リサイクル率15回日本一の町、鹿児島県大崎町で2025年度からスタート。地域とデザイナーの共創するプログラムの名称が『CIRCULAR VILLAGE DESIGNING』に決定。

プログラムディレクターにカルチャーデザインファームのKESIKI が就任

一般社団法人大崎町SDGs推進協議会(所在地:鹿児島県大崎町、代表理事:千歳 史郎、以下:協議会)は、2025年度より新たに開始するデザインプログラムの名称をCIRCULAR VILLAGE DESIGNINGに決定しました。プログラムディレクターには、新たにカルチャーデザインファームのKESIKIが就任いたします。


資源リサイクル率15回日本一を誇る鹿児島県大崎町は、2020年より「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」というビジョンを掲げて、世界のモデルとなる循環型のまち「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」づくりに取り組んでまいりました。2021年には協議会が発足し、研究、官民共創、教育、情報発信など多くのプロジェクトを手がけてきました。

 

2025年度からは、新たなフェーズとして、大崎町民の課題解決とビジョン実現に向けたデザイナーとの共創によるプログラム’’CIRCULAR VILLAGE DESIGNING”を始動します。

本プログラムでは、国内外の様々な企業やデザイナーと共創し住民、行政とともに、大崎町の目指す循環型のまち「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」の実現に向けて動きを加速させます。

今後、具体的なプログラム及び新たな連携パートナーについては、順次発表していきます。

・VI及び名称について

‘’CIRCULAR VILLAGE DESIGNING’’    -つくる、つなぐ、めぐる。地域と世界の未来-

「CIRCULAR VILLAGE DESIGNING」は、資源リサイクル率日本一の町である鹿児島県大崎町を舞台に、循環型社会の未来をデザインする実践型プログラムです。

町の人たちの暮らしを軸に、生活者の目線で未来につながる機会を描く。住民やクリエイター、企業とともに、アイデアの発想にとどまらず、具体的な形をつくる。専門家や実践者によるフィールドワークやワークショップなどを通じ、町の中の景色や住民のより良い暮らしをデザインします。

大崎町は「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」というビジョンを掲げ、さまざまなプロジェクトに取り組んできました。DESIGNINGの「ING」には、地域の人たちと共に、私たちの住む地球の未来を考え、つくり続けていきたいという思いを込めています。

■メンバーコメント

・KESIKI 九法崇雄さん
KESIKIはデザインアプローチを軸に、編集、ビジネス、人類学など様々な分野の知恵や経験を掛け合わせ、やさしさがめぐる経済の実現を目指すカルチャーデザインファームです。今回、プログラムディレクターとしてCIRCULAR VILLAGE DESIGNINGに関わる機会をいただいたことに感謝いたします。

当事者が創造性を発揮しながら、自ら変化を起こしていくこと。「課題」ではなく、未来につながる「問い」を立て、「機会」を見つけること。ものをつくりながら、まだ見ぬ価値を生み出すこと。実践的なプログラムを通じて、これまで大崎町が築いてきた取り組みをさらに加速させていきます。

大崎町は世界につながる機会に溢れています。住む人たちが豊かに暮らす、真の循環社会を実現したい。一過性の課題解決プログラムではなく、地域や企業のみなさんとつくり続けていきたい。大崎から世界の未来を、共にデザインしましょう。

・協議会担当者 齊藤智彦 (大崎町SDGs推進協議会 / 合作株式会社 代表取締役) 

この度、新たにプログラムディレクターにKESIKIにご就任いただいたこと、VI及び名称が決定したことを大変うれしく思っております。

協議会では、ここまで4期にわたり、特に環境・サーキュラーエコノミー分野に重点を置き、事業を推進しておりました。これにより、大崎リサイクルシステムの環境評価や、企業と連携した商品開発など様々な成果が生まれました。

2025年度からは、そうした環境分野に加えて、より住民の暮らしに寄り添った、循環型のまちづくり(サーキュラービレッジ・大崎町)の実現に向けて、社会面・経済面の活動を強化してまいります。そうした、地域から新しい動きを生み出す原動力として、協議会として、改めてクリエイティブの力に注目しております。

この度、カルチャーデザインファームのKESIKIにプログラムディレクターに就任いただいたことにより、住民を始めより多くの皆様にサーキュラーヴィレッジ実現に向けた新たな動きを届けていけることを楽しみに思っております。引き続き皆様からの応援をいただければ幸いです。

  • 協議会担当者

    齊藤 智彦 (大崎町SDGs推進協議会 / 合作株式会社 代表取締役)

中国北京の中央美術学院にて彫刻を専攻。国内外で創造性と社会・地域の関係をテーマに活動を展開。

2019年総務省地域おこし企業人交流プログラムにて、鹿児島県大崎町役場に出向。公民連携・SDGsを推進する政策補佐監に就任。

2020年大崎町に合作株式会社を設立。翌年には大崎町・民間企業とともにサーキュラーヴィレッジ大崎町を推進する、大崎町SDGs推進協議会を設立・参画。協議会の専務理事(業務執行責任者)として、第一フェーズ3カ年の事業を牽引。現在は本事業の担当を務める。

・KESIKI について

KESIKIは「やさしさがめぐる経済をデザインする」ことをミッションに、2019年11月に設立したカルチャーデザインファームです。中央官庁から大企業、中小企業、地方自治体などと共に、多様なバックグラウンドを持ったメンバーがデザインアプローチを用いて、社会の課題解決や価値創造を行っています。

KESIKI公式ウェブサイト https://kesiki.jp/

KESIKI公式ブログ https://note.com/kesikijp

KESIKIフェイスブックページ https://www.facebook.com/KESIKI-110182390642012

・プログラムディレクター

石川 俊祐(代表取締役 Chief Design Officer)

ロンドン芸術大学連合 Central St. Martins卒業。パナソニックデザイン社、英国のデザインファームPDDなどを経て、IDEO Tokyoの設立に従事。2019年、KESIKI設立。大学や企業、経済産業省などと協力し日本におけるデザイン思考の導入と浸透に携わる。多摩美術大学クリエイティブリーダーシップ特任教授・プログラムディレクター/北海道旭川市チーフデザインプロデューサー。著書に、日本人の創造性を説いた「HELLO, DESIGN 日本人とデザイン」がある。

九法 崇雄(代表取締役 Chief Narrative Officer)

一橋大学商学部卒。NTTコミュニケーションズを経て編集者に。「PRESIDENT」副編集長、「Forbes JAPAN」編集次長兼ウェブ編集長などを務める。2019年、KESIKI設立。企業や官公庁のありたい姿を描くパーパスやナラティブ策定を通じたカルチャー変革、ブランディングなどのプロジェクトを主導する。鹿児島市で生まれ、小学生時代を大崎町に隣接する鹿屋市で過ごす。

大貫 冬斗(Director, Org/Business Design)

早稲田大学卒。コーネル大学ジョンソン経営大学院修了。ホスピタリティ業界における事業開発・再生の経験を持つ。2019年、創業メンバーとしてKESIKIに参画。組織文化デザインとプロダクト・サービスデザインを両輪でリードしながら、企業や行政の変革に伴走している。多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラムの開発に携わり、現在は特任講師を務める。

■一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 概要

一般社団法人大崎町SDGs推進協議会は、20年以上、⼤崎町がつみかさねてきたリサイクルの取り組みを土台に、循環型のまちづくりを、より多面的に展開するため、多様な主体がパートナーシップを組み、2021年4月に設立されました。それぞれのステークホルダーが強みを⽣かすことで、一つの自治体だけでは成し得ないさまざまな課題の解決に、責任をもって取り組んでいきます。

所 在 地 :鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441 ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 管理棟2F

代 表 者:千歳史郎(代表理事)

事業内容 : 12年連続を含む合計15回リサイクル率日本一を獲得した大崎町を舞台に、多様なパートナーと協働して研究開発・人材育成・情報発信などに取り組み、サーキュラーエコノミーと言われる「循環型のまちづくり」を推進する。

設  立:2021年4月

U R L:https://osakini.org/

■鹿児島県大崎町とは

⼤崎町は広⼤なシラス台地が広がる⾃然豊かな⼤隅半島に位置し、⾃治体としてこれまで12年連続を含む、合計15回リサイクル率日本一を達成し、「ジャパンSDGsアワード」内閣官房長官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「⼤崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる湧⽔で育む農畜産物は、⽣産量も国内最⼤級ながら、⾼い品質を求め常に挑戦し続けています。

U R L:https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/

大崎町の企業版ふるさと納税に関して

https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/ke_kikaku/kigyoubannhurusatonouzei.html

大崎町SDGs推進事業に関して

https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/ke_kikaku/sdgs.html

<本プレスリリースに関するお問い合わせ>

一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 

Tel: 099-478-1487/Mail: pr@osakini.org 

担当者:大保

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会社概要

URL
http://osakini.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
鹿児島県曽於郡大崎町菱田 1441ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅管理棟2F
電話番号
099-478-1487
代表者名
千歳史郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年04月