Datadog、コンテナのコスト配分・監視機能強化とMicrosoft Azureのサポートにより、クラウドコストマネジメント機能を拡張

新機能によりエンジニアがクラウドコストを把握しつつ活動できるようになり、組織全体がコストに目を向ける企業文化の醸成が可能に

Datadog Japan合同会社



ニューヨーク --  クラウドアプリケーション向けの監視およびセキュリティのプラットフォームを提供するDatadog, Inc. ※1(NASDAQ:DDOG)は本日、コンテナのコスト配分※2、コスト監視※3、およびMicrosoft Azureのサポート※4などを含む、クラウドコストマネジメント製品の新機能を発表しました。クラウドコストマネジメントにより、組織全体にわたるコストデータをサービスごとにきめ細かく可視化でき、エンジニアはクラウドへの支出とパフォーマンスのバランスを最適化できます。


※1: https://www.datadoghq.com/ja/

※2: https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3887344-1&h=2344779148&u=https%3A%2F%2Fwww.datadoghq.com%2Fblog%2Fcloud-cost-management-container-support%2F&a=container+cost+allocation

※3: https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3887344-1&h=3693770574&u=https%3A%2F%2Fwww.datadoghq.com%2Fblog%2Fccm-cost-monitors&a=cost+monitors

※4: https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3887344-1&h=4196846009&u=https%3A%2F%2Fwww.datadoghq.com%2Fblog%2Fazure-cloud-cost-management%2F&a=support+for+Microsoft+Azure


以前よりクラウドのコストデータは企業内で部門ごとに管理されており、一元化して把握することが困難であるため、企業は常に予算超過のリスクを抱えています。新しい技術やプラットフォームが使用されるようになっても、既存のツールがコストとオブザーバビリティデータをばらばらに扱い続けているため、この課題はさらに深刻化しています。その結果、エンジニアリングチームがインフラストラクチャやアプリケーションに関する意思決定を行う際に必要なコンテキストや可視性が不足し、直面しているコストに目をつむる組織文化が多くの企業で生み出されています。The State of FinOps 2023※5 の調査によると、FinOpsチームが抱えている最大の課題は、エンジニアがコストを意識して行動できるようにすることです。


※5: https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3887344-1&h=968022149&u=https%3A%2F%2Fdata.finops.org%2F&a=The+State+of+FinOps+2023


Datadogのクラウドコストマネジメント担当シニアプロダクトマネージャーであるKayla Taylorは次のように述べています。「企業がコンテナや複数のクラウドを利用するようになると、コストデータを一元化し、支出を社内で適切に配分する機能が一段と重要になります。Datadogのクラウドコストマネジメントは、エンジニアが支出を可視化できるようにすることで、コスト意識の高い組織文化を醸成するのに役立ち、コストに関するインサイトに基づいて行動を起こせるよう支援します。さらに、クラウドコストマネジメントは、コンテナやAzure環境に対するきめ細かなアラートと可視化により、エンジニアが日々使用しているプラットフォームに必要とされる適切なオブザーバビリティとコストデータを提供し、無駄を省き、想定外のコスト超過を回避できるようにします。」


Asanaの技術責任者であるYannis Spiliopoulos氏は次のように述べています。「コストデータと主要なビジネス指標を簡単に組み合わせることができるので、クラウドコストマネジメントは当社のビジネスにとって重要な単位あたりの経済性、つまりAsanaユーザーのサポートに関連するコストに光を当ててくれます。このデータに基づいてアラートを設定できるようになれば、チームの能力が強化され、想定外の支出の変化に迅速に対応できるようになるため、ビジネス全体の可視性と効率性がさらに向上することは間違いありません。」


KevelのCTOであるTim Ewald氏は次のように述べています。「コストとパフォーマンスは、トレードオフの関係にはありません。コストはニーズであり、拡張性やセキュリティと同様に重要なのです。クラウドコストマネジメントにより、企業内の各エンジニアは実態を把握し、パフォーマンスへの対処と同じようにコストデータに基づいて行動できるようになるため、規模を拡大しても効率を維持することが可能になります。」


Datadogのクラウドコストマネジメントの新機能は、以下により企業を支援します。


  • コンテナコストを把握する:コンテナコストの配分を簡単なプロセスにより短時間で設定でき、FinOpsとエンジニアリングチームが支出を完全に可視化できるようになるため、企業はコンテナコストが変化した理由と時期を把握し、無駄なコストを検出することができます。

  • コストの変化に対応する:カスタマイズ可能できめ細かなコスト監視により、各サービスのオーナーはアプリケーションパフォーマンスデータとともに想定外のコスト変化に迅速に対応することができます。アラートは個々のサービスに合わせてカスタマイズされるため、エンジニアはコスト超過の検出から対応方法の特定へと1画面上ですばやく作業を切り替えることができます。

  • AzureとAWSを合わせて支出を配分する:AWSに加えてAzureをサポートすることで、企業は最も高額なクラウドコストを生んでいるチーム、サービス、環境をシームレスに把握できるようになります。Microsoft Azureを使用しているチームは、インフラストラクチャとアプリケーションのテレメトリを完全に可視化し、パフォーマンスとコストを最適化することができます。


クラウドコストマネジメントの詳細については、以下のサイトをご覧ください。

https://www.datadoghq.com/product/cloud-cost-management/.


Datadogについて

Datadogは、クラウドアプリケーション向けのオブザーバビリティおよびセキュリティプラットフォームを提供しています。Datadogの SaaSプラットフォームは、インフラストラクチャのモニタリング、アプリケーションパフォーマンスモニタリング、ログ管理、リアルユーザーモニタリング、その他多くの機能を統合および自動化し、お客様のテクノロジースタック全体に統合されたリアルタイムのオブザーバビリティとセキュリティを提供します。Datadogは、あらゆる規模の企業、幅広い業界で使用され、デジタルトランスフォーメーションとクラウド移行を可能にし、開発、運用、セキュリティ、ビジネスチーム間のコラボレーションを促進し、アプリケーションの市場投入までの時間と問題解決までの時間を短縮し、ユーザーの行動を理解し、主要なビジネス指標をトラッキングします。


将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、新製品および新機能の利点に関する記述を含め、米国1933年証券法(Securities Act of 1933)第27A条および米国1934年証券取引所法(Securities Exchange Act of 1934)第21E条に規定される「将来予想に関する記述」が含まれています。これらの将来予想に関する記述は、当社の製品および機能の強化、またそれらによってもたらされる利益に関する記述が含まれますが、これらに限定するものではありません。実際の結果は、将来見通しに関する記述とは大きく異なる可能性があり、「リスクファクター」の見出しの下に詳述されているリスクをはじめ、2023年2月24日に米国証券取引委員会に提出したForm 10-Kの年次報告書を含む米国証券取引委員会への提出書類および報告書、ならびに当社による今後の提出書類および報告書に記載されている、当社が制御できない様々な仮定、不確実性、リスクおよび要因の影響を受けます。法律で義務付けられている場合を除き、当社は、新しい情報、将来の事象、期待の変化などに応じて、本リリースに含まれる将来の見通しに関する記述を更新する義務または責務を負いません。

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会社概要

Datadog Japan合同会社

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URL
https://www.datadoghq.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内2丁目7−2 JPタワー 19F
電話番号
-
代表者名
正井 拓己
上場
海外市場
資本金
-
設立
2010年06月