山への恩返しを続けて26年、白馬五竜高山植物園が環境大臣賞を受賞。植物多様保全事業やライチョウ保護増殖事業が評価
株式会社五竜(所在地:長野県北安曇郡白馬村、代表取締役社長:伊藤英喜、通称:白馬五竜)が運営する白馬五竜高山植物園が、2026年5月10日(日)に行われた「第80回愛鳥週間 令和8年度 野生生物保護功労者表彰」にて、環境大臣賞を受賞しました。2017年からスタートした高山植物の種子保存および増殖といった希少野生動植物の保全活動や、2020年から続けるライチョウの保護増殖事業への協力が評価されました。今年で創業26周年を迎える当園は、2025年10月には環境省が定める「自然共生サイト」に認定され、株式会社五竜として「長野県SDGs推進企業」にも登録されました。環境省や長野県、白馬村の方向性に沿った企業運営を意識し、地域にとっても自然にとっても恩返しとなる取り組みをこれからも継続してまいります。
https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/

「白馬五竜高山植物園」が環境大臣賞を受賞
2026年5月10日(日)に「第80回愛鳥週間 令和8年度 野生生物保護功労者表彰」が行われ、白馬五竜高山植物園からは代表取締役社長の伊藤英喜と園を管理する学芸員が代表して参加し、環境大臣賞を受賞しました。表彰式概要と評価項目は以下のとおりです。
【表彰式概要】
第80回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」令和8年度 野生生物保護功労者表彰
(1) 主催 環境省、(公財)日本鳥類保護連盟
(2) 後援 文部科学省、林野庁
(3) 日時 令和8年5月10日(日)11:10~12:20
(4) 会場 虎ノ門ヒルズフォーラム 4階 「ホールB」(東京都港区虎ノ門1-23-3)
(5) 記念式典 野生生物保護功労者表彰
【評価された項目】
1)白馬五竜高山植物園において、高山植物の種子保存および増殖に取り組み、中部地域の高山帯に生息する絶滅危惧種の、特に生息域外保全における高山植物供給に関する重要な拠点となっている。
2)環境省が実施するライチョウ保護増殖事業に協力し、飼育下繁殖に必要な高山植物の栽培体制を整えた。また、植物園の担当者がそれぞれの施設に出向いて高山植物栽培のための技術支援を行っている。
3)行政機関や他園館と連携し、高山植物の保全に関する連絡会議や講演会などの拠点となるとともに、ライチョウ飼育園館を活用した教育活動を実施して普及啓発活動に努めている。

環境省との取り組みは2017年から継続。希少野生動植物保全活動やライチョウ保護増殖活動が評価
スキー場運営から始まった白馬五竜では、雪の降らない季節に山への恩返しとなる活動をしようと、2000年に高山植物の植栽活動をスタートしました。後に名称を「白馬五竜高山植物園」とし、今年で創業から26周年を迎えます。
環境省との取り組みは継続的に進めており、2017年に植物多様保全事業「白馬岳での植物調査及び種子採取」を実施し、その後に栽培を開始。2020年には「第2期ライチョウ保護増殖事業」に参画し、ライチョウの食草(高山植物)の提供を始めました。
長野県の県鳥でもあるライチョウの推定生息数は、1980年代には約3000羽とされていましたが、2000年代には約1700羽に大幅減少しています。ライチョウが野生下で生存するためには、高山植物を消化する特殊な腸内細菌叢が必要であり、その形成のためには飼育下で高山植物を給餌する必要があります。高山帯の生育地から採取する負荷の軽減のため、白馬五竜高山植物園として、園内で収穫した高山植物の動物園などへの提供に協力しています。
2025年7月には、長野県立白馬高等学校の授業の一環として、白馬五竜高山植物園で収穫した高山植物を提供するイベントを実施しました。イベントには長野県立白馬高等学校の3年生15名が参加し、ゴンドラに乗って白馬五竜高山植物園へ登り、高山植物のムカゴトラノオを収穫し、マイクロバスで移動して、野生復帰予定の個体を飼育している大町山岳博物館へ提供しました。




【白馬五竜高山植物園 環境保全活動年表】

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2017年 |
植物多様保全事業「白馬岳での植物調査および種子採取」(1回目) |
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2018年 |
植物多様保全事業「白馬岳での植物調査および種子採取」(2回目)講演会「絶滅危惧種保全会議」(日本植物園協会主催) |
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2019年 |
白馬岳採取種子の栽培開始 |
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2020年 |
アルプス平広場に「絶滅危惧種コーナー」造成「第2期ライチョウ保護増殖事業」に参画、食草提供開始(~2025年、第3期継続中) |
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2021年 |
生態園に絶滅危惧種の新しい植栽エリアを造成モニタリング調査(環境省委託業務)高山植物等保護対策協議会にて講演(中信地区協議会総会) |
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2022年 |
「タカネヒカゲ八ヶ岳亜種保護増殖事業」に参画、食草提供開始 |
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2024年 |
生物多様性保全推進事業「居谷里湿原におけるイヤリトリカブト個体調査および種子採取」 日本植物園協会拠点園業務「アズミノヘラオモダカの個体調査および種子採取」 |
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2025年 |
自然共生サイト認定、長野県SDGs推進企業に登録生物多様性保全推進事業「アズミノヘラオモダカの基準標本採取地の再調査」 |
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2026年 |
環境大臣賞受賞「第3期ライチョウ保護増殖事業」に参画 |
白馬五竜高山植物園は6月上旬より早期開園スタート!
今年のオープンは6月下旬を予定しておりますが、それに先立ち6月上旬より土日のみ早期開園いたします。通常開園時には見頃が終わってしまう高山植物を、間近でゆっくりとご覧いただける特別な機会です。早期開園日は、学芸員スタッフが植物を解説しながら園内を案内するガイドツアーを開催いたしますので、ぜひご参加ください。


<学芸員と歩く植物園散策ツアー>
【開催日】2026年6月6日(土)・7日(日)、6月13日(土)・14日(日)
【開催時間】10:00〜 (所要時間約1時間程度)
【予約】事前予約制 ※当日空き枠がある場合のみ、当日参加も可能です
【参加費】1,000円(小学生以下 500円) ※現地にて集金します
【集合場所】 白馬五竜高山植物園 アルプス平広場 (ゴンドラ山頂広場)
【定員】:1回10名まで
備考:
・詳細はHPのイベントページよりご確認いただけます。
・雨天決行(雨天時はビジターセンター内にて実施。台風等の荒天時は中止の場合あり)
・参加特典:ミニ花図鑑をプレゼント!
詳細URL:https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/event/events/1906
オンライン予約:https://reserva.be/hakubagoryugarden (電話予約も可:0261-75-2101)
株式会社五竜および「白馬五竜」について
株式会社五竜は、長野県北安曇郡白馬村において、ウィンターシーズンにはスキー場「エイブル白馬五竜」を、冬季以外のグリーンシーズンにはスキー場の一部を「白馬五竜高山植物園」として運営しています。通年営業の山岳観光地「白馬五竜」として、ここにしかない雄大な北アルプスの大自然を守りながら大切に管理・手入れし、四季折々の表情を最大限に楽しんでいただくお手伝いをしています。
所在地:〒399-9211 長野県北安曇郡白馬村神城22184-10
TEL:0261-75-2101
アクセス: 東京方面から約4時間、名古屋方面から約3.5時間、大阪方面から約5.5時間
公式HP:https://www.hakubaescal.com
植物園公式HP:https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/
採用特設サイト:https://www.goryu-hakuba.com/recruit

【白馬五竜高山植物園 概要】
標高1515mの山頂エリアに広がる日本最大の高山植物園。8人乗りゴンドラ「テレキャビン」に乗って約8分で到着し、6月から10月にかけて300種以上200万株の高山植物をお楽しみ頂けます。
冬はスキー場として営業しますが、スキー場開発によりこの土地が本来もつ植生を失うことのないよう、20年以上にわたり丁寧に管理して守ってきた歴史があります。長野県はその特異な地理により、南北東西の異なる環境で生息する高山植物が国内で最もミックスして植生する土地です。明治時代から識者に指摘され、正式に植物園協会に登録された当園では、その貴重で稀有な植物たちをを間近で観察できる場所を目指しています。

【エイブル白馬五竜 概要】
長野県北部北アルプス山麓に位置し世界有数のパウダースノーに恵まれたスキー場。併設のスキー場Hakuba 47 Winter Sports Parkと合わせて一山のスキー場では長野県来場者数トップ。夏季はスキー場の一部が国内最大の高山植物園「白馬五竜高山植物園」となる。昭和45年創業以来革新的な経営を続け、東洋初のテレキャビンを導入、高山植物園の造成、恋人の聖地第一号選定、国内唯一スキー場でのISO14001取得や再生可能エネルギー100%営業などの実績があります。地域環境の特性を活かし地元に根付いた年間観光を目指して、持続可能性のある観光索道業を継続しています。
【株式会社五竜 会社概要】
社名:株式会社五竜
代表:代表取締役 伊藤 英喜
所在地:〒399-9211 長野県北安曇郡白馬村神城22184-10
設立:昭和45年8月
資本金:1,000万円
事業内容:スキー場・高山植物園の経営
お問い合わせ先:info@hakubaescal.com
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