「1枚のタオルづくりから10年後の地球を考える」タオル美術館グループは『リボーンコットンプロジェクト』強化月間
10月「3R推進月間」リデュース・リユース・リサイクル推進月間にあわせ、『タオルの回収』の強化展開いたします
タオル美術館グループ 一広株式会社(本社:愛媛県今治市 代表取締役社長:越智康行)は、かねてよりSDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、事業を通じ社会の課題解決に取り組んでおりますが、タオル事業でのサーキュラーエコノミーシステム『リボーンコットン』を確立し、2022年3月から始動したリボーンコットンプロジェクトも、現在、回収されたタオルの重量は約1,8トン、2023年は2トンを目標にタオルの回収活動をいたします。
10月はリデュース・リユース・リサイクル推進月間(略称:3R推進月間)です。お客様に対し、"3R"(廃棄物等の発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再生利用(Recycle))に関する理解と協力を求めるとともに、循環型社会の形成に向けた取組を推進するため、タオル美術館グループでは、すでに2023年も全国に展開する直営店舗や百貨店インショップなどにタオルの回収ボックスを設置している他、全国のショッピングセンターや観光施設などを移動販売車にて訪問しておりますが、10月は多くの店舗にて展開し『リボーンコットンプロジェクト』のタオル回収キャンペーンを更に活動を強化、拡大してまいります。
『リボーンコットン』は、⼯場から出る廃材や、役割を終え廃棄される予定のタオルを回収し、裁断、粉砕、反毛といった工程を経て繊維にし、新たな綿を加え再生糸にしてタオルの原料にします。
緯糸(よこいと)に再生糸を使用し、肌に触れるパイル部には通常の糸を使用することで、肌触りや吸水力、デザイン性や強度などにおいて一般のタオルと全く遜色のない新たなタオル製品へと生まれ変わり、当社にて販売、またお客様のもとでお使いいただくというものです。
移動販売車
全国のショッピングセンターや観光施設などを移動販売車にて訪問
紙製の回収ボックス
さらに、製造面においては、自社工場における水やエネルギーの使用量、廃棄物の焼却量や温室効果やガス排出の削減だけでなく、CO₂の排出量6.4%削減を実現した製造技術「5ツ星クオリティ」を採用することで、ヒトと環境により優しいタオルとなっています。
なお、当社ではそれら取り組みによって、CO2排出量を2015年対比で16.5%削減中(2023年5月現在)。2025年までにはCO2排出量20%削減を目指しています。
タオルの製造から販売までの一貫体制を確立している当社の特性を活かしたサーキュラーエコノミーシステム『リボーンコットン』によって廃棄物や汚染などを軽減するだけでなく原材料や製品を再利用することで資源の循環を可能にしたことで、当社は従来の生産・販売に注力したリニア型サプライチェーンから販売後のリサイクル・廃棄量削減をも重視した循環型バリューチェーンへとビジネスモデルを変革いたします。
タオル美術館グループでは、これからも使用済みタオルの回収活動を通じて廃棄処分量を削減し、CO2の排出量を削減することで地球環境の保持に貢献いたします。ヒトと環境、社会にとってより良い商品とサービスを提供できるよう今後も一層の努力をしてまいります。
【タオル回収キャンペーン実施期間】
【 期間 】
2023年9月19日(火)~10月31日(火)まで
回収対象タオルの条件をご確認いただき、回収を行っている店舗へ、不要になったタオルをお持ちいただけますと、「REBORN COTTON」商品を10%OFFにてご購入いただけるチケットをお渡しいたします。
≪回収キャンペーン10%OFFチケットについて≫
●「リボーンコットン」タグの付いた商品が対象です。その他の商品にはご利用いただけません。
●1回のお買い上げにご利用いただけるチケットは1枚までとさせていただきます。(例≫1会計2点お買い上げの場合、2点とも10%OFFさせていただきます。)
●チケットの盗難、紛失などに関しては、当社は一切責任を負いかねます。
●チケットは、有効期限を過ぎると無効となります。期間内にご利用くださいませ。
【※有効期限はチケット裏面をご確認ください】
●チケットは、発行店舗でのみご利用いただけます。チケット裏に捺印しております店舗名をご確認ください。
●チケットは、セール品(ご奉仕品)にはご利用いただけません。
不要になってしまったタオルがありましたら、この機会に回収ボックス設置店舗にお持ちくださいませ。
※一部、回収ボックスを設置していない店舗もございます。回収ボックス設置店舗一覧をご確認ください。
※タオルの回収、回収キャンペーンは店舗のみの期間限定開催となります。(回収キャンペーンでお渡しした10%OFFチケットは、有効期限がございます。期間内にご利用ください。)
※リボーンコットン商品の取り扱いは店舗ごとに異なります。各店舗へお問合せください。
(リボーンコットン商品への刺繍入れは一部注意事項があるものがございます。)
※一部刺繍入れサービスを承っていない店舗がございます。「タオル美術館アプリ」SHOPの店舗情報よりご確認ください。
※刺繍仕上がりは受け付け状況によって異なります。刺繍受付店舗へお問合せください。
タオル回収ボックスを設置し、キャンペーンを開催している店舗は下記の通りです。
(回収ボックス設置 期間:9月19日(火)~10月31日(火)まで)
【東北地方】
東急百貨店 さっぽろ店/丸井今井札幌本店/川徳百貨店/さくら野百貨店 弘前店/さくら野百貨店 青森本店/藤崎仙台店/泉パークタウン タピオ店
【関東地方】
イーアスつくば店/イオンモール土浦店/イオンモール水戸内原店/JR宇都宮パセオ店/イオンモール高崎店/イオンモール浦和美園店/イオンモール北戸田店/イオンモール千葉ニュータウン店/ニッケ コルトンプラザ店/グランデュオ蒲田店/アトレ亀戸店/有楽町店/ららぽーと立川立飛店/ココリア多摩センター店/イオンモール日の出店/MARK IS みなとみらい店/ららぽーと海老名店/ららぽーと湘南平塚店
【中部地方】
アクアウォーク大垣店/静岡PARCO店/エアポートウォーク名古屋店/リーフウォーク稲沢店/メイカーズピア店/遠鉄浜松店
【近畿地方】
イオンモール草津店/イオンモール京都桂川店/アリオ八尾店/イオンモール四條畷店
【中国・四国地方】
ゆめタウン出雲店/ゆめタウン広島店/ゆめタウン呉店/ゆめタウン廿日市店/ゆめシティ下関店
瓦町フラッグ店/ゆめタウン徳島店
【九州地方】
イオン戸畑SC店/イオンモール福岡店/ラシック福岡天神店/イオンモール福津店/ゆめタウン博多店/ゆめタウン久留米店/ゆめタウン大牟田店/ゆめタウン佐賀店/ゆめタウン光の森店/イオンタウン姶良店
【 リボーンコットンとは 】
不要になった使用済みタオルや工場から出るタオルの廃材を回収し、粉砕・反毛といった工程を経て再生繊維にした後、バージンコットンと合わせて紡績することで再生糸となる。その再生糸を使用した新しいタオル製品を製造することで、廃棄物の量を削減すだけでなく、半永久的にタオルのリサイクルが可能となり、サーキュラーエコノミーの実現に貢献する。
リボーンコットンが生まれた背景:
当社は自社工場における水やエネルギーの使用量、廃棄物の焼却量や温室効果ガス排出量、CO2の排出量削減を実現し、2019年度グッドデザイン賞を受賞したタオル製造技「5ツ星クオリティ」の開発や、製造工程で発生する排水中の染料量の大幅軽減を可能とした繊維を使用したタオル「MiRAi」を展開するなど環境保全に努めるほか、資源を無駄にしないという観点からは、残糸を使用した商品開発や使用済みタオルのアップサイクル提案なども行っていたが、現在大きな問題となっている繊維製品の廃棄量削減は、タオル製造・販売を事業とする当社にとって非常に重要な課題ととらえ、自社他社問わずより多くのタオル製品の廃棄量を削減することを目指した。
また、この活動によって一人でも多くの方にリサイクルの意識を持っていただき、日常的に使われるタオルひとつでも環境に貢献できることを広めていきたいという想いから実現した。
【 その他のSDGs実現を目指した商品のご紹介 】
『5ツ星クオリティ』
高い吸水性と柔軟性に加え毛羽の少ない高機能なタオル製造を実現した「5ツ
星クオリティ」製法は、製造時の電力・排水等の大幅削減を実現。これによっ
て製造工程におけてCO₂の排出量6.4%の削減(当社比)をしました。
「5ツ星クオリティ」は、機能面と環境に配慮した製法が評価され、2019年
度グッドデザイン賞を受賞しました。
『MiRAi』
染料の吸着性にすぐれた特殊なアクリル紡績糸を使用することによって製造過程で発生する排水を余分な染料で汚さずにすむことを実現しました。美しい色合いや柔らかな風合いに加え、高い吸水性や速乾性を備えながら、地球環境の今や末来のことを考えてつくられたタオルです。
『フェアトレード認証コットン』シリーズ
発展途上国で生産された原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易の仕組み「フェアトレード」の活動に賛同し、フェアトレード認証コットンを用いたタオルの製造を拡大しています。
【タオル美術館グループについて】
タオル美術館グループの中核会社である一広株式会社(代表取締役社長:越智康行)は、1971年の創業時、愛媛県今治の地で自動織機6台からスタートしました。
現在、タオル美術館グループは、タオルの企画・製造・卸・販売に関わる全6社で運営されており、ほぼ全ての工程を自社で運営しています。自社工場は日本(愛媛県今治市)を始め、中国、ベトナムの3拠点。全国の百貨店・量販店を中心に卸売事業を行う他に、全国に約60店舗の直営店舗を展開しています。また、文化活動の一環とて、2000年にタオル産地のひとつである愛媛県今治市に、従来のタオルのイメージを一新させるタオルとアートを融合させた美術館「タオル美術館」を開設、運営しています。
本件のご取材、リース等に関するお問合せ先】
〒160−0004 東京都新宿区四谷4丁目16番3号川辺新宿御苑前ビル4階
TEL:03-5312-7401
タオル美術館グループ 一広株式会社 広報
Email:shiba@ichihiro-jp.com
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