ネットワークの状態を直観的で分かりやすく3D表示するAX-3D-VIEWERを製品化

ネットワークの可視化・異常検知ソリューションを拡充

アラクサラネットワークス株式会社(本社: 神奈川県川崎市 代表取締役社長兼CEO 中川 勝博 / 以下、アラクサラ)は、ネットワークの通信状況やネットワーク機器の障害、セキュリティインシデントの発生状況を 直観的で分かりやすく3D表示するAX-3D-VIEWERを製品化し、ネットワークの可視化・異常検知ソリューション(AX-Network-Visualization)(*1)を拡充します。

今日のネットワークは、有線LANと無線LANの統合に加え、クラウドサービスの導入、テレワークの活用など多様化が進み、益々複雑化しています。このため、レスポンスが遅い、通信が途切れるといったトラブルが発生しやすい状況にあり、その対処に備え、ネットワークの通信を可視化することの重要性が高まっています。

また、近年ではランサムウェアやファイルレスマルウェアといった高度な手法を用いたサイバー攻撃が増え、その被害は非常に大きくなっています。攻撃を完全に防ぐことは難しく、万が一の侵入に備え、被害の全容解明を迅速に行える仕組みを構築しておくことが重要です。

これらの背景の下、アラクサラは、ネットワークの可視化・異常検知ソリューションを2018年より提供してまいりました。ネットワークの可視化・異常検知ソリューションは、実際のネットワークに流れるパケットデータやネットワーク機器のMIB情報を収集、分析することでネットワークトラフィックの状況や機器の運用状況をリアルタイムに可視化します。例えばクラウドサービスに向かう通信のボトルネック解析など今まで見えなかった通信や検知できなかった異常の把握、分析が可能になります。
また、パケットデータを通信ログとして長期間蓄積保存できます。セキュリティインシデントの解析にはセキュリティ機器の持つ解析情報に加え、通信ログも含めたトータルでの分析がより有効であり、全容解明を迅速化できます。

従来の可視化・異常検知ソリューションでは、トラフィックの状況を時系列グラフで表示、あるいはトラフィックのフロー情報をリストで一覧表示することは可能でしたが、こういった情報だけでは、輻輳の発生している箇所の物理的な特定、通信が途切れている箇所や想定していない通信などの異常な通信を直観的に把握することは容易ではありませんでした。
また、ネットワーク機器の障害やセキュリティインシデント発生時において、システム全体を俯瞰した上での発生個所の直観的な把握、影響範囲の絞り込みに時間を要しました。

これらの課題を解決するため、アラクサラは、トラフィックの状況や障害の発生状況を直観的で分かりやすく3D表示するAX-3D-VIEWERを製品化します。AX-3D-VIEWERは、以下の特長を備えます。
 
  • 通信トラフィックの3D表示による可視化
ネットワークマップ上にリアルタイムなトラフィックフローを3Dで表示します。例えば、以下のような状況を視覚で直観的に把握することが可能になります。
    - 平常時のトラフィックの流れ
    - 輻輳の発生、通信の途切れ、想定外の通信などの異常
    - 経路を冗長化しているシステムにおける障害時の切り替わりの様子

また、表示するトラフィックを宛先やプロトコル、サブネットなどでフィルタする機能を備えており、特定の通信のみに絞った状況確認が行え、トラブル発生時の要因の特定作業が容易になります。

AX-3D-VIEWER 3D表示によるトラフィックの可視化AX-3D-VIEWER 3D表示によるトラフィックの可視化

 
  • アラートの可視化
ネットワーク機器の障害やセキュリティインシデントなどのアラートの発生個所を表示します。
また、画面上でアラート発生個所をドリルダウンする直観的な操作により詳細内容の確認ができ、専門的な知識の無い運用者であっても、アラートの発生とその要因の把握が迅速に行えます。

AX-3D-VIEWER アラート表示AX-3D-VIEWER アラート表示

 
  • Webベースのマルチ画面表示と録画機能
ブラウザ上に複数の画面を一括表示できます。複数の防犯カメラを一目で監視するのと同じ操作感で状況を確認することが可能です。また、録画機能を備えており、過去に遡った事象の確認が可能です。

AX-3D-VIEWER マルチ画面表示AX-3D-VIEWER マルチ画面表示


AX-3D-VIEWERは、ネットワークの可視化・異常検知ソリューションを構成する製品の1つとして位置づけられ、ネットワークのトラフィックを収集し、データ加工を行うAX-Sensorからの出力先として設置します。

また、トラフィックデータの詳細分析を行うAX-Collectorを併用することにより、AX-3D-VIEWERで事象を直観的に把握した後、AX-Collectorで詳細分析を行う、ネットワーク可視化の一連の運用作業を実行できます。これにより 緊急事態時の迅速な初動対処やトラブルシューティング時間の短縮が図れ、結果として被害を最小化することが可能となります。AX-3D-VIEWER、AX-Sensor、AX-Collectorは、いずれも既存のネットワークに追加するだけで利用でき、現行システムへ影響を与えることはありません。

ネットワークの可視化・異常検知ソリューションの構成ネットワークの可視化・異常検知ソリューションの構成

 

AX-3D-VIEWERは、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の開発した「NIRVANA改」を使用し、アラクサラが製品化するものです。
AX-3D-VIEWERの通信トラフィック3D表示機能は、2020年7月にリリース済みです。アラートの可視化、およびWebベースのマルチ画面表示と録画機能は、順次対応予定です。
 
AX-3D-VIEWERについては、下記特設ページもご覧ください。
https://www.alaxala.com/jp/solution/admin/kashika/AX-3D-VIEWER/index.html

■ 製品一覧
ソフトウェア名 予定標準価格(税抜)
AX-3D-VIEWER 200万円(年間ライセンス)~


*1 2018年5月31日プレスリリース 「機械学習を活用し、プロアクティブな運用管理を実現するネットワークの可視化・異常検知ソリューションを製品化」
https://www.alaxala.com/jp/news/press/2018/20180531.html

 

■ アラクサラネットワークス株式会社について
アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。 
会社名 アラクサラネットワークス株式会社
設立日 2004年10月1日
代表者 代表取締役社長兼CEO 中川 勝博
資本金 20億円
所在地 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟
従業員数 約230名 (2019年3月末現在)
URL https://www.alaxala.com/

 

 ■ 商標名称等に関する表示
本文に記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

■ 製品に関するお問い合わせ先
アラクサラネットワークス株式会社 営業
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟
URL: https://www.alaxala.com/jp/contact/

■ 報道機関お問合わせ先
アラクサラネットワークス株式会社 広報担当 【担当: 林、綿貫】
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟
電話:044-549-1706(ダイヤルイン)
URL: https://www.alaxala.com/jp/contact/

このプレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、最新の情報と異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。




 
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