中央大・パシフィックコンサルタンツ・交通運用エンジニアリング・Luup・ishauが登壇「歩行者優先の都市の広げ方とは―幹線街路のスローストリート化」
【登壇者】
・中央大学 理工学部 准教授 三浦 詩乃 氏
・パシフィックコンサルタンツ株式会社 交通基盤事業本部 道路部 上泉 俊雄 氏
・株式会社交通運用エンジニアリング 技監 / 日本大学 理工学部 非常勤講師 椎名 啓雄 氏
・株式会社Luup 取締役COO 牧田 涼太郎 氏
・合同会社ishau 代表 石田 祐也 氏

■開催概要
[開催日時] 2025年11月25日(火) 14時00分~16時30分
(最後に講師の皆さまとの名刺交換会を行います。)
[会 場] 赤坂ライフネクスト1F配信スタジオ「赤坂プラスタ」 東京都港区赤坂5-1-33
https://www.daiwalifenext.co.jp/company/office/dln_honsya.html
[定 員] 会場参加30名、WEB配信100名(先着順)
[主 催] 株式会社AMANE
[協 賛] LIGARE(株式会社自動車新聞社)
[特別協力] 大和ライフネクスト株式会社(会場提供)
セミナー会場の赤坂プラスタについて
https://www.daiwalifenext.co.jp/miraikachiken/akasaka_plusta/index.html
※【開催の詳しい内容はこちら】
https://amane.ltd/news/seminar20251125/
【講演内容】
「歩行者優先の都市の広げ方とは―幹線街路のスローストリート化」
日本では「ウォーカブルなまちづくり」が注目されつつありますが、その取り組みはまだ一部地域に限られています。特に、日常的に人と車が交錯する幹線街路では、駅前再整備や中心市街地の一角を除き、歩行者中心の空間デザインや交通運用の見直しは十分に進んでいません。
一方、欧州では、生活道路に限らず、幹線街路の交通運用そのものを再設計する動きが広がっています。制限速度の引き下げや一方通行化、舗装や植栽の工夫などを通じて「ゆっくりとした街路=スローストリート」を形成し、安全性と快適性を高めると同時に、創造的で多様な活動が生まれる都市空間へと変化させています。例えば、ブリュッセルの“City30”、ロンドンの“Healthy Streets”、パリの“Rues aux écoles”なども、好事例として位置づけられるでしょう。
本勉強会では、こうした国際的な潮流を「スローストリート化」と位置づけ、交通分野の専門家・モビリティ事業者、都市デザイナーの視点から多角的に読み解きます。加えて、東京都の街路をケーススタディに導入可能性を検討し、歩行者優先の都市空間をどのように広げていけるか、参加者とともに議論します。
「スローストリート」は、人中心に生活のリズムを取り戻すための都市の再構築プロセスでもあります。車の通行を全面的に排除することなく、クルマ社会を前提とした都市の構造を見直し、地域の魅力や人とのつながりを育むための新しい基盤として、その可能性を探ります。
■プログラム
※事情により変更となる可能性がございます。
13:30 受付開始
14:00 ご挨拶・企画概要説明(10分)
株式会社AMANE 取締役 齊藤 せつな
14:10 講演(30分)
「スローストリートの潮流と効果」
中央大学 理工学部 准教授 三浦 詩乃 氏
14:40 講演(15分)
「東京都心部におけるスローストリートの候補箇所の検討結果」
パシフィックコンサルタンツ株式会社 交通基盤事業本部 道路部 上泉 俊雄 氏
14:55 休憩(10分)
15:05 パネルディスカッション(50分)
「歩行者優先の都市の広げ方とは―幹線街路のスローストリート化」
株式会社交通運用エンジニアリング 技監 / 日本大学 理工学部 非常勤講師 椎名 啓雄 氏
株式会社Luup 取締役COO 牧田 涼太郎 氏
合同会社ishau 代表 石田 祐也 氏
パシフィックコンサルタンツ株式会社 交通基盤事業本部 道路部 上泉 俊雄 氏
モデレータ 中央大学 理工学部 准教授 三浦 詩乃 氏
15:55 閉会の挨拶(5分)
16:00 閉会、名刺交換(30分)
※【開催の詳しい内容はこちら】
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