Ashirase・ルミネ・JR東日本、TAKANAWA GATEWAY CITYでの「視覚障害者向け移動サポート」実証を実施
TAKANAWA GATEWAY CITYでのインクルーシブな移動・ショッピング体験を実現
株式会社Ashirase(以下、Ashirase)は、株式会社ルミネ(以下、ルミネ)および東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)と連携し、視覚障害者の方が駅から商業施設まで安心して自立的に移動できる環境づくりを目指し、TAKANAWA GATEWAY CITYにおいて「視覚障害者向け移動サポート」の実証を2026年2月20日(金)・21日(土)に実施します。
Ashiraseが提供する靴装着型ナビゲーションデバイス「あしらせ」(以下、「あしらせ」)を活用し、視覚障害者の方を、高輪ゲートウェイ駅から「NEWoMan TAKANAWA」店舗まで、屋内外をシームレスに繋いで誘導します。合わせて、スマートフォンを用いた遠隔視覚サポートにより、ショッピングもサポートします。
本実証を通して、TAKANAWA GATEWAY CITYが目指す、“誰もが行きたい場所に行き、様々な体験を楽しめるまちづくり”の実現に向けて、屋内外のシームレスな移動支援サービスの有効性やユーザー体験を検証します。

1.実証実験概要
屋外ではGPS、屋内ではビーコン・VPS※1と、異なる測位技術を統合しながら、位置変化推定技術※2も活用し、高輪ゲートウェイ駅前から屋内空間までを一体的に誘導する、シームレスなナビゲーションの提供に挑戦します。
本実証を通じて、視覚障害者の方が駅から店舗まで単独で移動できるようになるとともに、ショッピングまでを一連の体験としてお楽しみいただくことを目指します。
※1:Visual Positioning System。カメラの画像を用いた位置推定技術
※2:靴に取り付けたデバイスの加速度、方位センサーを用いた位置変化推定技術や、靴に取り付けたデバイス、スマホのGNSS、加速度、気圧センサーなど複数のデータを統合し、確率的に位置推定を行う技術
(1)実施概要
期間:2026年2月20日(金)・21日(土)
場所:高輪ゲートウェイ駅前・「NEWoMan TAKANAWA」
対象:事前に「あしらせ」利用者を中心に募集します
※今回は一般の方の参加募集は行いません。
(2)靴装着型ナビゲーションデバイス「あしらせ」について
靴に装着したデバイスから足元への振動によって進行方向や曲がるタイミングを伝え、直感的な移動を可能にする視覚障害者向けのナビゲーションデバイスです。スマートフォンをポケットに入れたままで利用でき、白杖操作や周囲の音による安全確認を妨げない移動をサポートします。

(3)実証の流れ
1.「NEWoMan TAKANAWA」協力店舗までの移動をサポート
「あしらせ」を装着いただき、足元への振動で、高輪ゲートウェイ駅改札外から「NEWoMan TAKANAWA」エントランス、さらには協力店舗まで、進行方向を案内します。

2.「NEWoMan TAKANAWA」でのショッピング体験サポート
スマートフォンを通じて“人の目”で支援する視覚障害者向け遠隔サポートサービス(プライムアシスタンス社の「アイコサポート」)を活用し、商品を確認したい、スタッフの所在を知りたいといったショッピング中の様々なお困りごとをサポートします。

(4) 「NEWoMan TAKANAWA」協力店舗
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Maison Margiela 'REPLICA' Fragrances(メゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランス)
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AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)
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365日とCOFFEE(サンビャクロクジュウゴニチトコーヒー)
2.各社の役割・ビジョン
本取り組みは、JR東日本が主催するビジネス創造イベント「GATEWAY Tech TAKANAWA 2025」ピッチコンテストにおいて、グランプリを受賞したAshiraseのプラン「視覚障害者の移動体験を、駅から街、屋内施設まで一貫して支える」を起点とした共創プロジェクトです。
Ashirase
視覚障害者向けナビゲーションデバイス「あしらせ」を通じて、歩行を支える技術を提供。本実証では屋外から屋内まで一貫した移動体験を実現します。
ルミネ(NEWoMan TAKANAWA)
館内での実証フィールドの提供およびテナントとの調整を行います。
JR東日本
「100年先の心豊かなくらしのための実験場」となるTAKANAWA GATEWAY CITY全体を実証フィールドとして、地球益に繋がるビジネス・文化の創造を支援します。
【お問い合わせ先】
ニュースリリース、本実装内容に関して
株式会社Ashirase 広報担当
pr@ashirase.com
【参考】
Ashiraseについて
本田技研工業株式会社の新規事業創出プログラムIGNITION第一号スタートアップとして2021年4月に設立。自動運転などの技術要素を応用し、視覚障害者の歩行にとって重要な聴覚や白杖操作を邪魔しない足元への振動インターフェースとナビゲーションアルゴリズムを構築したデバイス「あしらせ」を開発・販売しています。
会社サイト:https://www.ashirase.com/
視覚障害者向けナビゲーションデバイス「あしらせ」について
「あしらせ」は、靴に装着したデバイスから足元への振動によって進行方向や曲がるタイミングを伝える、視覚障害者向けのナビゲーションデバイスです。振動箇所によって直感的なルート案内を行い、例えば両足の甲の振動の場合は「直進」、両足の踵の振動の場合は「反対方向」、右足の振動は「右折」、左足の振動は「左折」をお伝えします。さらに、曲がり角や目的地までの距離感を振動のテンポでお伝えすることで、出発から目的地への到着まで、スムーズな移動をサポートします。
複数のセンサー情報をもとに独自のアルゴリズムで歩行位置を補正し、視覚障害者にとって歩きやすいルートを提案。利用者がよく使う道を記録できる「マイルート機能」や、交差点・横断歩道・周辺施設などを音声で案内する機能も備えています。
2024年10月より一般販売を開始し、これまでに累計750台以上を販売しています。現在「あしらせ」は屋外での移動支援を中心に提供していますが、GPSが利用できない屋内空間への対応についても、実証や検証を通じて段階的に拡張を進めています。
「あしらせ」の詳細は製品サイトをご覧ください。
製品サイト:https://ashirase.com/
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