広告データの自動蓄積基盤をAX化。長期トレンド分析と異常検知の土台をAXerの追加リソースとして提供開始
手作業で集めて貼り付けていた広告データを、毎日自動で貯め続ける。長期で振り返り、異常にすぐ気づける状態へ。
株式会社アイトリガーは、2026年6月より、マーケティングAX支援サービス「AXer(アクセル)」の提供領域を拡張し、広告データを継続的に蓄積する基盤を追加リソースとして提供開始しました。自社の広告運用業務で、集めたデータが残らず、長期の振り返りや異常検知ができない課題を確認し、これを解消する蓄積の仕組みを構築・運用して検証したうえでの提供です。担当者がその都度データを集める状態から、組織で貯めて判断する状態へと業務を作り変える、マーケティングAXの取り組みの一環として位置づけています。

集めた瞬間から、データは古くなっていく
広告運用では、媒体やWebサイトのデータを定期的に集め、前週比・前月比で変化を見たり、急な異常に気づいたりすることが欠かせません。ところが自社の運用業務でも、その土台となるデータ収集が手作業で属人的なままでした。媒体のスプレッドシートは担当者が手でダウンロードし、集計して貼り付ける。
履歴は残らず、同じ集計を後から再現することも困難でした。さらに、Webサイトの行動分析に用いるMicrosoft Clarityは、APIが直近3日分のデータしか返しません。放置すれば過去の値は消え、長期トレンドの把握も、平常時と比べた異常検知もできなくなります。データは残さなければ後から振り返れず、判断の土台が毎回ゼロからになります。この状態を解消するため、自社の運用業務で蓄積の仕組みを構築し、毎日自動で動かして検証しました。本番運用に耐えると判断し、AXerの追加リソースとして提供を開始しています。
「貯め続ける」を、組織の標準にする
大切なのは、個々のデータを速く集めることではありません。データを継続的に貯め続け、いつでも過去と比べられる状態を、組織として持つことです。この考え方を、私たちは自社の広告運用業務で次の3つの変化として実装しました。
①最新データの取得から蓄積・集計までが、一言で動く
「○○のサマリを作成」と指示するだけで、媒体データの取得・蓄積から集計までが自動で進みます。担当者が手でダウンロードして貼り付ける作業がなくなり、案件ごとに時系列でデータが残るため、同じ集計をいつでも再現できます。
②Webサイトの行動データを、毎日欠かさず貯め続ける
直近3日分しか取得できないWebサイトの行動分析データ(Microsoft Clarity)を、毎日自動で1日分ずつ取得し、欠損なく積み上げます。過去が消えないため、長期の時系列で振り返ることができます。
③過去と比べて、異常にすぐ気づける
データが連続して残ることで、前週比・前月比の比較や、平常時から外れた動きの検知ができるようになります。「今の数字」だけでなく「これまでとの差分」で判断できる状態になります。
なお本基盤は、単体のSaaSツールとして提供するものではなく、AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として、各社の運用環境に合わせて実装します。データの取得や受け渡しはアクセスを限定した経路で行い、運用設計の詳細はサービスページをご参照ください。
データを貯めて判断する業務へ、作り変える
これは単に、データ収集を便利にしたという話ではありません。「データを継続的に貯め、過去と比べて判断する」という業務の設計そのものを、自社の運用で実証した取り組みです。AXerは、人・ツール・ノウハウを組み合わせ、業務フローそのものを設計・構築・運用していきます。
担当者がその都度データを集めて判断するフローから、データが自動で貯まり、過去との比較で判断するフローへ。今回の自社実装をひな型に、同じ課題を持つ企業へ順次提供を開始します。完成されたパッケージではなく、各社の運用や見たい指標に合わせて組み替える前提です。「何から貯めるべきか」という課題整理の段階から、お気軽にご相談ください。
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■ AXer サービスページ
https://aitrigger.co.jp/service/axer/
■株式会社アイトリガー(AiTRIGGER Inc.)
本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
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