新菱冷熱工業株式会社と斎久工業株式会社 業務提携の協議開始
業界環境の変化及びお客さまのニーズの変化への対応を目指して
新菱冷熱工業株式会社(代表取締役社長:加賀美 猛、以下「新菱冷熱工業」)と斎久工業株式会社(代表取締役社長:柏葉 浩一、以下「斎久工業」)は、業務提携に関して協議を開始したことをお知らせいたします。

1.業務提携の目的・概要
新菱冷熱工業は、1956年の創業以来、経営ビジョン「さわやかな世界をつくる」のもと、建設設備を中心に幅広い分野においてご愛顧いただくとともに、特に空調設備業界では、リーディングカンパニーとして高い評価をいただいております。また、1972年の海外進出以来、アジアを中心に各国のランドマークとなる大型プロジェクトに数多く参画し、グローバルな事業展開をしています。
斎久工業は、1923年の創業以来、給排水衛生設備の設計・施工を主軸とする総合設備エンジニアリング企業として、それぞれの時代においてエポックメイキングな建築物の施工に携わり、業界内においては、「水のパイオニア斎久」として高い評価をいただいております。経営理念である「快適で安心な生活を支える高品質な設備及びサービスを提供する」を基に事業を続け、2023年に100周年を迎えました。そして、2025年2月には、斎久工業を支える“人”(=従業員)を中心に据えた新・中期経営計画「CLIMB OVER 2025-2027」を公表し、これからの100年に向けた新たな基盤構築への挑戦をスタートいたしました。
両社が属する設備工事業界は、少子高齢化による担い手不足や資材・労務費の高騰といった厳しい環境に直面しており、加えて、建築技術の進歩による工事の大型化や工法の転換が求められるなど大きな変革を迫られています。
これらの業界環境の変化とお客さまのニーズの変化に適切かつ迅速に対応するため、新菱冷熱工業と斎久工業は業務提携に関する協議を開始し、新たな関係を構築していきます。
両社は、今回協議を開始する業務提携によって、生産性の向上、技術開発・事業開発の推進、働き方改革の推進、担い手不足への対応を進め、両社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現することを目指しております。具体的には、DX化、BIM化、現場業務の分業化やオフサイト化、教育・調達分野の協業、研究開発、時間外労働の削減などについて検討をしていきます(詳細は下図をご参照ください)。

2.両社の概要
(1)新菱冷熱工業

会社名 |
新菱冷熱工業株式会社 |
本社所在地 |
東京都新宿区四谷一丁目6番1号 |
創業/設立 |
1956年(昭和31年)2月23日 |
資本金 |
35億円 |
代表取締役社長 |
加賀美 猛 |
従業員数 |
2,257名(単体)/5,195名(グループ会社を含む) |
売上高 |
2,239億円(単体)/3,084億円(連結)(2024年9月期) |
事業内容 |
1.空気調和、給排水衛生、電気、電気通信に関する設備工事 2.水道、消防、清掃に関する設備工事 3.機械器具設置、建設・土木工事 4.環境衛生装置、輸送機設備等の製造販売 |
斎久工業に対する 出資比率 |
31.4%(持分法適用会社) ※発行済株式総数(自己株式除く)に対する割合 |
(2)斎久工業

会社名 |
斎久工業株式会社 |
本社所在地 |
東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 |
創業/設立 |
1923年(大正12年)7月1日/1951年(昭和26年)1月26日 |
資本金 |
14億8,125万円 |
代表取締役社長 |
柏葉 浩一 |
従業員数 |
461人 |
売上高 |
465億円(2024年3月期) |
事業内容 |
1.給排水衛生、空気調和に関する設備工事 2.消防、水道に関する設備工事 3.機械器具設置、建築・土木工事 |
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