<2020年度 保育園卒園式>コロナ禍でも「対面開催」を希望する保護者は約8割!一方で実態は、「保護者参加で開催」約6割、「園児のみで開催」約2割
〜コロナ禍における正しい保育について模索してきた保育士に対し、「沢山工夫し、保育をしてくれた」「大変な状況で力になってくれた」など感謝の声多数〜
株式会社 明日香(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:萩野吉俗)は、子どもと未来、そしてすべての人がConnect(繋がり、結びつき)する保育研究プロジェクト「子ねくとラボ」より、今年度卒園する保育園児を持つ保護者112名を対象に、卒園式に関するアンケート調査を実施しましたのでお知らせいたします。
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年3月8日~2021年3月9日
有効回答:2020年度卒園する保育園児を持つ保護者112名
- コロナ禍での卒園式について:「開催してほしい」保護者は77.7%
・開催してほしい:77.7%
・開催してほしくない:14.3%
・わからない:6.2%
・答えたくない:1.8%
- 卒園式の実態:「保護者参加で開催」が6割以上という結果に
・保護者参加で開催:63.3%
・園児のみで開催(保護者不参加):18.4%
・オンラインで開催:13.8%
・中止:0.0%
・決まっていない:3.4%
・わからない:0.0%
・答えたくない:1.1%
- 卒園式を開催して欲しい理由、「子供の晴れ舞台をみたいから」「一つの区切りになるから」などの回答
<自由回答・一部抜粋>
・36歳:卒園は節目となるので、子供の姿をしっかり見ておきたいと思ったから。
・30歳:一生に一度の経験だから良い思い出として残して欲しいから。
・34歳:開催したほうが実感も沸くし感謝の気持ちや感動を味わえる。
・39歳:一生に一度の大切な機会だと思うから。
・33歳:折角のイベントなので参加者を厳選した上で実施して欲しい。
・32歳:子供としても親としても一つの区切りになるから。
・37歳:二度とない子供の晴れ舞台だから。
- 卒園式が開催される場合、「対面で開催」を希望する保護者は75.9%
・対面で開催:75.9%
・オンライン配信で開催:20.7%
・どちらでもない:3.4%
・わからない:0.0%
- 対面で開催される場合、保育園に対応して欲しいこと:「アルコール消毒」が74.1%、「職員のマスク着用」が61.6%
・アルコール消毒:74.1%
・職員のマスク着用:61.6%
・謝恩会の中止:45.5%
・非接触型検温器での職員・子どもの検温:42.0%
・施設利用者への感染症対策の徹底:33.9%
・開催時間の短縮化:33.0%
・椅子・机等の利用制限:28.6%
・会場のオンライン配信:18.8%
・その他:1.8%
・特になし:0.9%
・答えたくない:0.9%
- 今年度の保育園に対する保護者の評価:「良い」が約8割
・とても良い:20.5%
・良い:58.0%
・あまり良くない:12.5%
・良くない:4.5%
・わからない:3.6%
・答えたくない:0.9%
- 今年度の保育園に対して良かった点、コロナ禍でも「保育士の方々は沢山工夫し、保育をしてくれた」」などの回答
<自由回答・一部抜粋>
・34歳:明確な登園基準が設けられていてわかりやすかった。
・35歳:子供のために何が出来るか頑張って考えている様子が伺えました。
・36歳:コロナ禍の中で保育士の方々は沢山工夫をし、楽しく保育をしてくれた。
・39歳:余計なイベントを減らして大事なものだけに絞ってやるのはいいと思います。
・35歳:色々変更はあったものの、そのなかで最大限に子どもを大切にしてくれたのが伝わってきた。
・34歳:給食時の机の配置や手洗い徹底など。
・32歳:先生が気にかけてくれて普段の生活の様子を教えてくれて、家庭での教育にも生きてきている。
- 卒園に際し、保育士や保育園に対して伝えたい「思いがある」保護者は69.7%
・とてもある:23.3%
・ある:46.4%
・あまりない:19.6%
・ない:7.1%
・わからない:3.6%
- 保育士や保育園に対して伝えたい想い、「感謝の気持ちでいっぱい」「これからもがんばってほしい」などの声
<自由回答・一部抜粋>
・36歳:先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
・40歳:散々世話になりました。よく助けられたと思います。
・30歳:大変お世話になったのでお礼を言いたい。
・36歳:感謝の想いに尽きる。
・39歳:大変な状況で色々と力になってくれてありがとうございました。
・38歳:今までお世話になりましたと感謝の意を伝えたい。
・39歳:これからもがんばってほしい。
- まとめ
まず、「コロナ禍でも、卒園式を開催してほしいですか」と尋ねたところ、「開催してほしい」と回答した保護者は約8割の結果に。理由として、「子どもの晴れ舞台をみたい」「一つの区切りになる」など、一生に一度の行事を大切に想う保護者が多くいることがわかりました。また、卒園式が開催される場合、「対面」での開催を希望する保護者は約8割おり、対面開催時においては、「保育園のアルコール消毒」や「職員のマスク着用」などの感染予防対策を希望しています。実際に、今年度、保護者参加で卒園式が開催される保育園は、6割以上あるようです。
一方で、卒園式が開催される場合、「オンライン配信で開催」を希望する保護者も約2割いることから、少子化による保育園利用者減と併せ、多様化する保育ニーズに応えていくためには、こういった声にも耳を傾け、柔軟に対応する保育園の姿勢も求められています。
また、今年度は、新型コロナウイルスの影響を受け、保育園の休園や感染症対策など様々な課題を抱えながら保育が行わたことに対し、保育園に対する評価として約8割の保護者が「良かった」と回答しています。
今年度は新型コロナウイルスの影響により、世界が大きく変化した年度となりました。保育業界においては、保育士・保護者も「コロナ禍における正しい保育とは何か」「子どもに対しての感染症対策をどのように徹底するか」「コロナ禍における例年の行事はどうするか」など様々な壁に直面し、試行錯誤しながら模索し続けてきたのではないでしょうか。これからも今年度の経験を活かしながら、保育士・保護者が相互に理解し合い、子どもたちの人生の大切な節目には、心に残る1日となるよう、ともに「保育」を創ることが大切になるでしょう。
- 会社概要
所在地 :神奈川県横浜市西区北幸1-4-1 天理ビル9F
代表者 :代表取締役 萩野 吉俗
事業内容:・保育室の設置・運営(院内保育室、企業内保育室、認可保育所)
・自治体と連携した子育て支援事業
(児童館、放課後児童クラブ、子育て支援拠点、こども広場等の運営)
・保育に関わる人材の派遣・紹介(保育士・幼稚園教諭・看護師・栄養士など)
・居宅訪問型子育て支援(ベビー・キッズシッターサービス、家事代行サービス、自治体の委託業務)
・臨時保育室の設置・運営(イベント時保育サービス)
・保育に関わる人材の教育(研修会、講演会、各種セミナーの開催)
・新規保育事業の開発及びコンサルティング
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像