Fastly、オープンソースとインターネットのインフラを支援する「Fast Forward」イニシアティブを立ち上げ
世界最速のグローバルエッジクラウドプラットフォームを提供する Fastly, Inc.(NYSE: FSLY、https://www.fastly.com/) は本日、業界をリードするオープンソースおよび非営利プログラムを「Fast Forward」として刷新し、より速く、安全で、包括的なインターネットの構築と維持に関わるコミュニティの構築に注力することを発表しました。本発表は、Fastly の年次カンファレンス Altitude (https://fastlyaltitude2022.com/s/altitude-2022/home)で行いました。
Fast Forward(https://www.fastly.com/fast-forward)は、使いやすく、優れたパフォーマンスおよびセキュリティを用いてオープンソースプロジェクト、非営利団体および開発者が開発を行えるよう支援するために設計された広範なプログラムです。Fastly のオープンソースへのコミットメントをさらに発展させた Fast Forward はオープンソースプロジェクトとそうしたプロジェクトを支援する非営利団体に無償でサービスを提供します。また、Fast Forward は、関係者がより広範な開発者やオープンソースコミュニティと交流し、互いに学び合うことができるようなコミュニティを確立し、育成していきます。
Fast Forward は、インターネットをより良い場所にし、すべての体験が迅速かつ魅力的で、安全であるようにするという Fastly の使命から立ち上がったプロジェクトです。Fastly は、オープンで、透明性が高く、協力的(https://www.fastly.com/blog/a-better-internet-needs-us-all-to-build-openly-transparently-and-most)な業界の一員でありたいと願っており、グローバルに事業を展開する企業には、オープンインターネットを構成する標準、プロトコル、オープンソース技術、ポリシーといった共通の知識体系に専門知識を提供する責務があると考えています。
Fastly の 最高経営責任者(CEO)である Todd Nightingale は次のように述べています。「オープンソースプロジェクトや標準化活動に Fastly の業界最高水準のサービスを提供することで、インターネットをより良い場所にするという我々の共通の使命を推進することができます。インターネット上のイノベーションを促進する組織をサポートすることは、当社にとって非常に重要です。」
Fast Forward は、オープンソースとオープン標準における Fastly が培ってきた伝統の一要素に過ぎません。Fastly は、Red Hat、Mozilla、Intel とともに Bytecode Alliance(https://bytecodealliance.org/)の創設メンバーであり、Microsoft、Google、Apple などの業界パートナーとともに Private Access Tokens(https://bit.ly/3tCh1EU)に貢献し、Pushpin(https://pushpin.org/)、 WAF Efficacy(https://github.com/fastly/wafefficacy/blob/main/README.md)などのプロジェクトを通じてオープンソースへの貢献を社員に奨励しています。また、Fastly は顧客コミュニティ向けのポリシーを持っており、Fastly の価値観を共有できる顧客およびパートナーと協業しています。
Fastly のデベロッパーエクスペリエンス担当副社長である Anil Dash は次のように述べています。「インターネット上には、刺激的で素晴らしい創造性が数多く存在していますが、それに見合うサポートが提供されているとは限りません。Fast Forward は、より良いインターネットを構築するために、すべての人を支援する Fastly のコミットメントです。オープンソース技術から、インターネットを動かす基本的なプロトコルや標準まで、どのような技術、ツール、スタックを使っていても、Fastly は開発者やクリエイターを支援します。私たちは、彼らが可能性を見出して、さらに優れたインターネットを構築し、拡張していくことに期待を寄せています。」
Fastly のオープンソースへの投資により、Rust Software Foundation、Apache Software Foundation、Scratch Foundation などの団体に対してサポートを提供しています。こうした団体のリーダーは、Fastly の Fast Forward Program から得られる利点について次のように述べています。
Rust Foundation オペレーションおよびアドボカシー ディレクター Joel Marcey 氏
「Rust Foundationは、Rust Project を支援する非営利団体として、メモリ安全性、エネルギー効率、スケーラビリティといった Rust 固有の利点により、ソフトウェア開発の未来は明るいと考えています。しかし、Rust Project が人気の高まりに対応するためには、多様で費用対効果の高いインフラが不可欠です。Rust Foundation は、Fast Forward プログラムに参加することで、Rust Project が無償で Fastly のフルサイト配信と強力な Compute@Edge プラットフォームを 利用できることに大変感謝しています。このようなパートナーシップは、将来にわたって Rust の成長と持続可能性に貢献するでしょう。」
Apache Foundation インフラストラクチャ アーキテクトの Daniel Gruno 氏
「Fastly のスポンサーシップにより、Apache Software Foundation は、複雑なミラーインフラを、我々のプロジェクトやユーザーに対してほぼ透過的なシンプルなコンテンツ配信ネットワーク(CDN)に置き換えることができました。さらに、インフラチームは配信ネットワークに費やす時間を減らし、財団にとってより価値の高いプロジェクトにより多くの時間を費やすことができるようになりました。」
Scratch 財団プリンシパル ソフトウェア エンジニアの Colby Gutierrez-Kraybill 氏
「Fastly のグローバルな展開と継続的なサポートにより、世界中の若者にデジタルツールや想像、創造、共有、学習の機会を提供するという Scratch 財団のミッションを実現することができます。Fastly とのパートナーシップにより、私たちのプラットフォームである Scratch と ScratchJr が世界的なクリエイティブ学習ツールとして成長する中でも、柔軟性と機動性を維持できています。」
Fast Forward プログラムによる無償サービスは、オープン、コミュニティ指向、包括的、新しい貢献者に優しい、信頼の上に成り立つ Fastly のオープンソースの価値観に共感し、メンバーがコードベースを自由に配布できることが利用条件になります。承諾された場合、Fast Forward やそれ以外のコミュニティで知識やリソースの共有をご協力いただくことになります。
Fast Forward の詳細については、こちら(https://www.fastly.com/blog/fast-forward-lets-build-the-good-internet-together)をご覧ください。
Fastly について
Fastly のパワフルでプログラム可能なエッジクラウドプラットフォームは、世界のトップ企業による最速のオンラインエクスペリエンスの実現や、Web パフォーマンスの向上、セキュリティ強化、そしてグローバル規模でのイノベーションの促進を支援します。95 %以上の顧客満足度を獲得し、世界トップクラスのサポートを提供している Fastly のエッジコンピューティング、デリバリー、セキュリティ製品群は、IDC、Forrester、Gartner などの業界アナリストからリーダーとして評価されています。Fastly の強力かつ最先端のネットワークアーキテクチャは世界最速であり、開発者は安全な web サイトやアプリケーションをグローバル規模で迅速に市場へ投入するだけでなく、業界をリードするコスト削減を実現します。Fastly のお客様には、国内では日本経済新聞社、メルカリ、リクルート、サイバーエージェント、海外では Stripe、The New York Times、GitHub など、世界的に著名な企業が Fastly のサービスを通じてインターネット体験を向上させています。Fastly の詳細については Fastly.com/jp (https://www.fastly.com/jp)をご覧ください。また、Twitter @FastlyJapan(https://twitter.com/FastlyJapan)および Facebook(https://www.facebook.com/FastlyEdgeCloudJapan/)でも最新情報をご覧いただけます。
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