2人に1人が”かくれ秋花粉症”の可能性があることが判明!春と比べて秋の花粉は粒子が小さく、咳・喉の違和感を風邪と誤認するケースも
~風邪と花粉症を見分けるチェックポイントもご紹介~
対面診療およびオンライン診療を提供するクリニックフォアグループ(以下、クリニックフォア)は、花粉症の548名を対象に、「秋花粉症に関する調査」を実施しました。

現在、秋花粉の飛散ピークを迎える中、クリニックフォアでも秋花粉症の受診数が増加しています。また、患者さまが風邪と思い内科を受診された結果、秋花粉症と診断されるケースも少なくありません。このように秋花粉症が風邪と誤認されやすい状況を受け、クリニックフォアは「秋花粉症に関する実態調査」を行いました。
秋花粉症について
秋の花粉症は、くしゃみや鼻水といった典型的な花粉症の症状に加えて、咳や喉の違和感など、風邪のような症状が出る場合があることが特徴です。これは、秋に飛散するブタクサなどの花粉が、春のスギ花粉に比べて粒子が小さく、気道の奥(喉・気管支)まで届きやすいためと考えられます。また、風邪の場合は、数日で症状が改善することが多いのに対し、花粉症はアレルゲンにさらされている限り長期間症状が続きます。
風邪と花粉症では、治療方針がまったく異なるため、「熱がないのに咳が止まらない」「喉の違和感が続く」といった場合には、花粉症の可能性を疑い、早めに医療機関へ相談することが重要です。
調査概要
調査名 :秋花粉症に関する調査
調査対象:花粉症の人 548名
調査期間:2025年9月26日~2025年9月30日
調査方法:インターネット調査
※調査結果をご紹介いただく際は、「クリニックフォア調べ」と注釈をご記載ください。
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
調査サマリー
■花粉症の人のうち、春に症状が出る人は70%、秋に症状が出る人は36%
■秋花粉症の症状として「咳」「喉の痛み」も特徴のひとつ!
一方でその認知度は1割にとどまり、風邪と誤認してしまう可能性が高いことが明らかに
■2人に1人が、”かくれ秋花粉症”の可能性があることが判明!
調査結果
■花粉症の人のうち、春に症状が出る人は70%、秋に症状が出る人は36%
花粉症の548名にどの時期に花粉症の症状が出るか調査しました。
その結果、春の花粉症(スギ・ヒノキ花粉など)は70%、秋の花粉症(ブタクサ・ヨモギ・カナムグラなど)は36%となりました

■秋花粉症の症状として「咳」「喉の痛み」も特徴のひとつ!
一方でその認知度は1割にとどまり、風邪と誤認してしまう可能性が高いことが明らかに
秋花粉症の症状として、くしゃみ、鼻水・鼻づまり、目のかゆみやごろごろとした異物感、鼻づまりなどの症状の認知度は半数を超えた一方で、秋の花粉症の特徴でもある「咳」や「のどの痛み」を知っている人は約1割に留まりました。
この結果から、秋花粉症の症状として「咳」や「喉の痛み」などの症状があらわれた際に、風邪と誤認してしまう可能性が高いことが示唆されます。

■2人に1人が、”かくれ秋花粉症”の可能性があることが判明!
秋花粉症では、鼻水・くしゃみ・鼻づまり、目のかゆみといった症状が中心にあらわれます。風邪の場合は数日で症状が改善することが多いのに対し、花粉症はアレルゲンにさらされている限り長期間症状が続きます。
そこで、「アレルギー検査をしていないが、秋に花粉症の症状がでないと思っている人」312人を対象に、秋にくしゃみ・鼻水・咳・喉の痛みなどの症状が長引くことがあるか質問しました。その結果、48%の人が長引くことがあると回答しました。
この結果から、花粉症の人のうち2人に1人が秋花粉症と自覚していない「かくれ秋花粉症」の可能性があることが分かりました。

医師のコメント
粒子が小さく気管支まで入り込む秋の花粉・・・咳、喉の痛みに要注意!
「春の花粉症との症状の違い」や「風邪との見分け方」とは
当クリニックでは、特に花粉の飛散が増える10月に秋花粉症の受診数が増加します。秋花粉症と気づかず、風邪や体調不良と誤解して受診される方も少なくありません。
今回の調査では、秋花粉症と自覚していない「かくれ花粉症」の可能性がある方が半数近くいらっしゃることがわかりました。
風邪と花粉症では、治療方針がまったく異なるため、「熱がないのに咳が止まらない」「喉の違和感が続く」といった場合には、花粉症の可能性を疑い、早めに医療機関へ相談することが重要です。
今回、春の花粉症の症状との違いや、風邪との見分け方について解説します。
<春の花粉症の症状との違い>
秋の花粉症は、くしゃみや鼻水といった典型的な花粉症の症状に加えて、咳や喉の違和感が現れることがあります。これは、秋に飛散するブタクサなどの花粉が、春のスギ花粉に比べて粒子が小さいためです。
小さな花粉は鼻毛などで十分にブロックされず、気管支まで入り込みやすいため、咳・喉のイガイガ感・呼吸のしづらさといった症状を引き起こすことがあります。
<風邪と花粉症を見分けるチェックポイント>
■風邪
・発熱
・倦怠感
・ネバネバした色がついた鼻水
・たんが絡んだ咳
■花粉症
・目のかゆみ、充血
・止まらないくしゃみ
・サラサラした水っぽい鼻水
・乾いたせき(秋花粉症ではよくみられる)
上記以外にも、風邪のような症状が長引くという点も見分けるポイントです。
クリニックフォアの「オンライン花粉症診療(保険診療)」(*1)について
クリニックフォアの「オンライン花粉症診療(保険診療)」は、自宅など好きな場所から受診ができ、お薬をご自宅のポストに配送します。さらに保険診療で受けられることも特長です。(*2)

忙しくて対面診療の医療機関が受診できないときや、医療機関にかかりたくとも外出により花粉症を発症したくないという方に、安心してご利用いただけます。
<特長>
・自宅や好きな場所から診察が受けられる・保険診療による受診が可能(*2)
・お薬は最短翌日に自宅に届く(*3)
・院内処方でお薬が届くので、薬局に行く必要なし
(*1)「オンライン花粉症診療(保険診療)」を提供する診療科目の正式名称は、「オンライン花粉症・舌下免疫(保険診療)」となります。
(*2)費用はお薬代・診察料・システム利用料が発生します。
(*3)発送日は決済完了時間により前後します。北海道、九州、沖縄、その他離島に関しましては、発送からお届けまで最短2日必要となります。
(*)舌下免疫療法について、初回は医療機関内で医師の監督のもとで行う必要があるため、初回診療をオンライン診療により実施することはできません。当クリニックまたは他院で舌下免疫療法の受診経験がある方のみ、継続処方としてオンライン診療の受診が可能です。
クリニックフォアについて
クリニックフォアは、「いつも診る、すぐ診る」を実現し、生活者の健康上の不安を取り除く、プライマリ・ケアを実践するクリニックです。
対面診療とオンライン診療を組み合わせたハイブリッド型の医療体制を通じて、保険診療と自由診療の両方に対応。ひとつの症状にとどまらず、疾患を横断して生活者の悩みに深く向き合う「総合診療」を提供しています。
私たちが目指しているのは、通院や相談のハードルをなくし、医療と“つながり続けられる”日常をつくること。 「なんとなく不安」「ちょっと気になる」
──そんなときに、“まずはクリニックフォアに相談しよう”と思える存在を目指しています。
現在は全国13院以上を展開(2025年10月9日時点)、対面診療は平日夜21時まで*、オンライン診療は平日朝7時〜夜24時(土日祝も対応)*と、日々の忙しさやライフスタイルに合わせて、柔軟に医療を届ける体制を整えています。
* 診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます。実際の予約画面をご確認ください。
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