩な作家を育成し続けています。
本展では、加山又造と横山操を「現代日本画」の旗手として捉え、本学日本画教育の中興の祖と位置づけました。そして二人から薫陶を受けた教え子たちがその理念をどのように次世代に伝え、受け継いでいるのかについて、89名の作家たちの作品を展観することで検証します。
また、本展は、国内外へ日本のさまざまな文化をPRする「東京2020 NIPPONフェスティバル」(東京2020組織委員会主催)の共催プログラムとして採択されました。日本画および日本文化の魅力を広く世界に発信いたします。
前身である帝国美術学校(1929年創立)からはじまる本学の日本画教育は、1963年の加山又造、その2年後に横山操が着任したことにより、因習や伝統に捉われない自由な発想による日本画教育へと大きく転換しました。以降、二人の精神は今日まで継承され、日本画を出自としたさまざまな表現を尊重し、多彩な作家を育成し続けています。
本展では、加山又造と横山操を「現代日本画」の旗手として捉え、本学日本画教育の中興の祖と位置づけました。そして二人から薫陶を受けた教え子たちがその理念をどのように次世代に伝え、受け継いでいるのかについて、89名の作家たちの作品を展観することで検証します。
また、本展は、国内外へ日本のさまざまな文化をPRする「東京2020 NIPPONフェスティバル」(東京2020組織委員会主催)の共催プログラムとして採択されました。日本画および日本文化の魅力を広く世界に発信いたします。
◆ 開催概要 ◆
展覧会名:「現代日本画の系譜ータマビDNA」
主催 :「現代日本画の系譜-タマビDNA 展」実行委員会
(多摩美術大学、多摩美術大学美術館、多摩美術大学日本画研究室、横山操学内共同研究会)
共催:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
協力:多摩美術大学 アートアーカイヴセンター
第一会場:多摩美術大学美術館
〒206-0033 東京都多摩市落合1-33-1
会期:2021年4月3日(土)− 6月20日(日)
交通:多摩センター駅 徒歩7分 (京王相模原線・小田急多摩線・多摩モノレール)
開館時間:10:00 〜17:00(入館は16:30 まで)
休館日:火曜日 ※但し、5月4日(火・祝)は開館、5月6日(木)は休館
入館料:無料
第二会場:多摩美術大学八王子キャンパス アートテークギャラリー 1F・2F
〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723
会期:2021年4月3日(土)− 5月7日(金)
交通:JR横浜線・京王相模原線橋本駅北口から神奈川中央交通バス「多摩美術大学行」で約8分
または、JR八王子駅南口から京王バスで約20分
開館時間: 10:00 〜17:00(最終は15:30まで)
休館日:日曜日、5月3日、5月4日
入館料:無料
「現代日本画の系譜ータマビDNA展」ホームページ
https://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/210403.htm
「東京2020 NIPPONフェスティバル」ホームページ
https://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/210403.htm
◆ 開催趣旨 ◆
多摩美術大学日本画専攻は、本学の前身である帝国美術学校(1929年創立)の日本画科・西洋画科・工芸図案科の三本柱の一つとしてはじまり、多摩帝国美術学校の開校(1935年)より安田靫彦が特別顧問を務め、4年制大学への昇格を経て、本学日本画専攻の92年にわたる歴史の礎が築かれました。そして1963年に加山又造が着任し、その2年後に横山操が招聘されたことで、専攻のあり方が大きく変化しました。
この個性あふれる魅力的な二人が手を携えて教鞭を執ることにより、日本画の因習や伝統に捉われない自由な発想による日本画教育が生まれたのです。以降、加山・横山の精神は継承され、本学では日本画を出自とした様々な表現を尊重し、多彩な作家を育成してきました。
本展では加山又造と横山操を「現代日本画」の旗手として捉え、本学日本画教育の中で、二人の教えが学生たちに受け継がれ、作品に結実したかを「現代日本画の系譜」として展観いたします。加山と横山の指導を受けた教え子たち、またその教え子の教え子たちの作品、さらに上野泰郎や堀文子、市川保道ら加山と横山と共に後進の指導にあたった教員、加山と横山に直接の指導は受けてはいないものの縁あって本学に着任し新たな息吹をもたらした教員、歴代の非常勤講師や助手・副手など世代を超えた作家など89名の作品を、多摩美術大学美術館および多摩美術大学アートテークギャ ラリーの2会場でご紹介いたします。
本学日本画の系譜を辿る、貴重な機会となります。ひとりでも多くの方に本展を知っていただきたく、ぜひ貴媒体にてお取り上げいただきますようお願いを申し上げます。
◆ 出展作家 ◆
第一会場:多摩美術大学美術館
加山又造/横山操/市川保道/堀文子/中野嘉之/松尾敏男/戸田康一/平松礼二/松下宣廉/北條正庸/宮いつき/千々岩修/八木幾朗/飯野静江/伊藤髟耳/伊東正次/尾長良範/神戸智行/北村さゆり/香野ルミ子/小谷里奈/齋藤満栄/杉田悠介/鈴木強/谷保玲奈/陳芃宇/永岡郁美/中堀慎治/仲山計介/成澤響子/西川芳孝/沼田修/能島浜江/長谷川幾与/福井江太郎/松谷千夏子/安田敦夫/渡辺薫
第二会場:多摩美術大学八王子キャンパス アートテークギャラリー 1F・2F
上野泰郎/米谷清和/武田州左/岡村桂三郎/加藤良造/青秀祐/青木香保里/浅見貴子/足立正平/石原七生/市川裕司/梅木雅子/江川純太/江口暢彌/大山直人/奥村彰一/折笠敬昭/木内祐子/木下めいこ/木村浩之/久世直幸/粂原愛/小松謙一/坂本藍子/佐藤はる香/塩崎顕/篠塚聖哉/清水航/清水智和/新恵美佐子/鈴木康太/田澤苑実/田中さお/千葉大二郎/中澤美和/中嶋弘樹/中村ケンゴ/西秦仁史/花牟禮有基/日比野拓史/ホリグチシンゴ/舛田玲香/町田久美/三鑰彩音/宮ヶ丁渡/矢島史織/安田萌音/山嵜雷蔵/山本瞳/吉澤舞子/吉田有紀
※展示会場は変更になる場合があります。
最新情報はホームページをご確認いただくか、お電話にてお問い合わせください。
◆ 関連イベント ◆
◇特別講義
会期中に、出品作家をお招きした特別講義を開催します。作品や制作活動について、本学日本画教育の変遷なども交えて伺います。登壇者、お申し込み方法などの詳細は、内容が決まり次第、多摩美術大学美術館ホームページにてお知らせいたします。
※ 4/23追記 本企画は新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みて、一般公開を中止することにいたしました。
◇上映会 ※4/5追記
横山操学内共同研究が2年間にわたり調査をした、日本画教員や卒業生らへのインタビュー映像6本を上映します。
【上映プログラム】
1. 教育者としての加山又造と横山操」(約17分)
2. 多摩美術大学日本画専攻 歴代の先生方の思い出」(約22分)
3. 多摩美術大学日本画専攻の特性 外から見たタマビ・中から見たタマビ」(約14分)
<休憩10分>
4. 入学して最初の課題ー白い百合」(約16分)
5. 多摩美術大学日本画専攻の特色ともいえるコンクールについて」(約12分)
6. タマビの学生、これから日本画を学ぶ未来のタマビ生へのエール」(約8分)
*終了時間は15:45頃を予定しています。
*展覧会チラシに掲載されたプログラム構成から、一部変更しております。
開催日:4月3日(土)/ 4日(日)/ 29日(木)/ 30日(金)
5月1日(土)/ 2日(日)/ 3日(月・祝)/ 29日(土)
6月5日(土)/ 6日(日)/ 7日(月)/ 20日(日)
時間:全日とも14:00 ~15:45
会場:多摩美術大学美術館 3F ミニシアター
申込:要事前申し込み(先着順、定員に達し次第受付終了)
定員:各回10名
参加費:無料
申し込みフォーム:下記URLからお申し込み下さい。
https://forms.gle/1xY7zUc6S52PoK276
※本ページ上の画像の無断転載を禁じます。
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