米中“新冷戦”時代を生きる脱・中国のヒントがここにある! 新刊『日本がアジアを目覚めさせた』刊行
タゴール、「中村屋」のボース、チャンドラ・ボース、パル判事、岡倉天心、頭山満らの熱い交流で始まった近代アジアの夜明け。「ベンガル人」が明かす日本・インド・バングラデシュ感動秘史
株式会社ハート出版(本社:東京都豊島区池袋 代表取締役:日高裕明)は、このたび新刊『日本がアジアを目覚めさせた』(プロビール・ビカシュ・シャーカー著)を刊行した。
覇権主義を前面に押し出し、軍事的、経済的に世界を飲み込もうとする野心を隠さない中国に対し、周辺諸国はいずれ対峙するか隷属するかの二択を迫られるようになるであろう。
日本は今後どうするべきか。世界第二位の人口を持ち、今後さらに大きく発展する可能性を秘めた国「インド」、そしてシェイク・ハシナ首相就任後、これまでの混迷が嘘のように急速に発展したその隣国「バングラデシュ」。
国内ではあまり語られることのない、日本とインド、バングラデシュとの交流近現代史が未来へのヒントとなる。来日36年気鋭のベンガル人研究者による渾身の書き下ろし。
覇権主義を前面に押し出し、軍事的、経済的に世界を飲み込もうとする野心を隠さない中国に対し、周辺諸国はいずれ対峙するか隷属するかの二択を迫られるようになるであろう。
日本は今後どうするべきか。世界第二位の人口を持ち、今後さらに大きく発展する可能性を秘めた国「インド」、そしてシェイク・ハシナ首相就任後、これまでの混迷が嘘のように急速に発展したその隣国「バングラデシュ」。
国内ではあまり語られることのない、日本とインド、バングラデシュとの交流近現代史が未来へのヒントとなる。来日36年気鋭のベンガル人研究者による渾身の書き下ろし。
「ベンガル地方」とは、現在の西ベンガル州をはじめとするインド東部とバングラデシュ全域を指し、その地域に数多く住むベンガル語を公用語とする民族が「ベンガル人」である。
第一次政権時の2007年8月にインドを訪れた安倍元首相は、インド国会にて、インド国内だけでなく世界中に大きな影響を与えた宗教家のスワーミー・ヴィヴェーカーナンダ、東京裁判において日本の無罪を主張したラダビノード・パール判事、アジア人初のノーベル賞受賞者となった詩人ラビンドラナート・タゴールという三人の名前を挙げて日印の歴史的交流を語ったが、奇しくもこの三人はいずれもベンガル人であった。
また、「新宿中村屋」創業者一家の娘と結婚し、独立前のインドと日本の架け橋となった「中村屋のボース」ことラス・ビハリ・ボースや、インド国民軍を率いてインド独立の英雄の一人となったスバス・チャンドラ・ボースもベンガル人である。
本書の著者は来日36年のベンガル人、プロビール・ビカシュ・シャーカー氏。氏は、太平洋戦争後にアジア諸国を独立に導いた日本の歴史に興味を持ち、来日。以後、ベンガル語にて日本の文化、生活、習慣などをバングラデシュやインドに紹介してきた。
日本では初の著作であるが、満を持して、これまであまり日本で知られていなかった「日本とインド、バングラデシュの交流史」をベンガル人の立場から日本人に紹介することとなった。
知られざる自国の歴史を見直すことで、正しい歴史認識と広い世界観を持つことで、コロナ禍をはじめとする諸々の要因により今後ますます混迷するであろう世界情勢に対応する一助となるのではと期待される。
巻末にはチベット人の国際政治学者、ペマ・ギャルポ氏との対談を抄録。「チベット人部隊がバングラデシュ独立戦争に多く参加していた」という貴重な証言や、「これからの日本はインド、バングラデシュにもっと目を向けるべき」という未来志向の提言もあり、非常に読み応えのあるものとなっている。
【書籍情報】
書名:日本がアジアを目覚めさせた
著者:プロビール・ビカシュ・シャーカー
仕様:四六並製・232ページ
ISBN:978-4802401050
発売:2020.12.19
本体:1400円(税別)
発行:ハート出版
商品URL:http://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0105-0.html
【著者】プロビール・ビカシュ・シャーカー(Probir Bikash Sarker)
1959年、バングラデシュ・コミラ県生まれ。チッタゴン国立大学歴史学部卒業。
大学在学中、太平洋戦争によりアジアの国々を独立に導いた日本の歴史に興味をもち、中曽根首相時代の
「留学生10万人計画」により1984年来日。日本語学校に在学中、日本人と結婚。以来日本在住。
日本の印刷技術と出版業を学び、1991-2002年、日本で初めてのベンガル語情報誌『月刊マンチットロ』出版。
2007-2014年、ベンガル語子ども新聞『月刊キショルチットロ』編集長。
30数年間におよぶ日本の生活を通じて、日本の文化・習慣・歴史などをバングラデシュやインド西ベンガル州に
紹介した三部作『ジャナ・オジャナ・ジャパン』シリーズ他著書多数。
タゴール研究家、出版者、編集者、作家、日本語法廷通訳。
現在、アジア自由民主連帯協議会理事、岐阜女子大学南アジア研究センター特別研究員。
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