【一般社団法人MDRT日本会が介助犬育成のため日本介助犬協会へ継続支援授与】
●一般社団法人MDRT日本会が介助犬育成支援のため(社福)日本介助犬協会に50万円の寄付を行った
●WEB会議システムを活用したコロナ禍の授与式では、普段参加が叶わないメンバも参加できる会となった
●WEB会議システムを活用したコロナ禍の授与式では、普段参加が叶わないメンバも参加できる会となった
愛知県長久手市と神奈川県横浜市に拠点を構える社会福祉法人日本介助犬協会(以下、協会)は、手足に障がいのある方の手助けをする“介助犬”の育成普及啓発活動を行っている。2009年に愛知県長久手市に介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~(以下、訓練センター)が開所して以降35の介助犬ペアを輩出、1組でも多くの介助犬使用者と介助犬ペアの育成を行えるようにと活動を進めてきた。
しかしながら、介助犬の育成には大きな課題がある。1組のペアを育成するためには240万円~300万円の費用が必要だが、その9割以上を企業・団体・個人からの寄付や、募金、チャリティーグッズ販売の売上からまかなっているのだ。圧倒的に費用が足りない。
その課題に対し、一般社団法人MDRT日本会は、2015年より継続的に協会への支援を行っている。2019年2月に神戸総合運動公園内で開催された同会主催の『一般社団法人MDRT日本会5周年記念 第1回神戸チャリティー・リレーマラソン』では、約2,000名の参加者の前で介助犬のデモンストレーションやチャリティーグッズ販売を行う機会を設けた。
例年であれば訓練センターに会員が訪れ寄付贈呈式が執り行われるが、コロナ禍で移動や対面する状況を避けるべく、今年度の授与式は12月11日にWEB会議システムを活用してオンラインで開催された。
授与式に参加した一般社団法人MDRT日本会2019年度MDRTFoundation-japanの浅井前委員長からは「継続支援ができて良かった。本来であれば訓練センターにて現状をお聞きしながら授与式を行うが、コロナ禍で直接会うことができず残念。しかしながらWEB会議システムを活用することで、普段は授与式に参加できない会員も参加できたのは、オンラインならではのメリットだった。」と挨拶をした。
協会の専務理事を務める高柳からは「コロナ禍で基礎疾患のある介助犬使用者とは対面できない分、より密に連絡を取るようになった。しかしながら、同様に対面が難しい新規の介助犬希望者へのアプローチができていないため、相談会や体験会をオンライン実施している他、『ピンチはチャンス!』と新たな活動にも挑戦した。普段から移動に課題を抱えることが少なくない、障がいのある方にとってオンラインイベントは参加がしやすいことが分かった。コロナ禍で活動が制限される部分は多々あったが、オンラインの活用など今まで取り組めていない部分に具体的にチャレンジできる節目の年となった。」など、活動報告と共に新たな挑戦や取り組みについても説明を行った。
終息の見えないコロナ禍において今までと同じような活動を行える日はまだ遠いが、『ピンチはチャンス!』として、一般社団法人MDRT日本会をはじめとした支援団体の期待に応えるべく、協会は方法を模索しつつ今後も「人にも動物にもやさしく楽しい社会を目指して」活動を続けていく。
●リンク
・一般社団法人MDRT日本会 https://www.mdrt.jp/
・社会福祉法人日本介助犬協会 htpps://www.s-dog.jp/
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