やまと社会インパクトファンド、ジオフラ株式会社に投資

奈良県およびその周辺の社会課題解決を目指す「やまとインパクト投資プログラム」採択の、新規来訪と消費拡大に寄与する実証成果が高評価

やまと地域(奈良県およびその周辺地域)の社会課題解決を目指すやまと社会インパクト投資事業有限責任組合(奈良県奈良市、無限責任組合 南都キャピタルパートナーズ株式会社、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ、以下「やまと社会インパクトファンド」)は、同ファンドが運営する「やまとインパクト投資プログラム」への参加企業であり、テクノロジーとエンターテインメントの力で地域経済の活性化を推進するジオフラ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:尾崎 雄一、以下ジオフラ)に出資したことをお知らせいたします。

本出資の背景

ジオフラは、2025年1月~3月に実施された「やまとインパクト投資プログラム」に採択され、「奈良県の観光消費額を押し上げる」ことを目的に実証実験を実施しました。

同社が解決に取り組むやまと地域の主な社会課題は、奈良県の観光における「奈良に行くきっかけがない」「1人あたりの観光消費額が少ない」という点です。

▼参考:やまと地域課題デザインマップ

3か月にわたる実証実験では、奈良市の「ならまち」エリアを舞台に、周遊によって鹿の証明写真キーホルダーが当たるカプセルトイを設置し、観光客が街を歩きたくなる仕組みを構築。奈良市と奈良県の後援のもと、17の地域店舗と連携して取り組みました。

その結果、2週間のイベント期間で観光消費額の増加が確認され、参加者の8割以上が「当初ならまちを訪れる予定がなかった層」という新規来訪者の創出にも成功し、地域の新たな魅力発見と消費拡大に貢献しました。これらの成果が高く評価され、同社はプログラムの成果発表会において「最優秀賞」を受賞しています。

これらの地域課題解決に取り組むジオフラの「テクノロジーを活用して人を動かす力」と「地域と共に価値を創る姿勢」が、地域経済の新たな循環モデルの実現に資すると判断し、出資に至りました。

やまと社会インパクトファンドは、奈良県内における観光・地域活性領域での事業拡大支援や自治体・地元企業との連携構築支援を行い、ジオフラが目指す「地方へ人の移動が促され、人とお金が地方へ分散し、地域経済の発展につながる」世界の実現を後押ししていきます。

ジオフラのロジックモデル


やまと社会インパクトファンドについて

やまと社会インパクトファンドは、インパクトベンチャーキャピタル(VC)投資を実践する株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(代表取締役:青木 武士)と株式会社南都銀行(頭取:石田 諭)の投資専門子会社である南都キャピタルパートナーズ株式会社(代表取締役社長:堺 敦行)が運営する、地域課題解決型のインパクトVCファンドで、奈良県およびその周辺地域の課題解決のためのインパクトファンドの組成・運用を通じ、地域課題解決の実践者を多数生み出すことを目的として設立されました。

同ファンドは休眠預金活用事業の「資金分配団体」である社会変革推進財団(SIIF)から、地域インパクトファンド設立・運営支援事業として採択されています。この休眠預金活用事業は、地域インパクトファンドの設立を通じた、地域社会・経済の活性化を支える金融エコシステムの進化を目指しています。具体的には、投資型ファンド運営経験を有する事業者と地域の金融機関が協力して、地域課題解決のための地域インパクトファンドを設立・運営し、ソーシャルビジネスやローカルビジネスへの資金循環を加速化させることを狙いとしています。

やまとインパクト投資プログラムについて

やまと地域の社会課題の解決に資するプロダクト/サービスを有するスタートアップ企業が、やまと地域の課題解決に対する実証実験を行い、その実証結果をピッチするプログラムです。課題解決に有効なアウトカムを見出せる企業には最大5億円の投資枠を用意し、やまと地域の社会課題解決と持続的発展を目指します。

2025年1月より約3か月のプログラム期間中、やまと地域に精通したやまと社会インパクトファンドのキャピタリストが各社の実証実験の伴走支援を行いました。

ジオフラ株式会社について

ジオフラは、「Moving Entertainment すべての移動を、新しい発見と感動に。」を掲げ、 「移動」が生み出す経済効果を最大化し、地域の持続的な発展に寄与したいと考え、2023年3月に創業しました。テクノロジーとエンターテインメントの力で人の心を動かし、すべての場所に人が集まる理由をつくり、地域の未来を明るくするというパーパスのもと、すべての移動が新しい発見と感動に変わる世界をつくり、デジタル体験とリアル体験の融合で、新しい価値を生み出し続けるというビジョンを掲げています。これまで多くの地方自治体や法人・企業とのコラボレーションを実施し、地域における人の移動を活性化させ、実際に足を運び、そこでしか得ることのできない価値を創造することで、日本経済、地方経済、地域経済の発展に貢献しています。

代表者:代表取締役社長 社長執行役員CEO 尾崎 雄一

所在地:東京都千代田区丸の内二丁目六番一号

事 業:フィジカル空間における人流を活性化させるプロダクトの企画・開発、地方創生に係る事業

URL:https://corp.geofla.com/


【株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ】

創立  :2016年11月11日

代表者 :代表取締役 青木 武士

所在地 :​東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング 19階

事業内容:ベンチャーキャピタル事業

資本金 :100百万円

URL  :https://capitalmedicaventures.com/

■ 本件に関するお問い合わせ

株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ 広報担当

Email: info@vc-cmv.com

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会社概要

URL
https://capitalmedicaventures.com/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区霞が関霞が関ビル19階
電話番号
-
代表者名
青木武士
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年11月