中川政七商店による床座のための家具「座椅子」を、カリモク家具協業で7/5(水)発売

約65%の人が「ソファーがあるのに、つい床に座ってしまう」。日本人の身体感覚に着目した「床座」のための家具を開発。

1716年創業の奈良の老舗・株式会社中川政七商店（所在地：奈良県奈良市、代表取締役社長 千石あや）は、木の魅力を最大限に活かした家具を国内製造するカリモク家具株式会社とともに開発した「座椅子 supported by karimoku」と「盆ちゃぶ台 supported by karimoku」、また座椅子とあわせて使用できる座布団3種を、2023年7月5日（水）より中川政七商店オンラインショップおよび一部直営店にて発売します。

「ソファーがあるのに、つい床に座ってしまう」。多くの人※が経験したことがあるこの行動をもとに、

床だからこそ得られる安息やくつろぎの感覚があると考え辿り着いたのは、座椅子のある暮らしでした。

ともに開発を手がけたのは、80年以上にわたり日本の暮らしに寄り添う家具を提案してきたカリモク家具。

床を感じ、自然とつながるような、“床座”が叶える新たなくつろぎを提案します。

＜特集サイト＞https://nakagawa-masashichi.jp/shop/e/ev0559/

※株式会社中川政七商店による調査では、約65% の人が「ソファーがあっても床に座る」と回答。（詳細は、別紙参照）

• “姿勢よく”くつろげる、佇まいと使い心地にこだわった家具

多くの時間を畳の上で過ごしてきた日本人には、床だからこそ得られる安息や、潜在的なくつろぎの感覚があるのかもしれません。そんな日本人の身体感覚に着目し、佇まいと使い心地を追及した座椅子と小さなちゃぶ台が誕生しました。国産の楢材にこだわった座椅子は、日本人の体形に合わせ、“姿勢よく”くつろげることを考えてデザイン。すっと背筋を伸ばして腰かけたくなる、“床座”ならではの安息をお届けします。また座椅子と盆ちゃぶ台ともに折りたたみ式のため、スペースが限られる日本の住宅事情にも最適です。

• 商品一覧（すべて税込表記）

座椅子 supported by karimoku 黒・ナチュラル（各77,000円）

背中に絶妙にフィットする背もたれのカーブには、高温の蒸気で蒸した木材を型枠でプレスする“曲げ木” の技術を用いています。カリモク家具の長年の知見をベースに角度や位置を微調整することで、腰と背中を適度に支える快適な座り心地を実現しました。また、一般的に生産が不安定で小径木が多い“国産広葉樹” は家具には不向きとされますが、できる限り有効活用したいという両社共通の思いから、素材には国産の楢材を採用。全体に耐久性のある塗装を施しているので汚れに強く、楢材ならではの風合いと美しさを保ちます。簡単に折りたため、コンパクトに収納が可能です。（座布団は別売り）

盆ちゃぶ台 supported by karimoku 黒・ナチュラル（各38,500円）

天板を取り外してお盆としても使用できる、サイドテーブルサイズの小さなちゃぶ台。コップや書籍を置くのに最適なサイズです。脚は折りたたみ式なので手軽に持ち運ぶことが可能。あたたかみのある栗材の風合いを楽しむために、座椅子同様、汚れに耐久性のある塗装を丁寧に施しました。和洋どちらにも馴染む美しい佇まいと実用性を兼ね備えたデザインが特徴です。

カリモク家具のコメント 「美しい佇まい」を目指して、中川政七商店と一緒に商品開発を進められたことは大きな学びになりました。理想の佇まいを叶えながら、機能性や品質を高められたこと自体が今回の商品で一番こだわった部分です。折りたたみの座椅子は私たちも初めて挑戦するものづくりでしたが、木材の使い方や構造に今までのノウハウを活かして、長く使ってもらえるように工夫しました。軽快で簡素な印象を守りつつ、頑丈で安全に仕上げられたのは、木製家具についての知見が深い弊社だからこそではないかと思っています。

【取扱店舗】 

7/5（水）～常設　　   ：中川政七商店オンラインショップ、中川政七商店 奈良本店、中川政七商店 渋谷店

7/5（水）～ 8/1（火）：中川政七商店 阪神梅田本店、中川政七商店 二子玉川ライズ店

• 床での安息のひとときを堪能する、ホテルの宿泊プランが誕生

実際に触れ、座ることで、その使い心地と美しさを体感いただける宿泊プランが誕生します。コンセプトは「床でくつろぐ、奈良の夜長」。奈良・春日山原始林や興福寺五重塔を望むライフスタイルホテル「MIROKU 奈良 by THE SHARE HOTELS（企画・運営：株式会社リビタ）」の一室に、座椅子や盆ちゃぶ台を始めとする中川政七商店の暮らしの道具をしつらえました。当社が選んだ奈良やものづくりにまつわる書籍とあわせて、くつろぎのひとときをお楽しみください。

宿泊プラン名： 中川政七商店がしつらえた宿泊プラン 予約開始日： 2023年6月28日（水） 宿泊開始日： 2023年7月15日（土）チェックイン分より 部屋タイプ： 下記いずれかの部屋から1日1部屋限定で予約受付 　　　　　　①Junior Suite with Japanese-Style（ 56㎡・定員1～2名） 　　　　　　②Superior with Japanese-Style（ 32㎡・定員1～2名） 価格： ①39,000円～／②24,500円～（税込／素泊まり）※料金は季節や曜日によって変動します。 予約方法： MIROKU 奈良公式予約サイト、 その他予約サイト サイトURL： https://www.thesharehotels.com/miroku/

• あわせて使いたい3種の座布団（すべて税込表記）

中わたの中心にコシのある芯材を入れることで、柔らかいけれどへたりにくい座布団が誕生しました。麻和紙生地は吸水発散性が高く、蒸し暑い夏でも快適な肌あたりです。

（上）麻紙布の半座布団 生成・墨／各7,700円

一般的な座布団の半分のサイズ。背もたれにしたり、読書時に膝に置くなど様々な用途でご使用いただけます。

（中）麻紙布の座布団 生成・薄墨／各11,000円

座椅子とあわせることで、より快適で上質なくつろぎをお楽しみいただけます。

（下）麻紙布の角座布団 生成・墨／各33,000円

厚みのある座布団。座布団ならではのやわらかさと、ソファーのような安定した座り心地を兼ね備えています。表

地は取り外して洗濯が可能。

【取扱店舗】 

7/5（水）～常設　　   ：中川政七商店オンラインショップ、中川政七商店 奈良本店、中川政七商店 渋谷店

7/5（水）～ 8/1（火）：中川政七商店 阪神梅田本店、中川政七商店 二子玉川ライズ店

カリモク家具 カリモク家具の起源は、創業者の加藤正平が長年続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始 めた 1940年に遡る。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960 年代に入ると、自社製の木製家具の販売を開始。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク＆ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、日本を代表する木製家具メーカーへと成長を遂げる。

中川政七商店（なかがわまさしちしょうてん） 1716年（享保元年）に創業し、手績み手織りの麻織物を扱い続ける奈良の老舗。近年は「日本の工芸を元気にする！」 をビジョンに掲げ、工芸をベースにした生活雑貨のSPA（製造小売り）業態を確立し、全国に約60の直営店を展開。コンサルティングや流通サポート事業、産地単位での地域振興にも取り組む。

• 【別紙】「暮らしに関するアンケート」結果

6.5割が経験! ソファーがあっても「床に座る」

全国の20代以上の会員（n=654）を対象に暮らしに関する意識や行動を調査したところ、リビングにソファーがあると回答した59.3%のうち（図1）、ソファーではなく床に直接座ることがある人は65.0%（図2）。ソファーを所持しているにもかかわらず、多くの人があえて床を選んで座っていることが分かります。また、その理由は「落ち着く・リラックスできるから」が最も多く、約半数の46.0%が当てはまると回答しました（表1・色付け部分）。

住まいに求めるのは、「くつろぎ」と「状況に応じた使いやすさ」

続いて住まいや家具に関する考えをきいたところ、最も多かったのは「家の中でくつろげる空間は重要だ」（84.9%）。さらに「家具や間取りは掃除しやすいことが重要だ」（72.6%）や「家の使い方は家族構成やライフスタイルに合わせて柔軟に変えられる方が良い」（48.6%）が上位にランクインし、短期的・長期的観点から、状況に応じた使いやすさを重要視していることがわかります（表2・色付け部分）。

中川政七商店は、日本人の身体感覚に寄り添った安息と、必要なときに出して使い終えたらしまうことができる自在性を叶える家具を通じて、現代の暮らしに新たなくつろぎのひとときをお届けします。