機械要素部品大手のTHKが技術者のスキル・教育管理基盤に「Skillnote」を導入
試験部門の膨大で高度な技術者スキルを一元的に管理し、スキルデータに基づいた人材育成を強化
THKは、「世にない新しいものを提案し、世に新しい風を吹き込み、豊かな社会作りに貢献する」という経営理念のもと、独創的な発想と独自の技術により産業機器や輸送機器向けの機械要素部品や、製造業向けIoTサービス、ロボットシステムなど、幅広い事業を展開しています。特に、世界で初めて直線運動部のころがり化を実用化した主力製品LMガイドは、世界シェア50%を誇り、世界中の幅広い産業で利用されています。
「Skillnote」は、従業員の力量情報*を活用した計画的な人材育成と最適配置を実現するスキルマネジメントシステムです。従業員のスキル情報を軸に教育情報(OJTや研修の計画、履歴)および資格情報のそれぞれを連動させた一元管理により、組織的な人材戦略の策定および個人に最適化した育成計画の立案、進捗管理を実現します。
*「力量」とは、個々の業務に必要なスキル(技能)、知識、資格、経験等の能力のことを指す。
Skillnote導入の背景
THKは創業以来、創造開発型企業として製品開発に注力しており、多種多様な製品の開発、改善を進めています。今回「Skillnote」を導入した試験部門は、新製品の研究開発や試験評価、試作、加工技術開発などを行っており、技術者には高度で多様なスキルや知識、経験が求められています。こうした中、試験部門は技術者教育の強化を進めていますが、従来のExcelによるスキルマップや紙の帳票による力量管理では、情報が一元化できず、スキルの評価基準も曖昧で、膨大で増え続ける技術者のスキル項目を細かく数値化し管理することが難しいなどの課題がありました。
そこで、試験部門は、技術者の力量情報をデジタル化し、スキルデータに基づいた戦略的な人材育成を実現するため「Skillnote」の導入を決定しました。
Skillnote選定理由
スキルの可視化と一元的な管理
共通のフォーマット、統一した基準のもとで技術者の膨大で増え続けるスキルを可視化し、一元的に運用することが可能で、最新のスキル情報等を更新、把握することができる。
スキルデータに基づいた教育計画立案と進捗管理が可能
技術者のスキル取得状況から、個人に最適な教育計画を立案し、教育の履歴、承認、スキル自動付与までの一連のプロセスと、進捗管理をシステム上で完結できる。
スキルマネジメントシステム「Skillnote」について
「Skillnote」は、製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といった製造業の人材管理に関する課題解決に貢献します。
THK株式会社について
会社名:THK株式会社
所在地:東京都港区芝浦二丁目12番10号
設立:1971年4月
資本金:346億600万円
代表者:寺町 彰博
事業内容:THKは、独創的な発想と独自の技術により、世界に先駆けて「LMガイド」を開発しました。このLMガイドは、メカトロニクス産業に不可欠な機械要素部品として様々な産業に使われています。そのほか「ボールスプライン」、「ボールねじ」、「リンクボール」をはじめとする機械要素部品や輸送機器等を開発、生産し世界へ供給しています。
株式会社Skillnoteについて
「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社Skillnote
所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
設立:2016年1月
資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)
代表者:山川 隆史
事業内容:製造業にフォーカスしたスキルマネジメントシステム「Skillnote」の提供
*本プレスリリースに記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
*本プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
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