地域企業との防災共創プロジェクトを通して安心安全な暮らしを支援 11月16日、富山県射水市在住の外国人と防災を学ぶイベントを開催
~ビレッジハウス片口のベトナム人入居者など42人が参加~
ビレッジハウス・マネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:岩元 龍彦、以下ビレッジハウス)は、富山県射水市にある「ビレッジハウス片口」に居住する外国人を対象に、日本での安心安全な暮らしを支援することを目的とした地域企業との防災に関する共創プロジェクト、「ビレッジハウス防災イベント@射水」を2025年11月16日(日)に行いました。


当日は、ビレッジハウスを社宅として利用している地域の企業と連携のうえ、当該企業に勤務するベトナム人技能実習生41人とインドネシア人技能実習生1人の合計42人が参加し、富山県防災士会の防災士・江尻泰将氏による防災講義と演習を行いました。ハザードマップを確認しながら地域で発生の可能性がある地震や津波、洪水について学び、室内の危険要素も確認しました。地震発生時に身を守る動作「シェイクアウト訓練」、備えておきたい防災グッズの確認、いざという時のために消火器の取り扱い方を体験し、防災意識を高めるきっかけとなりました。
「ビレッジハウス片口」は主に企業が社宅として利用しており、78戸に111人が入居、約9割が外国人、なかでもベトナム人が最も多く77人が入居しています。防災講義に先立って行った生活マナー講習は、より安心安全に暮らしていただけるよう騒音の注意点や、共用部の正しい使い方について解説しました。イベントの通訳は、ベトナム語で各種サポートを行うビレッジハウスのベトナム人社員が担当し、資料の翻訳版も配布することで理解を促しています。
※2025年10月31日時点




参加者からは、学びを生かしていきたいという意気込みが伝わってきました。
「今日はいろいろなことを学ぶことができました。もし災害にあっても学んだことをいかせるので、とても助かります」(20代・男性)
「防災グッズは知らないことが多かった。教えていただいたので今後準備したい」(20代・男性)
防災士の江尻氏からは、
「多くの外国人は日本の自然災害や風習に不慣れと思いますので、まずは自治体のホームページで地域のハザードマップを確認することをおすすめします。その上で、家の中の備えができているか、持出品の準備はできているか、地域の避難場所を確認してあるかが大切です。講義資料を見返しながら同僚や仲間と一緒に話し合ってもらい、いざという時に自分がどう行動するかをあらかじめ決めておくことが大切な備えになります」とコメントをいただきました。
ビレッジハウスでは、日本で暮らす外国人入居者に安心安全に過ごしてほしいとの思いから、日本特有の災害情報を提供する防災イベントを2022年から実施しています。2022年に兵庫県加東市、2023年に愛知県豊田市と滋賀県彦根市、2024年に愛知県碧南市と栃木県益子町、2025年9月には山形県米沢市で開催しており、今回が7回目で、富山県では初開催となります。
ビレッジハウスは、誰もが生活の質を保ち、手頃な家賃で安心して長く住み続けられるアフォーダブル住宅を提供している民間会社として、よりよい日本の住宅環境を築くと共に、住まいを探す全ての人に寄り添い、入居者の安心で安全な暮らしをサポートしています。外国人の住まい探しから入居後のサポートまで行う「インターナショナルサポートチーム」を設置し、現在、ベトナム語に加え、ポルトガル語、英語、ネパール語、インドネシア語、ミャンマー語でのサービス対応を行っています。
■ビレッジハウスと地域の企業が実現する防災共創プロジェクト
「ビレッジハウス防災イベント@射水」開催概要

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主催: |
ビレッジハウス・マネジメント株式会社 |
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日時: |
2025年11月16日(日) 9:30~11:00 |
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実施場所: |
ビレッジハウス片口(富山県射水市高場242-2) |
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対象者: |
ビレッジハウス片口に居住する外国人 2棟80戸のうち78戸に111人が入居、入居者のうち9割を超える102人が外国人、そのうちベトナム人は77人。※2025年10月31日時点 |
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参加者: |
42人(ベトナム人41人、インドネシア人1人) |
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内容: |
① 講義 ・日本での暮らし・生活マナー講習 ・日本の地震・災害について、富山県の災害リスク ・シェイクアウト訓練(地震発生時の初動) ・備えておきたい防災グッズ ② 演習 ・訓練用消火器を使った初期消火体験 |
ビレッジハウス・マネジメント株式会社について
ビレッジハウス・マネジメント株式会社は、全国47都道府県で1,064物件(2,960棟、108,409戸)※1の賃貸住宅「ビレッジハウス」を運営、管理する国内最大級の賃貸住宅サービス会社です。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が雇用促進住宅を民間に売却した際に、フォートレス・インベストメント・グループが一括取得し「ビレッジハウス」へリブランディング、リノベーションして賃貸住宅として提供を開始しました。住宅を建て替えるのではなく、既存の建物を有効活用、長く使用することで低賃料を実現し、民間会社で唯一、大規模にアフォーダブル住宅※2を提供しています。簡単な事務手続きで、あらゆる世代の単身者、ファミリーの他、外国人や法人の社宅としてもご利用いただけるよう、今後も継続的な供給を維持しながら、よりよい日本の住宅環境を築くことを目指します。
※1 2025年11月1日時点の戸数
※2 誰もが生活の質を保ち、手ごろな家賃で安心して長く住み続けられる住宅
2025年11月1日現在、1,083名の従業員を擁し、東京本社に加え全国7支社を展開、入居にかかる募集から受付、審査、物件管理まで自社一貫のサポート体制を整え、法人向けサービスの拡充にも取り組んでいます。また、多言語対応の強化や563名の住宅担当者(管理人)による物件の巡回で、入居後も安心してお住まいいただけるよう住宅環境の整備も行っています。
■ビレッジハウス・マネジメント株式会社
本 社:東京都港区虎ノ門4-3-13ヒューリック神谷町ビル4階
設 立:2016年12月21日
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