ログビルド、静鉄グループの静鉄ホームズにて遠隔施工管理プラットフォーム(Log System)が全棟採用
概要
静鉄ホームズでは、建設現場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を進化させ、建築・施工現場での「品質管理・安全管理・進捗管理」を遠隔から実施可能なLog Systemを採用。
この度、注文住宅事業や不動産分譲事業において、全棟でLog Systemの活用を開始しました。
同時に、リモート施工管理の体制は、女性の現場管理者がより柔軟かつ快適な労働環境で活躍できる環境を提供しています。遠隔からの施工管理により、オフィスやテレワーク環境、時短勤務などでも現場管理支援が可能となり、建設業界全体での働き方改革に寄与しています。
さらに、この取り組みにより、従来の施工管理における人の移動を大幅に削減し、環境に対する負荷を低減させています。
このリモート施工管理の導入は、SDGsの一環として、特に環境負荷の軽減や脱炭素の促進に寄与しています。我々は単なる業務の最適化だけでなく、地球環境に配慮したサステナビリティの観点からも積極的なアクションを起こしています。この取り組みは、持続可能な未来を築くための一翼を担い、社会的な課題への解決に向けた使命を果たしています。
Log Systemによる効果
• 360度のVR空間で工事進捗状況を共有
従来のスマホやデジカメによる施主様への工事進捗報告ではなく、Log Systemの機能にある360度のVR空間を使⽤した報告が可能となります。そのため、従来では確認が出来なかった部分のリモートチェックが可能となります。VR空間により、まるで現場にいるかのような臨場感を体感可能です。
• 現場の状況を360度のVR空間で記録保管
360度VR空間で工程毎で記録保管し、システムを通じ、工事担当者に限らず、担当営業・設計・インテリアコーディネーター、協力業者によるリアルタイムの現場確認が実現します。
• 「個人管理中心」から「組織全体管理」への体制強化
従来の現場管理者個人中心の管理体制から、組織全体で管理するために体制強化します。システム導入により監督自身の負担軽減、属人化対策、問題や課題の早期発見ができ、組織として、よりレベル高く、迅速で、フレキシブルな対応や対策が可能となります。
• 新人教育に360度のVR空間を使用
従来現場に訪問して行なっていた新人教育が、360度VR空間を活用することで場所もタイミングも選ぶことなく行うことが出来ます。 またLog Walkにより、過去に遡った現場指導も可能となります。
• リモート検査により、細かなマイルストーン管理を実行
従来の現場に行く管理では実現不可能であった細かな管理も、リモート施工管理により、より細かいマイルストーンの施工管理を実行します。リモート立ち会いを実施するLog Meetも使用しながら、ジャストタイミングで、より多くの現場チェック回数を実現。安心で安全な住まいづくりをサポートします。
• 営業活動への活用
VR現場空間による見学会の実施や、お客様への建物説明など、より細かい部分まで丁寧にお伝えすることが可能となります。
• 現場訪問回数の削減
Log Systemを使った現場管理を行うことにより現場訪問回数削減になり、SDGsの観点で環境負荷の軽減や脱炭素の促進となります。現場訪問回数を削減しながらも、現場情報は常に本社で360度のVR空間で確認する事が可能となるので、より迅速な工事への指示対応が可能となります。
詳細な取り組みはコチラ
静鉄ホームズ様:活用事例インタビュー
URL:https://www.log-build.com/interviews/6163/
静鉄ホームズ様:HPに掲載されている「現場デジタル化」のページ
URL:https://www.shizutetsu-homes.co.jp/log-walk/
静鉄ホームズ株式会社 住宅建設部 建築課 課長 浦野 秀人様より
「日々変化する社会環境に対応するため、当社は柔軟性と適応力を備えたデジタルトランスフォーメーション(DX)の導入が必要不可欠だと考えます。そこでLog Systemの導入により、顧客ニーズに応え、顧客満足度と現場レベルのより一層の向上を目指して参ります。」
株式会社リコー Smart Vision事業センター所長 稲葉 章朗様より
「リコーは、2013年にコンシューマ向けとして世界初の360度カメラを発売して以来、多くの知見と技術をかけ合わせ業界をリードして参りました。静鉄ホームズ様には360度カメラRICOH THETA(リコー・シータ)を、株式会社log build様にはLog WalkシステムにRICOH360をご活用いただき、大変うれしく思います。リコーは、現場空間をデジタル化(コピー)して遠隔での業務を実現する事で、建設領域の人材不足などに対する生産性向上及びDXの実現を目指します。今後もRICOH360の価値を継続して高め、建設領域での課題解決に貢献して参ります。」
株式会社 log build CEO 中堀 健一より
「ログビルドは、職人、現場監督、建築会社の経営者というキャリアを歩んできた自身の経験から、リモートで「品質・安全・進捗」の管理が出来るプラットフォームを開発しております。
リモートで現場管理が可能なLog Systemは、スーパーゼネコンやハウスメーカー、大型ビルダーから小規模工務店まで活用が進んでいます。
この度、静鉄ホームズ様にてサービスを活用して頂けることを非常にうれしく思い、Log Systemを通じて現場監督や協力事業者の方々の業務負荷を減らし、次世代を担う人材が業界に入ってくる状況を生み出すことに貢献していきたいです。」
ログビルドの概要
ゼネコン、ハウスメーカー、工務店、リフォーム、リノベーションなど幅広い領域でリモート施工管理を実現するためのサービス「Log System」を開発する建設テックのログビルドは、湘南の建設会社である(株)ecomoの建設テック事業部として発足し、2020年2月に創業。2021年11月には、プレシリーズAラウンドとなる総額約1億円の資金調達を実施。2022年より黒字化し、EBITDAも高いモデルとなっております。
Log Systemは、広告レスながら販売開始から2年で約20,000現場で活用されいています。
現在、ハウスメーカーや地域トップビルダーでの検証が続々と完了し、今後全国多数の現場で活用が進む計画です。
さらに、弊社のサポートチーム(カスタマーサクセス・オンボード)は、建設業界における現場管理のプロフェッショナルから高い信頼を得ており、継続的なパートナーシップを築いています。そして、全ユーザー有料にもかかわらず、解約率0.44%という低い数値になっています。
現在、建設業界で深刻化する人材不足や高齢化、長時間労働、属人的な管理体制、品質管理体制などの社会課題を解決する策として、「どこからでも簡単にアクセス可能なリモートで現場を可視化するアプリケーション」が注目されています。
特に、建設業においては、2024年4月より施行が予定されている改正働き方改革関連法案の中で、残業時間の上限に罰則規定がもうけられるなど、労働生産性を上げることが急務となっており、ログビルドのリモート施工管理プラットフォームが注目されています。
代表プロフィール
株式会社 log build
代表取締役 中堀 健一
KENICHI NAKABORI
1971年生まれ。神奈川の高校を卒業後、会社員を経て都内の工務店で勤務し、26 歳で独立。自ら職人と現場監督を経験したことから、建築業界における課題を見出す。自然素材の建築会社、株式会社ecomoを経営する傍ら、業界の未来を見据えた新しい仕組みを構築。2020年2月、AI や VR Photo の開発、リモート施工管理プラットフォームなどを展開する株式会社 log build を立ち上げる。建築業界に携わり約30年、業界DXの始め方や仕組みを伝えるべく、全国の建設会社への講演も多数。
補足
・株式会社ecomoについて
湘南の建築会社(本社:神奈川県藤沢市城南4-1-9、代表取締役:中堀 健一)
テクノロジーにより新しい働き方を実現するSmart Builders(スマートビルダーズ)を発足し、業界のDX化を牽引。全国でも一番デジタルシフトが進み、オンライン体制が整っており、自社のノウハウを日本全国に広げる活動を実施。大手建材メーカー主催のセミナーや業界団体にて特別講師として登壇。
URL:https://www.ecomo-life.com/
関連情報
・静鉄ホームズ様サイドのプレスリリース
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000136962.html
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社 log build
COO 國吉 慶太 (Kuniyoshi Keita)
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