コロワイド特例子会社、厚労相が定める「もにす認定企業」に認定

～特例子会社として横浜市内初、障がい者雇用の取組みに注力～

株式会社コロワイドの特例子会社である株式会社ココットが、障がい者雇用の促進及び安定に関する取組みが優良な企業として2022年12月6日付で厚労相より「もにす認定」を取得。横浜市内で「もにす認定」を取得した最初の特例子会社となり、12月12日にハローワーク横浜にて認定式がとりおこなわれました。

株式会社コロワイド（代表取締役社長：野尻公平、証券コード: 7616）は、このたび特例子会社である株式会社ココット*1（神奈川県横浜市、代表取締役社長:田中洋子）が、厚生労働大臣が定める「もにす認定企業」として認定され、昨日、ハローワーク横浜にて認定式がとりおこなわれたことをお知らせいたします。横浜市内の特例子会社としては同社が初の認定企業となりました。
 

もにす認定ロゴマーク

認定式の様子

　「もにす認定」*2は、障がい者雇用の促進及び雇用の安定に関する取組みの実施状況等が優良な中小企業を厚生労働大臣が認定する制度で、2020年の４月から実施されています。その評価項目は、取組み（体制づくり、仕事づくり、環境づくり）、成果（数的側面、質的側面）、情報開示（取組み、成果）の3種に分類され、更に組織面、人材面、事業創出、職務環境、働き方、キャリア形成、定着状況等、全17項目に細分され、各項目の合計得点によって評価されます。今回、ココットは特例子会社としての認定基準点を上回り、12月6日付での認定取得に至りました。

　ココットでは、業務支援を行うジョブコーチの育成や障がいのある社員も参加する「雇用促進会議」等の職場環境の整備を積極的に執り行ったほか、社員個々の就労意欲に応じた雇用形態の選択を可能にし、且つ能力に応じた給与水準を明確化した「キャリアパス制度」を導入することで、社員が仕事に対する意欲を持てる職場環境づくりを行っております。

　かかる取組みは社員の定着率向上にも寄与、過去3年間に採用した障がいのある社員の1年間定着率は100％に、定期的に実施している仕事の満足度・やりがいに関するアンケート調査では肯定的な回答が90%以上という結果につながっております。

　このたびの「もにす認定」取得にあたり、株式会社ココット代表取締役社長の田中は下記のとおりコメントしております。

　「目まぐるしく情勢が変わる現代において、特例子会社でも変化に対応できる人材の育成や新たな仕事へのチャレンジは欠かせません。社員一人ひとりの意識の向上、そして質の高いアウトプットによって顧客に信頼される会社となることで、社会貢献はもとより、グループの発展に寄与できるよう努めてまいります。」

　コロワイドグループでは、「企業の成長の源泉は人材である」との考えのもと、重点的に取組んでいくべき課題（マテリアリティ）の一つとして「働く仲間の成長と多様性の尊重」を特定しております。今後とも障がいの有無にかかわらず、すべての社員が個々の能力を活かし、いきいきと働ける職場環境の充実を目指し、取組んでまいります。
 

*1　株式会社ココット（株式会社コロワイド特例子会社）
　「障がい者の社会の完全参加と平等」の理念に基づき、株式会社コロワイドの特例子会社として2007年に設立。グループ会社の売上チェック、店頭メニューや各種販促物の作成、印刷のほか、グループのセントラルキッチン内での計量・パッキング・洗浄などの事業を創出。
https://www.cocot.co.jp/

*2　もにす認定　厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/monisu.html

以上

コロワイドのサステナビリティの取組みはこちら 
https://www.colowide.co.jp/sustainability/