チームビューワー、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームおよびメルセデスEQフォーミュラEチームとパートナーシップ契約を締結
リモート接続ソリューションのグローバルリーダーであるTeamViewer(以下、チームビューワー、当社)は、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームおよびメルセデスEQフォーミュラEチームとパートナーシップ契約を締結したことをお知らせいたします。2つのチームとのパートナーシップは史上初めてで、5年間の契約となります。
メルセデス・ベンツは、フォーミュラワンの高度なパフォーマンス・ハイブリッド・ソリューションとフォーミュラEの電動フォーミュラカーのテクノロジーを備えています。『TeamViewer』のソリューションは、メルセデス・チームの先端技術と融合することで、世界最速の開発ラボでモビリティの未来を設計するハイテク・エコシステムの一部となり、自動車産業の発展を担う役割を果たすことになります。要求の厳しいリモート・コントロールやデータ・ドリブンなレーシング・シリーズ特有の条件で生まれたノウハウや技術を背景に、『TeamViewer』の先端テクノロジーの実用化が一段と進むとみています。
『TeamViewer』のリモート接続ソリューションは、メルセデス・チームにおける試験の実施やレース中のテクニカル・サポートをより効率的かつ最適に遂行できるようにし、トラックサイドとベースでのチーム間の連携を強化します。さらに、人や企業がシステムをリモートで効果的に監視できる当社のソリューションを駆使しながら、モータースポーツ業界における温室効果ガス排出量実質ゼロに向けた取り組みを推進します。複数のサイトで『TeamViewer』のリモート接続やIoTソリューションを活用することによって、レーシングチームの二酸化炭素排出量削減の効果も期待できます。なお、各チームは昨年、FIAの3つの環境認定基準を満たしました。
チームビューワーのCEOであるオリバー・スタイルは次のように述べています。「モータースポーツで最も象徴的なブランドであるメルセデス・ベンツの公式パートナーに選ばれたことは当社の誇りです。両社はパフォーマンス、イノベーション、エンジニアリングという同じ価値観を共有しています。今回のパートナーシップは、真のグローバルなテクノロジー・ブランドを構築するための戦略の重要な柱であると同時に、世界最速かつ最もデータドリブンなスポーツから得た知見を幅広い産業に還元するという機会創出につながります。メルセデスのフォーミュラワンとフォーミュラEチームに、リモート診断やチーム・コラボレーションのための最先端のソリューションを提供することで、チームはより速く、より効率的に、そしてよりサステナブルになります。メルセデスとの協業は、当社が長期にわたり力強く成長し、お客様、従業員、株主の皆さまに付加価値を生み出していくための戦略の支えになると確信しています」。
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームCEO兼チーム代表であり、メルセデス・ベンツ モータースポーツの責任者であるトト・ウォルフは次のように述べています。 「モータースポーツは、テクノロジーとビジネス、双方の発展において確かなきっかけとなり、今回のパートナーシップを通じて今後世界にイノベーションを巻き起こすことを楽しみにしています。チームビューワーはダイナミックで革新的、モータースポーツにおけるメルセデス・ベンツのパイオニア精神が連携するに相応しいブランドです。フォーミュラワンとフォーミュラEで協業してテクノロジー・パフォーマンスを向上させることは、結果、世界中の多くの企業のリモート接続を最適化することにつながります。『TeamViewer』のソリューションが普及することで、世界の二酸化炭素排出量削減の効果も期待でき、サステナビリティに関するメルセデスの挑戦を後押ししてくれると確信しています」。
チームビューワーのロゴが刻まれたフォーミュラワンとフォーミュラEのメルセデスのレーシングカーやモナコレースのドライバーのレーシングスーツはこちら(https://www.teamviewer.com/en/sponsorship/mercedes/)よりご覧いただけます。モナコE-Prixは5月8日に、モナコグランプリは5月23日に開催されます。
メルセデス・ベンツおよび先月発表したマンチェスター・ユナイテッドとのパートナーシップ(https://www.manutd.com/ja/news/detail/man-utd-and-teamviewer-announce-new-principal-shirt-partnership-from-2021-22-season)は、当社のブランド・エクイティへの投資や成長市場における顧客の拡大を目的としたマーケティング戦略の重要な柱となります。両パートナーシップを通じ当社が成長することで、2023年以降10億ユーロの売上、そして2025年には約1億5000万ユーロの追加売上が見込まれます。
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TeamViewer (チームビューワー)について
チームビューワーはリモート接続プラットフォームのグローバルリーダーとして、デジタル化を推進するあらゆる規模の企業を支援しています。リモート接続ソリューションである『TeamViewer』は、PC、モバイル端末、工場の機械やロボットなどのデバイスと人、そして場所や時間を問わず世界のユーザーとの接続を可能にし、セキュリティの高いリモートアクセス、サポート、コントロール、コラボレーション機能がいかなるオンライン上のエンドポイントでも利用可能です。個人向けには無償で提供しており、現在の登録者は55万人超。法人は中小企業から大企業まで多様な業種で利用されています。チームビューワーはデバイスの分散化、自動化、ニューノーマルといった環境の変化に柔軟に対応しながらAR、IoT、AIの分野でのDXやイノベーションを主導しています。会社設立以来、『TeamViewer』がダウンロードされているデバイスは現在25億台に達しています。
会社設立は2005年。本社はドイツのゲッピンゲン、従業員は全世界で約1,300名。2020年度の売上は約4億6,000万ユーロ。TeamViewer AG(TMV)はフランクフルト証券取引所に上場しており、MADAX株式指数構成銘柄となっています。TeamViewerジャパン株式会社はTeamViewerの日本法人として2018年に設立されました。日本法人のウェブサイトはhttps://www.teamviewer.com/ja/
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームについて
世界のモータースポーツの頂点かつ最大の年間スポーツシリーズであるFIA Formula One™ワールドチャンピオンシップに参加しています。7回のワールドチャンピオンを獲得したLewis Hamiltonと彼のチームメイトであるValtteri Bottasが率いる同チームは、英国2ヵ所の世界最高レベルのテクノロジーキャンパスを拠点に、レーシングカーおよびハイブリッド動力装置の設計、開発、製造、およびレースへの参加を行っています。フォーミュラワンは技術面および人材面で独特なチャレンジが求められるカーレースです。3月から12月の間に世界各地で開催される23のグランプリで結果を出すためには、最先端のテクノロジー、高度な管理能力、および精鋭されたメンバーで構成されるチームであることなど、多くのことが求められます。メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームは、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年のコンストラクターズ/ドライバーズ・ワールドチャンピオンシップでの優勝に向けて、F1™の成功において新たなベンチマークを打ち立てました。同チームはチャンピオンシップ7シーズン中に100回の勝利、200回の表彰台、107回のポールポジション、70回のファステストラップ、134回のレーススタートで53回のワンツーフィニッシュを果たしています。
メルセデスEQフォーミュラEチームについて
2019年にメルセデスEQフォーミュラEチームの2台の電動フォーミュラカーが初めてレーストラックに出場。ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、メルセデスEQバッテリーの電動フォーミュラカーのパフォーマンスを実証するためのプラットフォームであり、レースと固有の技術が組み合わさった新しいレースです。メルセデスEQフォーミュラEチームは、メルセデス・ベンツにとって史上初の完全電動レースでの勝利をもたらし、フォーミュラEでのデビューシーズンのチームチャンピオンシップを3位で終えました。メルセデスEQフォーミュラEチームには、モータースポーツにおけるブランドの長年の経験と、メルセデス・ベンツモータースポーツファミリーすべての技術やノウハウが終結されています。メルセデスは、フォーミュラワンとフォーミュラEの2つのレーシング・シリーズに並行して参加することで得た知見を一般道を走行する車両開発に還元しています。2つのプラットフォームは、メルセデス・ベンツファミリーの主要なテクノロジーを構成し、モビリティの未来を形成しています。
将来に関する記述: この発表における特定の内容は、将来予測に関する記述にて構成されている場合があります。 これらの記述は、作成時に合理的であると考えられている仮定に基づいており、TeamViewer の開示情報に記載されているリスクや不確実性の影響を受け ます。 これらの将来予測に関する記述は将来の出来事の予測として信頼してはならず、これらの記述を更新または修正する義務を負うも のではありません。 実際の結果は、マクロ経済の発展によるリスク、外部詐欺、イノベーション機能の欠如、不十分なデータセキュリティ、 競争レベルの変化など、いくつかの要因により、これらの発表で説明されている将来の見通しに関する記述とは大きくおよび不利に異なる 場合があります。
※本プレスリリースは2021年3月30日、ドイツで配信された発表の日本語抄訳版です。
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