日本では“健康の象徴”の給食が、タンザニアでは“病気の原因”に

子どもたちを守る清潔なキッチン建設へ~クラウドファンディング9月1日より開始(9月30日まで/目標100万円)

日本では「給食=健康を守るもの」。しかしタンザニア南部の農村では、給食が原因で子どもが下痢や発熱に苦しみ、学校を休まざるを得ない現実があります。

NPO法人コンフロントワールド(東京都港区、代表理事:荒井昭則)は、この課題を解決するため「清潔なキッチン建設」を目指すクラウドファンディングを開始しました。募集は9月30日まで、目標金額は100万円です。

【現地の声】

子どもたちの数が増える中、現地からは「今の調理環境では病気のリスクが高まっている」という声が上がっています。

この学校では、子どもたちは朝早く家を出て長い距離を歩いて登校します。到着するとまず朝食をとり、昼食も含めて一日二食を学校で食べます。つまり学校は学びの場であると同時に、子どもたちの健康と生活を支える基盤でもあるのです。

けれど今、その給食がつくられているのは屋外やトタン板で組んだ仮設小屋。雨風にさらされ、衛生的とは言えない場所で子どもたちの給食が調理されています。

調理環境による給食が原因で実際に下痢や発熱で病院に運ばれ、数日間学校に通えなかった子どもが7人もいました。

せっかくの給食が、かえって子どもたちの健康を損ない、学びを止めてしまう。そんなことが起きているのです。

【プロジェクト概要】

◆目標金額:100万円

◆建設計画:3段階で実施

【フェーズ1:建物の基礎と骨格を作る工事】(費用:約65.4万円)

基礎工事・床のコンクリート・柱と梁(はり)の建設・壁の建設 など

【フェーズ2:屋根と外観を仕上げる工事】(費用:約41.4万円)

屋根の設置・ドアの取り付け・ドア金具の取り付け・窓の取り付け・窓枠の設置 など

【フェーズ3:内装と設備を整える工事】(費用:約54.7万円)

内装仕上げ・床の仕上げ・塗装工事・厨房(ちゅうぼう)設備の導入・衛生設備の導入など

◆クラウドファンディングページ

 詳細・寄付はこちら → https://syncable.biz/campaign/8441

【国際チャリティーデーと本プロジェクトの意義】

9月5日は、国連が定めた「国際チャリティーデー」です。マザー・テレサの命日にちなんで制定され、世界中で寄付やボランティアの意義を再確認する日とされています。

本プロジェクトもまた、その精神と重なり合う取り組みです。世界がチャリティの意義に目を向けるこの時期に、私たちは子どもたちの健康と学びを守る挑戦を呼びかけています。

【代表コメント】

「『食べること』は学びの土台であり、生きる力の源です。

現地の子どもたちの笑顔の裏で、お腹を壊して学校に来られない子がいます。この現実を変えるために、一歩を踏み出しました。ぜひ多くの方に応援していただきたいです。

コンフロントワールドは、全員が本業を持ちながら活動する20〜30代中心のプロボノ組織です。限られた時間を使いながらも、世界の不条理を少しずつ変えていきたいと考えています。」

(代表理事・荒井昭則)

【コンフロントワールドの特徴】

コンフロントワールドは、全メンバーが本業を持ちながら活動する“プロボノ組織”として運営されています。

「国際協力は専門家や大きな組織だけが行うものではなく、誰もが自分のスキルを生かして関われるもの」という理念のもと、設立以来、教室・図書館・トイレなどの整備を進めてきました。

「寄付する人」「支援を受ける人」だけでなく、「運営する人」もまた多様な市民であることが、私たちの団体のユニークな点です。

【団体概要】

名称:特定非営利活動法人コンフロントワールド

設立:2017年(2018年法人認証)

活動:アフリカ・アジアで教育・水衛生支援を展開。これまでに教室・図書館・トイレなどの整備実績あり。

特例認定NPO法人。寄付は税制優遇の対象。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
ボランティア学校・大学
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
-
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
電話番号
03-6848-5700
代表者名
荒井昭則
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年03月