Apptio、クラウド予算管理、クラウドコスト最適化、自動化されたコミットメントの管理、Kubernetes統合など、マルチクラウド FinOpsイノベーションの提供を開始

Apptio Cloudabilityの新機能により、AWS、Azure、Google Cloud及びRed Hat OpenShiftに対して、一貫性のある自動化されたクラウドコスト管理が可能に

Apptio, an IBM Company

米国ワシントン州ベルビュー – 2023年6月14日- テクノロジー投資管理とビジネスバリューマネジメントのリーディングカンパニーであるApptioは、マルチクラウド環境の管理と最適化に関する複雑さを解消するために、Cloudability製品ファミリー( https://www.apptio.com/ja/products/cloudability/ )に新しいFinOps機能を追加することを発表しました。新機能には、主要なパブリッククラウドプロバイダーにおけるRight Sizingとコスト最適化の推奨事項の拡大、Red Hat OpenShift Service on AWSへの対応、Cloudability Savings Automation(Apptioが2023年1月に買収したCloudwiryの最新版の新名称)が含まれます。

これらのイノベーションにより、お客様は一貫したマルチクラウド FinOps戦略を展開し、異なるクラウドプラットフォームでのリソース利用状況、コンテナの使用量、クラウドコストを一元的に可視化することで、クラウドコストを最適化することができます。さらに、Apptioは、米国政府機関向けのCloudability Governmentや、Apptioが定評のある予算計画および予測機能をマルチクラウド環境にもたらす、新サービスCloudability Financial Planning(現在ベータ版)を最近発表しています。

クラウドネイティブアプリケーションの潮流とコスト削減の圧力により、パブリッククラウドの利用は増加し続けています。それに伴い、増大するクラウドコストとその複雑性を管理するためのFinOpsの採用も増加しています。Apptio Cloudability上のデータをみると、マルチクラウドを採用している組織の数は40%以上増加しており、FinOpsの採用は必然的な流れになっています。FinOpsの実践者は、効率化とコスト最適化を進め、クラウド上で稼働するアプリケーションの総コストとユニットエコノミックスを可視化し管理することで、クラウド投資からのビジネス価値の最大化に取り組んでいます。


Forrester社のシニアアナリストである Tracy Woo氏は次のように述べています。

「2023年に入り、様々な方からFinOpsに関する質問を受けています。『どうすればクラウドコストをより適切に管理できるか』など、会話の中心は、FinOpsになっています。エグゼクティブは、FinOpsの話題性に目をつけ、FinOpsが自分達やビジネスにどのように役立つかを知りたがっています」


世界有数のソフトウェアおよびクラウドソリューションプロバイダーで、Apptioの戦略パートナーであるSoftwareOne社のグローバルFinOpsプラクティスディレクターであるDan Ortman氏は次のように述べています。

「50%の企業が、クラウド全体のコストとその可視化を最大の経営課題として挙げており、特にクラウド活用を開始したばかりの企業にとっては可視化が課題となっています。現在は単一のクラウドを利用している企業も、買収を行うとマルチクラウド環境に変わります。一貫した可視性とレポーティングができることで、スケールを活用し、クラウドへの投資を最大限に活用することができます。一貫性をもった可視化とレポーティングが可能になることで、規模の経済のメリットを享受し、クラウド投資からのビジネス成果を最大化することができるようになります」


Cloudabilityは、Kubernetesへの対応を進化させ、Red Hat OpenShift Service on AWSでのコンテナの使用量とコストを可視化し、非効率または過剰支出の領域を特定し、使用量の適正化やコスト削減のための提案を行います。これは、パブリッククラウドにおけるコンテナコストの管理と割り当て行うCloudabilityの既存の機能と、自動化されたクラスターコストマッピングと、インテリジェントなリソース利用データと割り当て機能により、実現するものです。


Cloudability Savings Automationは、リソースの使用パターンに合わせて、リザーブドインスタンスなどのコスト節約手段を動的に調整することで、クラウドコスト節約の最大化を支援します。Cloudabilityは、以下のような新機能をリリースし、パブリッククラウドである、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudに対して同様の機能を提供していきます。

  • Azure Savings Plan Recommendations: Cloudabilityは、Azure 節約プランの購入に関する推奨事項を提供します。お客様は、コミットメントのカバー率を上げ、クラウドコストの分析、戦略立案、最適化をさらに進めることができます。

  • Google Cloud Committed Use Discounts (CUD) Recommendations: お客様は、自分のプロファイルに合わせて、適用範囲と好ましいカバー率を調整することができます。可視性の向上により、CUDのカバー率が向上し、仮想マシンの時間あたりの単価が下がります。

  • Workload Planning (現在ベータ版): Azure、AWS、Google Cloudをまたがり、さまざまなサーバータイプのコストをモデル化し、お客様が最適なリソースを選択できるようにする機能です。


Apptioの最高製品責任者であるEugene Khvostovは次のように述べています。

「Apptioのお客様は、複数のパブリッククラウドを利用することを選択しており、新しいハイブリッド、マルチクラウド環境においても、Apptioがプライベートクラウドやオンプレミスで提供してきた高度なファイナンス管理機能を求めています。今回の新機能の発表は、マルチクラウド環境におけるFinOpsの可能性の限界を超えようとしている我々の集大成です。今後も、コンテナや様々なクラウドプラットフォームへの対応を深化させ、より高いレベルの自動化とパフォーマンスを実現していきます」


※当報道資料は、2023年6月14日(現地時間)に、米国ワシントン州において発表されたプレスリリースの抄訳です。詳細は下記URLをご確認ください。

https://www.apptio.com/company/news/press-releases/apptio-launches-multi-cloud-finops-innovation/


Apptioについて
https://www.apptio.com/ja/

Apptioは、テクノロジー投資管理のリーディングカンパニーとして、Information Technology(IT)、マルチクラウドでのFinOps、開発リソースのポートフォリオ管理に関する財務及び運用上の意思決定を支援します。Apptioのミッションは、すべてのテクノロジー投資からビジネス価値を創出することです。クラウドとAl/MLデータエンジンを活用したApptioのSaaSソリューションは、テクノロジー投資とビジネス成果やROIを明確に結び付けます。Apptioのソリューションは、コストの透明性確保、実行可能な洞察の提供、計画と予測の実施、ビジネス価値の管理、ショーバック/チャージバックなどの機能を提供します。Apptioは、Technology Business Management(TBM)とFinOpsのリーダーとして、全世界に数千もの顧客を持ち、ビジネスリーダーがテクノロジーコストを最適化し、クラウドやデジタル変革への投資を加速することを支援します。詳細は、 https://www.apptio.com/ja/ をご参照ください。


【問い合わせ先】

Apptio株式会社 広報担当:内田 修

メールアドレス:Info-jp@apptio.com

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会社概要

Apptio株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-6-5 WeWork 丸の内北口
電話番号
03-6555-3154
代表者名
塩塚 英己
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年03月