講演会「One Welfare 2025 〜人も動物も〜」開催
テーマ「絆を育む:人・動物・地域をつなぐ動物ボランティアのススメ」
大阪経済大学(学長:山本俊一郎/所在:大阪市東淀川区)は、講演会「One Welfare2025〜人も動物も〜『絆を育む:人・動物・地域をつなぐ動物ボランティアのススメ』」を、2025年10月25日(土)13:00から、大隅キャンパスにて開催します。
この講演会の参加者100名(先着順)を、10月23日(木)まで募集します。
■人生100年時代の人と動物のOne Welfare。高齢者支援と動物保護をつなぐ。
日本は超高齢社会を迎え、「人生100年時代」を見据えた健康寿命の延伸が重要な課題となっています。その一助として、近年ペット飼育の効果が注目されています。ペットは高齢者の健康維持や認知機能、孤独感の軽減などに良い影響を与える可能性が報告されています。
一方、日本の伴侶動物、いわゆるペットの福祉には、ネグレクトや多頭飼育崩壊といった課題や、自治体や保護団体では人手・スペース不足から十分なケアが提供できない、といった問題もあります。また、高齢者へのペットの譲渡には年齢制限や後見人を求めることが多く、必要な措置とはいえ、高齢化の進む日本では譲渡促進を妨げています。こうした中、高齢者支援と動物保護をつなぐ新たな取り組みが広がりつつあります。
■永年預かり制度や高齢者とペットの見守りを行う各地のボランティア団体が登壇。
この講演会では、北海道・兵庫県・大阪府から動物保護団体の代表が動物を介して人と地域社会をつなぐ取り組みについて紹介し、人と動物が相互に福祉を高め合うOne Welfare社会を実現させる可能性についてお話しします。
「ツキネコ北海道」(北海道)は、高齢者に保護猫を終生預け、万一の際は引き取る「永年預かり制度」を設けています。「teamねこのて」(兵庫県)は、ケアマネジャーや医療機関と連携した見守り支援を行っています。また、「ねこから目線。」(大阪府)は、高齢者向けの飼い続ける支援・飼い始める支援を行っています。
「保護猫を飼いたいけど、もう歳やし、譲渡してもらえないかな」「最後まで世話できるか不安」
「定年したけど、まだ元気やし、動物のために何かしたい」
そんな思いをお持ちの方、動物ボランティアに関心のある方はもちろん、動物保護団体の方や福祉サービスを提供する方、行政の方など、どなたでもご参加いただけます。人と動物と地域をつなぐ動物ボランティアは、あなた自身の人生をより豊かなものにしてくれるかもしれません。
「One Welfare 2025 〜人も動物も〜」概要

■日時
2025年10月25日(土)13:00~16:15
■会場
大阪経済大学 大隅キャンパス D館43号教室
(住所:大阪市東淀川区大隅2-2-8)
OsakaMetro今里筋線「瑞光四丁目」駅下車 徒歩約2分
阪急京都線「上新庄」駅下車徒歩約15分、大阪シティバス「大阪経大前」「大阪経大正門」下車すぐ
■定員
100名(※先着順 参加無料)
■テーマ
絆を育む:人・動物・地域をつなぐ動物ボランティアのススメ
■内容
各団体による、動物を介して人と地域をつなぐ取り組みについての紹介。
■主催
大阪経済大学 社会連携センター
■スケジュール
13:00~13:10 はじめに
司会 大阪経済大学 経済学部教授 本村光江
13:10~13:50 「永年預かり制度(仮)」
ツキネコ北海道 代表 吉井美穂子氏
13:50~14:30 「飼い続ける支援・飼い始める支援(仮)」
ねこから目線。 代表 小池英梨子氏
14:30~14:45 休憩
14:45~15:25 「見守り支援(仮)」
teamねこのて 代表 水野直美氏
15:25~16:15 質疑応答
■問い合わせ
大阪経済大学 社会連携センター
TEL:06-6328-2431
Mail:social@osaka-ue.ac.jp
≪募集要項≫
■定員
100名(※先着順、参加無料)
■申込み
以下の申し込みフォームよりお申し込みください
■申込み期間
10月1日(水)~23日(木)
《参加団体》
ツキネコ北海道 https://tsukineko.net/
【猫と人を繋ぐ】ことを目的とするNPO団体。行き場のなくなった猫を保護し、新しい家族を見つける活動を行う。2010年9月19日に結成と同時に、札幌初の試み「保護活動しながらのカフェ」をオープン。多くのボランティアさんの協力を得ながら昨今多発している多頭飼育崩壊からの救出をはじめ、飼育放棄や野良猫餌やりなどの問題に取り組む。保護活動をより強化するため2012年9月25日に「NPO法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道」として内閣府より認可を受ける。
teamねこのて https://nekonote04012.jimdofree.com/
兵庫県伊丹市で主に保護・譲渡の活動をしているボランティアグループ。現在、自宅シェルターには約80匹の保護された子猫・大人猫・老猫が生活。応援ボランティア約30名で分担し、お掃除やお世話、譲渡会(チャリティー物販やフリマ)を実施。猫たちの医療費や生活のためにチャリティー物販を制作し譲渡会などで販売。平成27年兵庫県に第2種動物取扱業(シェルター)届出受理。
ねこから目線。 https://nekokaramesen.com/
保護猫活動が、すべてボランティア任せにならず、社会で機能できるよう、株式会社とNPOを設立。企業として、ボランティアの負担軽減と保護活動のスピードアップと充実を目指す。ノラ猫・保護猫専門のお手伝い屋さんとして全国展開中。本部は大阪市。2025年、京都市の「多頭飼育崩壊防止のための避妊・去勢手術事業」の事業実施パートナーに選出される。
大阪経済大学
▼本件に関するお問い合わせ先
大阪経済大学 企画・総務部 広報課
住所:大阪府大阪市東淀川区大隅2-2-8
TEL:06-6328-2431
E-mail: kouhou@osaka-ue.ac.jp
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