マカフィー、ホリデーシーズンのネットショッピング詐欺に関するグローバル調査を発表

~AIを活用した詐欺の巧妙化で消費者の73%が購買意欲低下という結果に~

マカフィー株式会社

マカフィー株式会社(本社:東京都渋谷区)は、購買意欲が高まる年末年始に向けて、『ホリデーショッピングにおける詐欺の実態調査』の結果を発表いたします。本調査では、日本を含む世界7カ国*の成人7,000人以上を対象に、詐欺メッセージや人工知能(AI)を活用した詐欺の高度化が、ホリデーショッピングにどのような影響を与えているかを調査しました。

日本の消費者の64%がホリデーシーズン中にサイバー犯罪者の活動が活発化すると見ており、84%の人がサイバー犯罪者によるAIの利用がホリデーシーズン中のオンライン詐欺の量や種類に影響を及ぼすと考えていることが明らかになりました。また、日本の消費者の4人に1人以上(26%)は、EメールやSMSの割引やお得な情報が本物の情報源からのものかどうかを確認したことがないと回答しました。さらに、日本の消費者の15%がホリデーシーズン中にオンライン詐欺の被害に遭ったことがあり、これらの被害者の26%が結果として金銭を失い、8%が500ドル(約74,000円)以上を失ったと回答しています。


米国マカフィー(McAfee, LLC、本社:米国カリフォルニア州)の製品担当シニアバイスプレジデントであるローマ・マジュムダール(Roma Majumder)は、次のように述べています。

「AIの進化により、詐欺のスピードと巧妙さが急速に増している今日のデジタル世界では、知識はデータ保護の防御の第一線です。当社の新しい調査では、消費者が忙しいホリデーショッピングシーズンに直面している課題が明らかになり、オンラインの安全性についての啓発が急務であることが分かりました。マカフィーは、ホリデーシーズンだけでなくそれ以降もすべての人がより安全なオンラインでの消費体験を楽しめるよう、データプライバシーとオンラインセキュリティの保護を目的として、進化する脅威の状況に適応するソリューションを提供します」

 

ホリデーショッピング詐欺調査

大切な人のための買い物で人々が直面するストレスの高まりや、AIを利用したデジタル詐欺師から身を守るための取り組みに着目し、オンラインホリデーショッピング詐欺に関する3つの重要なインサイト(洞察)が明らかになりました。


1. 長時間化するネットショッピング

日本人の約半数(46%)は、今年のホリデーシーズンにネットショッピングをする予定です。さらに、4人に1人以上(27%)の人が通常よりも早くホリデーショッピングを始める予定で、13%の人が11月から12月にかけて少なくとも1日1回はオンラインで買い物をすると予想しています。サイバー犯罪者は、消費者がより多く買い物をする時期を狙って消費者を詐欺の罠におびき寄せ、偽のリンクをクリックさせます。

  • 日本の消費者の3人に2人(64%)が、ホリデーシーズンにはサイバー犯罪者が増えると考えています。

  • 日本の消費者の15%が、ホリデーシーズンにオンライン詐欺の被害に遭ったと回答しています。

  • これらの被害者のうち、26%の被害者が結果として金銭を失い、8%の被害者が500ドル(約74,000円)以上を失ったと回答しています。

 

2. 多様化するショッピング習慣

日本の消費者はインフレの影響で、5人に1人(19%)が、ホリデーショッピングの際、お得な商品を見つけたら飛びつく可能性が高いと答えています。調査対象者の半数52%が、ホリデー・プレゼントを買う前に最もお得な商品を探すつもりだと答え、70%の人が購入前にはオンラインで様々な店舗を閲覧し、自分でリサーチしています。他の消費者のショッピング習慣にはもっと驚くべきものがあり、詐欺がますます巧妙化する世界で、注意が散漫になる可能性を指摘しています。オンラインショッピングの習慣は次の通りです。

  • 24%の人が、年末年始の休暇中の深夜にベッドの上でネットショッピングを利用したことがあります。

  • 6%が仕事中にオンラインで買い物をしたことがあります。

  • 10%が夕食中にキッチンのテーブルでオンライン購入をしたことがあります。

  • 4%はトイレの最中にオンラインで買い物をしたことがあります。


同時に、日本の消費者の4人に1人以上(26%)は、EメールやSMSの割引やお得な情報が本物の情報源からのものかどうかを確認したことがなく、わずか28%が時々確認しています。日本の消費者の約半数(46%)だけが、EメールやSMSの割引やお得な情報が信頼できる情報源からのものかどうかを常に確認していると主張しています。


3. AIを活用したネットショッピング詐欺の増加

サイバー犯罪者によるAIの利用が、ホリデーシーズンのオンライン詐欺の量や種類に影響を及ぼすと考えている人は84%にのぼります。

  • 60%が、詐欺のメールやメッセージはこれまで以上に信憑性が増すと考えています。

  • 24%は、小売業者や配送サービスからのメッセージが本物か偽物かを見分けるのが難しくなったと答えています。

  • 消費者の73%は、サイバー犯罪者によるAIの利用により、ホリデーシーズンにオンライン詐欺が増加すると考えており、その結果、ネットショッピングを少々控える予定です。


詐欺メッセージや詐欺サイトから身を守る方法

  • クリックする前に再考:サイバー犯罪者は、フィッシングメールや偽サイトを使って人々を誘い、マルウェア(悪意のあるソフトウェア)に感染する可能性のあるリンクをクリックさせます。リンクをクリックするよう促すEメールやSMSを受け取った場合、例えそれがお得な内容や有益な情報であってもそのメッセージに触れることは避けた方が好ましいです。常に送信元へ直接アクセスし、信頼できる企業とやり取りすることを推奨します。

  • 詐欺の多くは切迫感や感情の高ぶりを利用:詐欺師は虚偽の切迫感や感情の高ぶりを利用します。脅威や緊急性の高いメッセージ、未知の送信者からのメッセージには、落ち着いて対処することが肝心です。

  • AI詐欺にはAIで対抗:SMS、ソーシャルメディア、Webブラウザに表示される危険なリンクのブロックなど、あらゆるプラットフォームにおいて、「マカフィー 詐欺メッセージ対策」におけるAI駆動のテクノロジーが、安全に閲覧できるようSMSやEメールを読み込み、詐欺の可能性が高いメッセージの警告を出します。


*「詐欺メッセージ に関するグローバル調査」は、2023年9月7日 から9月21日 、7カ国(米国、オーストラリア、インド、英国、フランス、ドイツ、日本)の7,130人(18歳以上)を対象にオンラインで実施。


マカフィーについて

マカフィーは、消費者と中小企業向けのオンライン保護のグローバル・リーダーです。デバイスだけでなく人を保護することにも重点を置くマカフィーの消費者および中小企業向けのソリューションは、常時オンラインの世界におけるユーザーのニーズに適応し、適切なタイミングとセキュリティで家族、地域社会、ビジネスを保護する、総合的で直感的なソリューションを通じて、ユーザーが安全に生活できるよう支援します。詳細情報については、https://www.mcafee.com/ja-jp/index.html をご覧ください。

*McAfee、マカフィー、McAfeeのロゴは、米国およびその他の国における米国法人 McAfee, LLCまたはその関連会社の商標又は登録商標です。

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会社概要

マカフィー株式会社

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URL
https://www.mcafee.com/jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区有楽町1-13-2 第一生命日比谷ファースト12階
電話番号
03-6892-5524
代表者名
栗山憲子
上場
未上場
資本金
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設立
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