【記者発表】救命コーチングアプリ『Liv(リブ) for All』をリリース~DX教材を活用して全ての人がAEDを使える世の中へ~
救命コーチングアプリ Liv for All は、AEDを用いた救命処置を、オンライン、無料、15分で学習できる革新的な自己訓練ツールです。Livとは、ノルウェー語で「生きる・命」を意味しています。救命の最初の行動である119番通報にかけ合わせて、1月19日のリリースとしました。
Livではテクノロジーを活用し、効率よく緊急時の行動を学ぶことが出来ます。スマートフォンやタブレットがあれば、119番通報や通信指令員とのやりとりを体験できるほか、カメラ機能を活用しモーションキャプチャーで胸骨圧迫(心臓マッサージ)のテンポを確認できるなど、楽しく体験しながら、胸骨圧迫やAEDの使用法を体験することができます。
トレーニングはたったの15分、必要なものはスマートフォンとクッションだけです。
救命コーチングアプリLiv for All の公開について
公開日時:2024年1月19日(金)0時
日本AED財団ホームページ:https://aed-zaidan.jp/project/
救命コーチングアプリ Liv for All の体験・説明会について
開催日時:2024年1月19日(金)13時
開催場所:日本AED財団事務局(東京都千代田区内神田2-7-13 山手ビル3号館1階)
アクセス:https://aed-zaidan.jp/about/map.html
メディアの皆様を対象に、Livの体験、機能の説明、質疑応答を行います。
是非、ご参加ください。
Livが求められる背景
日本では毎年7万人を超える方が心臓突然死で亡くなっています。心停止からの救命には、近くに居合わせた人の迅速な行動が必要です。居合わせた人が胸骨圧迫を実施すると約2倍、AEDを使って迅速に電気ショックを行うと更に約2倍、救命の可能性が高まります。しかし、コロナ禍で救命講習の実施が困難となってしまったこともあり、心停止の方にAEDが使用される割合は減少し、心停止を目撃されてもAEDで電気ショックを受けることが出来た例はわずか4.1%※にとどまっています。(※総務省消防庁:令和4年版救急・救助の現況より)
救命処置への参加には、知識・技術の普及が不可欠です。わが国では、従来より消防機関、本財団を始めとした団体、学校教育等により救命処置の教育、普及がなされてきましたが、十分とは言えません。また、救命講習の展開に当たっては、学校を始めとした開催側の負担が課題となっています。Livはテクノロジーを活用することでこの課題を解決します。日本AED財団ではLiv for Allに続き、来年度には学校を対象にLiv for Schoolをリリースする予定で、命を救う知識を全ての人に提供していくという継続的な取り組みを続けていきます。
救命コーチングアプリLivは、日本AED財団とLaerdal Medical Japan等の共同の取り組みです。2022年にイギリスのBritish Heart Foundationによって初めてリリースされたテクノロジーを活用しています。イギリスでは、この教材を使用した方が実際に救命活動に参加しました。
日本AED財団では、DX教材を活用し、AEDを用いて人々を救命することの出来る安心・安全な社会の実現を目指しています。Liv、AEDを用いた救命処置の普及にぜひ、ご協力ください。
公益財団法人 日本AED財団について
⽇本AED財団は、AEDの普及、啓発、教育及び訓練に関する取り組みを進めることで、⼼臓突然死から1人でも多くの市⺠を救える安全安⼼な社会を⽬指して活動しています。
所在地 東京都千代⽥区内神⽥2-7-13 ⼭⼿ビル3号館1階
代表者 理事⻑ 三⽥村 秀雄
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像