JMAS「KAITOセキュアカメラ」、岡山市水道局にて運用を開始
老朽化による破損が頻発する日本の水道管。漏水等の状況把握、関係各社との連携、修繕までをスムーズに行うためのモバイル端末活用!
厚生労働省によると、法定耐用年数40年を経過した「経年管路」の割合は右肩上がりを続けており(※)、全国では毎年約2万件の漏水・破損事故が発生しています。全国の水道管は今後30年で経年化率50%を超えると予測され(※)、老朽化インフラによる漏水・破損および修繕を行う技術者の育成は今後も対策を講じなければいけない課題となります。
岡山市水道局では全国に先駆けて、技術者の負担軽減および修繕完了までの迅速化・効率化を目指したDX化の1つとして、KAITOセキュアカメラを採用されました。
従来、電話やFAXにて行われていた水道局と修繕委託業者間のやり取りが、現場担当者のモバイル端末にインストールしたKAITOセキュアカメラアプリを使うことでリアルタイムに双方向で共有でき、漏水状況による緊急性の判断・修繕に必要な図面の共有など修繕完了までに発生する各手順の時間と手間が大幅に削減されました。
また、破損個所を含めた周辺状況の撮影画像/動画、管路の図面には近隣住民の個人情報が含まれるため、画像を分割・圧縮・暗号化しサーバへ転送、端末にデータを残さないというKAITOセキュアカメラの安全性が高く評価されています。
今回の導入により作業の効率化が実現できたことに加え、これまで各々の技術者が経験により培ってきた手法を動画撮影し後継者の指導に活用することで、技術の継承にも貢献できるものと考えております。
ジェーエムエーシステムズはKAITOセキュアシリーズ(カメラ・レコーダ・ブラウザ)を通じて、生活に欠かせないインフラ保全を行う技術者の活躍をサポートできる企業でありたいと考えております。
※ 厚生労働省 医薬・生活衛生局 水道課
水道の基盤強化のための地域懇談会 (第4回)(平成29年9月12日(火))
「最近の水道行政の動向について」
Microsoft PowerPoint - 資料1_厚労省_0908/東北 (mhlw.go.jp)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000203990.pdf
■KAITOセキュアカメラについて
KAITOセキュアカメラはiOS、Android、Windowsに対応したモバイル端末専用のカメラアプリケーションです。撮影した情報を安全にサーバに転送する事ができ、業務活用においては業務プロセスの改善によるビジネススピードの向上、作業工数の低減が期待できるソリューションです。機密情報の多い金融業界や製造業での導入から広がり、地方自治体での新たな活用例も増えております。
1.データを分割・圧縮・暗号化
撮影時点でデータは分割・圧縮・暗号化、送信時も分割・圧縮・暗号化された状態でサーバに送信します。
2.端末にデータを残さない
送信完了後、端末からデータを削除します。
3.高速・確実にデータ転送
電波状態等により送信中に通信が途切れても一度送信ボタンを押下すれば、以降は自動でオンラインを検出し、自動送信します。
4.撮影データとメモを併せてリアルタイムに共有
GPSやメモを撮影データと併せてリアルタイムに共有できます。
KAITOセキュアカメラの詳細や活用事例につきましては、下記のURLをご参照ください。
https://www.jmas.co.jp/kaito/camera/
※記載されている会社名・製品名などは、各社の商標または登録商標です。
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