埼玉県川口市のスケッター、78%が「介護業界未経験者」 裾野拡大に寄与
〜地域包括ケアシステムの推進・深化へ〜
■スケッター登録者の78%が介護業界未経験者
介護・福祉領域に特化した有償ボランティアのマッチングプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは、埼玉県川口市と2024年3月に協定を締結。「スケッター」を通じて、地域資源を掘り起こし介護人材の裾野拡大と高齢者の社会参加促進(孤独・孤立防止)を目的に、2024年7月から大規模なスケッター周知を開始している。
周知開始から半年間で、スケッターを通じて市内の介護施設に500件近い応募があり、案件投稿を行った全てのトライアル施設でマッチングが成立した。
また、川口市内スケッター登録者の78%が介護に関する就業経験がない「未経験者層」で、介護業界に新しく関わる人の増加(介護人材の裾野拡大)に繋がったほか、応募者の約半数が60代以上となっており、高齢者の社会参加促進に寄与した。
■スケッター属性分析(10代〜80代まで幅広い世代にリーチ)
■事業所の声まとめ
<事業所の参加目的>
・「新しい風」(多様な地域人材)を取り入れて事業所を活性化させたい(利用者のQOL向上)
・レクの充実(利用者のQOL向上、サービス力の向上)
・人手不足感の解消(現場の負担軽減、中長期的な採用広報力向上)
<参加事業所の主な評価>
・利用者の満足度向上(利用者のQOL向上)
・職員採用につながった
・人手不足感の解消
<参加事業所の主なコメント>
・予想以上に応募があった
・多様なスキルを持つ地域人材と繋がりを作ることができ、良い出会いがあった(採用にも寄与)
・良い口コミをたくさん書いてくれた(広報力の向上)
・レクの充実化などによる利用者の満足度向上
・業界外の視点(スキルシェア)をもらえた。
・介護現場に興味のある層の可視化ができた
<業務負担軽減の効果>
・参加事業所の約7割が「スケッターが来ている日は職員の業務負担が軽減された」と回答。
<利用者への反響>
参加事業所の約9割が「スケッターが来ることで、利用者が喜んでくれた」と回答。
<スケッターの体験レポートの分析>
・スケッターを通じて介護業界に対するイメージが向上。介護現場への理解促進・魅力発信に繋がった。
●スケッターとは
「スケッター」は、地域住民で福祉を支える令和時代の互助インフラ構築を目的に、2019年にリリースされた「すきま時間のお手伝い」プラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われることが最大の特徴。
登録者約7000人のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない人材で、あらゆる業界からの関係人口を増やし続けている。
学生や10〜30代をはじめ、60代以上のアクティブシニアも活躍するなど幅広い世代の地域人材が関わっており「関心はあるが、関わるきっかけや手段がなかった」潜在的な関心層を惹きつけている。
「スケッター」▼
スケッターは、各自治体との連携が加速しており、福岡県北九州市、宮城県仙台市、東京都中野区、東京都品川区、東京都社会福祉協議会(居宅事業者連絡会)、神奈川県川崎市、神奈川県小田原市、長野県社会福祉協議会、茨城県大子町などとも連携している。
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