探究授業で一番難しい『アイデア出し』を仕組みで解決。3枚のカードから発想を生み出す、中高生向け探究Web教材「マジカルイデア」をリリース

アイデアは、才能ではなく「きっかけ」から。「属性」×「テーマ」×「ビジネスモデル」で、中高生の発想を引き出す探究プログラム

スタートアップポップコーン株式会社

スタートアップポップコーン株式会社(本社:福岡県飯塚市、代表取締役CEO:澤田 聖士)は、中学生・高校生を中心とした探究学習・アントレプレナーシップ教育で活用できるWeb教材「マジカルイデア」の提供を開始しました。 「マジカルイデア」は、「属性」「テーマ」「ビジネスモデル」の3種類のカードを掛け合わせることで、生徒が楽しみながらビジネスアイデアを生み出していく探究Web教材です。

特別なアプリのインストールは不要。Webブラウザ上で利用でき、先生が授業用のルームを作成し、生徒が参加コードを入力することで授業をスタートできます。「自由にビジネスアイデアを考えてみよう」

そう言われても、何から考えればいいのか分からない。私たちはこれまで、子どもたちとビジネスアイデアを考える教育現場で、そんな場面を何度も見てきました。

アイデアがないのではありません。考えるための「材料」が、まだ少ないのです。だったら、その時必要になる考えるための材料を渡せばいい。そんな教育現場での気づきから生まれたのが「マジカルイデア」です。

サービスページ:https://startuppopcorn.jp/education/magicalidea

■ 探究学習で起こる「自由に考えてみよう」の難しさ

近年、小学校・中学校・高校をはじめとする教育現場では、探究学習やアントレプレナーシップ教育など、生徒自身が課題を発見し、考え、アイデアを形にしていく学びが広がっています。

その一方で、実際にビジネスアイデアを考える授業を行うと、

「何を考えたらいいか分からない」

「似たようなアイデアになってしまう」

「自分が欲しい商品やサービスばかりになってしまう」

「面白いアイデアは出るけれど、どうやって収益を生み出すのか分からない」

といった壁にぶつかることがあります。これは、生徒に発想力がないからではありません。

大人であれば、これまでに見てきた商品やサービス、仕事の経験、社会人として得た知識など、さまざまな「材料」を組み合わせながらアイデアを考えることができます。

一方、社会経験の少ない子どもたちにとっては、その材料自体がまだ十分ではありません。

にもかかわらず、いきなり「自由に考えてみよう」と言われる。

実は、これはとても難しいことなのではないか。

そこで私たちは、完全なゼロから考えてもらうのではなく、アイデアを生み出すための「きっかけ」を渡す仕組みを考えました。

■ 3枚のカードから、ビジネスアイデアが生まれる

マジカルイデアの基本となるのは、

「属性」「テーマ」「ビジネスモデル」

という3種類のカードです。

例えば、

【属性】高校生/フリーランス/高齢者/外国人 など

【テーマ】飲食/教育/地域/生活・美容/環境 など

【ビジネスモデル】サブスクリプション/広告/レンタル/マッチング/カスタマーロイヤルティ など

といった異なる要素を組み合わせます。

例えば、

「高齢者」×「スポーツ」×「サブスクリプション」

という3枚のカードが出たとします。

すると、

「高齢者がスポーツを楽しむうえで、どんな困りごとがあるだろう?」

「毎月お金を払ってでも利用したいサービスって何だろう?」

「健康だけじゃなく、コミュニティづくりにもできないかな?」

など、さまざまな問いが生まれます。

自分では選ばなかった要素が組み合わさることで、普段の自分の発想だけでは生まれなかったアイデアに出会う。

それがマジカルイデアの特徴です。

■ カードは「答え」ではなく、考えるための入口

マジカルイデアは、カードを引けば自動的にビジネスが完成する教材ではありません。

3枚のカードは、あくまでも「考えるための入口」です。

そこから、

「誰のためのビジネスなのか?」

「その人には、どんな困りごとがあるのか?」

「どんな商品・サービスなら解決できるのか?」

「なぜその人は利用したいと思うのか?」

「どうやって収益を生み出すのか?」

といった問いを重ねながら、一つのビジネスアイデアへと発展させていきます。

正解を覚えるのではなく、自分たちで問いを立て、考え、話し合い、一つの答えをつくっていく。

マジカルイデアは、そのプロセスそのものを大切にしています。

■ マジカルイデアが解決したい3つの課題

1.「自分の困りごと」から視野を広げる

自由にアイデアを考えると、自分自身や自分と同年代の人を対象としたサービスに偏ることがあります。そこでマジカルイデアでは、「属性」という視点を取り入れています。

高齢者だったら?

子育てをしている人だったら?

外国人観光客だったら?

自分とは異なる立場の人について、

「この人は何に困っているんだろう?」

「どんなことを嬉しいと感じるんだろう?」

と想像する。

ビジネスアイデアを考えることを通じて、自分以外の誰かの立場から物事を考える経験にもつなげていきます。

2.「商品を作って売る」だけではないビジネスを知る

中高生が初めてビジネスを考えると、

「商品を作る」→「お店で売る」

という形に発想が集中することがあります。

しかし、実社会には、

月額料金を受け取る「サブスクリプションモデル」

利用者と提供者をつなぐ「プラットフォームモデル」

広告によって収益を得る「広告モデル」

売上や利益をパートナーと分配する「レベニューシェア」

継続利用やファン化によって顧客との関係を深める「カスタマーロイヤルティ」

など、さまざまなビジネスの仕組みがあります。

マジカルイデアでは「ビジネスモデル」そのものをカードとして提示することで、「何を売るか」だけではなく、「どうやってビジネスとして成立させるのか」まで考えるきっかけをつくります。

3.「現実離れのアイデア」から脱却

自由にビジネスアイデアを考えると、発想が面白くても、

「誰が使うのか分からない」

「どうやってお金を生み出すのか分からない」

「実際に事業として成立するイメージが持てない」

といった、現実から少し離れたアイデアになってしまうことがあります。

マジカルイデアでは、「属性」「テーマ」「ビジネスモデル」という3つの視点を組み合わせることで、

「誰に向けたビジネスなのか」

「どんなテーマや課題に向き合うのか」

「どのような仕組みで事業として成立させるのか」

を考えるきっかけをつくります。

■ ブラウザだけで授業が完結

マジカルイデアは、学校の授業で利用することを想定したWeb教材です。専用アプリをインストールする必要はありません。

先生がWeb上で授業用のルームを作成し、生徒は発行された参加コードから参加します。生徒はそれぞれの端末を使って、カードを確認しながらビジネスアイデアを考えていきます。

先生側からは生徒の進捗状況を確認することができるため、

「どのグループがどこまで進んでいるのか」

「どこで考えが止まっているのか」

などを把握しながら授業を進行できます。

マジカルイデアは、単にWeb上でカードを引くツールではありません。

生徒が考えることと、先生が授業を進行すること。

その両方をサポートする授業用Web教材として開発しています。

■ 「アイデアを出して終わり」にしない

マジカルイデアでは、カードを組み合わせて面白いアイデアを出すことだけを目的としていません。

カードから生まれた発想をもとに、

・誰に向けたビジネスなのか

・その人にはどんな課題があるのか

・どのような方法で解決するのか

・どんな商品・サービスを提供するのか

・どのように収益を生み出すのか

などを整理していきます。

そして最終的には、自分たちが考えたビジネスアイデアを他の生徒に向けて発表します。

「考える」

「話し合う」

「組み立てる」

「伝える」

という一連のプロセスを、一つの授業の中で体験できます。

■ 一度つくったアイデアを変える「ピボット」

最初に完成したビジネスアイデアが、唯一の正解とは限りません。実際のビジネスでも、顧客の反応や社会環境、価格、競合などによって、最初に考えた事業を変更することがあります。

マジカルイデアでも、授業設計に応じて途中で条件を変化させる「ピボット」の要素を取り入れることができます。

例えば、価格などの条件が変わったとき、

「このビジネスは、このままで成立する?」

「誰をターゲットにすればいい?」

「サービス内容を変えた方がいい?」

「収益の仕組みそのものを変えたら?」

と、もう一度考える。

最初に考えたアイデアに固執するのではなく、状況に応じて考え直し、より良い方法を探していく。

そんな「試行錯誤」も、マジカルイデアで体験してほしい学びの一つです。

■ 90分で、アイデア創出から発表まで

マジカルイデアは、中学校・高校などの授業で活用しやすいよう、90分程度のワークショップとして実施できる設計を想定しています。

例えば、

① マジカルイデアにアクセス

② 「属性」「テーマ」「ビジネスモデル」のカードを決定

③ 3枚のカードをもとにビジネスアイデアを考える

④ 誰のどんな課題を解決するのか整理

⑤ 商品・サービスやビジネスモデルを組み立てる

⑥ スライドをもとに発表

⑦ 条件を変えてピボット

⑧ アイデアを再構築

⑨ 最終発表・振り返り

といった流れで活用できます。

学校の授業時間や目的に応じて、内容を調整しながら実施することも可能です。

■ 先生が「ビジネスの専門家」でなくてもいい。AIがサポート

アントレプレナーシップ教育を学校に広げていくうえで、私たちが重要だと考えていることの一つが、

「誰が授業をするのか」という問題です。

起業や経営について詳しい外部講師が毎回学校を訪問しなければ実施できない教材では、全国の学校へ広げていくことには限界があります。

そこでマジカルイデアでは、ビジネスの専門知識を一方的に教えるのではなく、カードとWebシステムによって生徒自身の思考を促す仕組みを採用しました。

先生は「正しいビジネスを教える人」である必要はありません。

「誰のため?」

「その人は何に困っている?」

「なぜこのサービスが必要?」

「どうやって収益を生み出す?」

と、生徒と一緒に問いかけながらアイデアを深めていく。「教える授業」から、「一緒に問いかける授業」へ。考えたビジネスプランにAIがフィードバックを行うことで、アントレプレナーシップ教育を、一部の専門家だけが実施できる特別な教育ではなく、学校の先生が日常の授業の中でも取り組める教育にしていきたいと考えています。

■ 探究学習・キャリア教育など、さまざまな授業で活用

マジカルイデアは、起業家を育成することだけを目的とした教材ではありません。

ビジネスアイデアを考える過程には、

「課題を見つける」

「相手の立場で考える」

「自分の考えを言葉にする」

「仲間と意見を出し合う」

「アイデアを形にする」

「人に伝える」

「失敗したら考え直す」

といった、さまざまな学びがあります。

そのため、

・小学校、中学校、高等学校の総合的な学習/探究の時間

・アントレプレナーシップ教育

・キャリア教育

・商業科・ビジネス関連授業

・地域課題をテーマにした探究学習

・大学・専門学校等でのアイデア創出ワークショップ

・教育委員会、自治体が実施する起業家教育事業

・学習塾、教育事業者による探究プログラム

・企業・団体によるビジネスプラン創出

など、幅広い場面での活用を想定しています。

■ 開発の背景 ― 教育現場で子どもたちと向き合ってきたからこそ生まれた教材

スタートアップポップコーン株式会社は、これまで全国の自治体・学校・大学等と連携し、小学生・中学生・高校生を対象としたアントレプレナーシップ教育に取り組んできました。2026年6月時点で、全国9都道府県、自治体・学校等38件と導入・協働し、プログラムへの参加者は延べ15,000名となっています。会社経営を疑似体験するプログラムや、ビジネスアイデアを考えるワークショップ、アントレプレナーシップに関する講演など、さまざまな形で子どもたちと「ビジネスを考える」時間をつくってきました。

その教育現場で感じてきた課題の一つが、「アイデアを自由に考えること自体が難しい」ということでした。子どもたちにアイデアがないわけではありません。

考えるための「材料」が、まだ少ない。

ならば、その材料を渡してあげればいい。

ただし、答えを教えるのではなく、

「これとこれを組み合わせたら、何ができる?」

という「きっかけ」だけを渡す。

その先は、子どもたち自身に考えてもらう。

この考え方から「マジカルイデア」の開発がスタートしました。

■ 開発者コメント

「ビジネスアイデアを考えてみよう」私たちはこれまで、多くの子どもたちにこの問いを投げかけてきました。そこで感じたのは、子どもたちにアイデアがないのではなく、「考えるための材料」がまだ少ないということでした。

大人はこれまでの経験から、さまざまな商品やサービス、仕事、ビジネスモデルを知っています。

一方で、子どもたちはこれからそれを知っていきます。

だからこそ、最初からすべてを自由に考えてもらうのではなく、少しだけ発想のきっかけを渡してみる。すると、自分たちでは選ばなかったカードの組み合わせから、私たち大人では思いつかないようなアイデアが生まれてきます。

私たちがマジカルイデアで育てたいのは、「起業家になる子ども」だけではありません。

誰かの困りごとに気づき、自分なりの方法を考え、周りの人に伝え、試してみる。

そして、うまくいかなければ、もう一度考える。

これからどんな道に進んだとしても必要になる、そんな力を育むきっかけをつくりたいと考えています。

■ 関連する仕組みについて特許出願中

マジカルイデアに関連する仕組みについて、現在特許を出願しています。

特願2025-123915

特願2026-197866

スタートアップポップコーン株式会社では、教育現場での実践と教材開発を繰り返しながら、新しいアントレプレナーシップ教育の形を研究・開発していきます。

■ 「マジカルイデア」概要

名称:マジカルイデア(MAGICAL IDEA)

対象:小学生から社会人まで

形式:Webブラウザ型教材

主な内容:「属性」「テーマ」「ビジネスモデル」の3種類のカードを組み合わせ、ビジネスアイデアの立案から発表までを体験する起業家体験プログラム

想定授業時間:90分程度から

想定活用:探究学習/アントレプレナーシップ教育/キャリア教育/商業教育/地域課題学習/ワークショップ等

特徴:
・ブラウザ上で利用可能
・先生がルームを作成
・参加コードから生徒が参加
・生徒の進捗を先生側から確認
・ビジネスアイデアの創出から発表まで実施
・授業設計に応じてピボットも実施可能

サービスページ:https://startuppopcorn.jp/education/magicalidea

■ 企業・学校・教育委員会等からの導入相談を受付

マジカルイデアでは、学校での授業利用をはじめ、自治体・教育委員会単位でのアントレプレナーシップ教育、探究学習プログラム等への導入相談を受け付けています。

「実際の授業でどのように活用できるのか知りたい」

「まずは教材を試してみたい」

「学校・自治体向けに説明してほしい」

「社内ベンチャー創出に向けて実施したい」

といったご相談にも対応します。

学校・教育委員会・自治体・民間企業・教育事業者等の皆さまからのお問い合わせをお待ちしています。

■ スタートアップポップコーン株式会社について

スタートアップポップコーン株式会社は、「ぼくの きみの 明日が楽しみで眠れない社会へ」をMissionに掲げ、子どもたちを中心としたアントレプレナーシップ教育・探究教育に取り組んでいます。

起業や会社経営そのものを教えるだけではなく、

チャレンジすること。

誰かの課題を発見すること。

自分のアイデアを形にすること。

仲間と協力すること。

失敗しても、もう一度考えること。

そうした「体験」を通じて、子どもたちが自分自身の可能性を広げられる教育プログラム・教材を開発しています。

2026年6月時点で、全国9都道府県、自治体・学校等38件と導入・協働し、延べ15,000名がプログラムに参加。

また、子ども向け書籍『こどもにもなれる社長 いますぐ知りたい会社づくりのしくみ』(マイクロマガジン社)の監修など、学校内外でアントレプレナーシップ教育の普及に取り組んでいます。

【会社概要】

会社名:スタートアップポップコーン株式会社

代表者:代表取締役CEO 澤田 聖士

所在地:福岡県福岡市博多区神屋町5-5 カナエ福岡第2ビル 5F

設立年月:2020年11月

資本金:1,000万円

事業内容:アントレプレナーシップ教育事業/教育教材開発/オリジナルウェア・グッズ製作事業ほか

コーポレートサイト:https://startuppopcorn.jp/

マジカルイデア:https://startuppopcorn.jp/education/magicalidea

■ 本件に関するお問い合わせ

スタートアップポップコーン株式会社

マジカルイデアの導入、学校・自治体・教育委員会での活用、取材・メディア掲載等に関するお問い合わせは、当社Webサイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

https://startuppopcorn.jp/

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会社概要

URL
https://startuppopcorn.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
福岡県飯塚市鯰田2525番地157
電話番号
092-292-7409
代表者名
澤田 聖士
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2020年11月