田中貴金属工業、中国の電気接点供給体制を強化 Metalorの中国現地法人を直接子会社化し、生産能力を増強へ
~新会社名称は「田中メタロー電工材料(蘇州)有限公司」に~
田中貴金属グループの中核の会社として産業用貴金属事業を展開する田中貴金属工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:田中 浩一朗)は、グループ会社であるMetalor Technologies International SA(メタロー・テクノロジーズ・インターナショナルSA、以下、メタローSA)が保有する中国・蘇州の現地法人Metalor Electrotechnics (Suzhou) Ltd.(メタロー・エレクトロテクニクス[蘇州]、以下、メタロー蘇州)の持分を2023年4月1日に全て譲り受け、完全子会社化とすることをお知らせいたします。新会社名称は「田中メタロー電工材料(蘇州)有限公司」とし、役員体制変更を行います。
1.メタロー蘇州持分取得の理由
近年、在中国主要顧客から、電気接点の中国での現地生産ニーズが高まっております。そこで、田中貴金属工業の生産ノウハウと、メタロー蘇州のリソースを統合し、生産能力拡大と安定供給体制を構築し、中国での継続的な事業拡大を目指します。さらに、市場成長が著しいアジア地域に対しても、田中貴金属グループのネットワークを活かし、新規市場開拓や新規顧客獲得に向けた事業拡大の重要拠点とします。2024年には、田中貴金属工業の電気接点関連製品の一部移管を実施し、量産を開始いたします。新会社の2030年の売上げは、現状の倍増を見込んでいます。
また、車載向けの機構部品に使用される銀系の電気接点製造を行っているグループ会社の田中先端有色金属材料(寧波)有限公司と連携し、より幅広い製品供給が可能な体制となります。
2.メタロー蘇州について
メタロー蘇州は、2006年にメタローSAのアジア・中国向けの電気接点を製造販売する拠点として操業開始しました。2014年に、現在の蘇州・呉中に工場を移転し、主にブレーカーやコンタクターなどに使用される電気接点と接点アッセンブリを製造販売しています。
【新会社概要(2023年4月~)】
■田中貴金属グループについて
田中貴金属グループは1885年(明治18年)の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。国内ではトップクラスの貴金属取扱量を誇り、長年に渡って、産業用貴金属製品の製造・販売ならびに、資産用や宝飾品としての貴金属商品を提供しています。貴金属に携わる専門家集団として、国内外のグループ各社が製造、販売そして技術開発において連携・協力し、製品とサービスを提供しています。
2021 年度(2022年3月期)の連結売上高は7,877億円(※)、5,225人の従業員を擁しています。
※当連結会計年度より収益認識に関する会計基準の適用により、売上高は一部の取引において純額表示しております。
■産業事業グローバルウェブサイト
https://tanaka-preciousmetals.com
■製品問い合わせフォーム
田中貴金属工業株式会社
https://tanaka-preciousmetals.com/jp/inquiries-on-industrial-products/
【プレスリリースは下記URLよりダウンロードをお願いいたします。】
https://prtimes.jp/a/?f=d31501-20230227-3d43f807616bd779ce856c06463b64dd.pdf
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